角。 2003/10/12
〜 物 欲 岩 崎 の 購 入 日 記。 〜
ドルビーデジタル・DTSデコーダー搭載AVレシーバー
SONY STR-VZ555ES を購入!
製品画像
( 更 新 中 )
2002年11月10日(日)発売  定価オープン価格
2003年2月10日(月)購入  購入価格129,800円

製品情報 : http://www.ecat.sony.co.jp/visual/avamp/products/index.cfm
【更新中】

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色あせていったSTR-V828X。
参考画像。  1人暮らしを始めた時に、5.1chを実現するためSONYのSTR-V828Xを購入しました(左図)

 特にSTR-V828Xにこだわりがあったワケでは無かったのですが、その時に利用していたスピーカー(WS-T505)と同じクラスだったんですよね。
 また、デザインが良かったのもSTR-V828Xを選択する理由の1つでした。

 こうして我が家にも5.1chだ!と喜んでいたのですが、しばらくするとMPEG-2 AACDTS-ESなど新しいサウンドフォーマットが登場し、日に日にSTR-V828Xが色あせて来てしまったんですよね…。

 さらに、本格的に使いこなすようになってくると、ビデオやコンポなど接続する機器が増えてきます。そうなると入力端子なども足りなくなってくるので、新しいAVレシーバーが欲しいと考えるようになったんですよね。
 その為、次はどんなAVレシーバーが発売になるのか?と期待していたところ、2001年末にSTR-VA555ESが登場しました。

 型番からも判る人も居ると思いますが、これはSONYの高級オーディオコンポーネントであるESシリーズの1つで、徹底した高音質設計がポイント。
 その為、新しいサウンドフォーマットへの対応はもちろん、新開発のDSPなどのを搭載し、コンポーネント映像入出力端子を装備するなど非常にパワーアップしています。

 さらに液晶部分が2行表示になるなど、デザイン面でも非常に魅力的なAVレシーバーだったんですよね。
「見送る」という賭け。
参考画像。  よりパワーアップしたSTR-VA555ESの登場により、いよいよAVレシーバーの買い替えを考える自分だったのですが、完璧とも思えるSTR-VA555ESにもいくつか問題がありました(左図)

 まず1つが、リモコンのデザインが悪いというコト。
 バックライト付きの大型液晶は嬉しいし、AVレシーバーからの信号も受信する双方向のリモコンというのも素晴らしいのですが、デザインがどうも好めなかったんです(右下図)

参考画像。

 基本的にデザインを重視する自分としては、リモコンのデザインが悪いのは非常にマズいコトでした。初代ハードディスクレコーダー(SVR-715)も、リモコンのデザインが悪いために購入を諦めたくらいです。

 しかし、SONYのAVレシーバーには数年ほど前からこのリモコンが利用されていた為、これは諦めるしか無い感じだったんですよね。

 また、6.1chがメインで、7.1chに対応していないというコトも重大な問題でした。
 その頃から、既に7.1chの実現を目指していた為、6.1chでは物足りなかったんですよね。

 一応、接続を工夫するコトで7.1chにも対応できるのですが、それには別途ステレオパワーアンプが必要だったりと、いまいちスマートな対応方法では無かったんです。

 そこで、STR-VA555ESを見送る賭けに出てみました。
 次に発売されるAVレシーバーこそは、本格的に7.1chに対応していると信じてみるコトにしたんですよね。

 それから1年後、ついに新しいAVレシーバーSTR-VZ555ESが発表され、さっそく仕様を確認してみたところ見事なくらいに予想が的中!
 新しく発表されたSTR-VZ555ESは、7.1chに対応しているだけではなく、リモコンのデザインも一新されていたんですよね!!

 また、DTS 96/24など、さらに新しいサウンドフォーマットにも対応しているし、まさに待った甲斐のあるAVレシーバーに仕上がってくれました。
 その為、STR-VZ555ESの購入が即決定!東京への引越しと同時に、スピーカー(SC-T7L-K)と一緒に購入したんですよね。
ココが魅力!
リモコンのデザインに革命!
参考画像。  これまでのAVレシーバーに付属していたリモコンは、正直どれもデザインが微妙で、購入を見送ってしまう原因の1つにもなっていました。

 しかし、STR-VZ555ESでついにデザインが見直され、非常にまともなデザインになったんですよね(左図)

 これまでのSONYのリモコンと比較すると、少しタイプの違うデザインなのですが、高級感を感じるようなデザインになったと思います。

 また、これまでと同じように双方向リモコンとなっています。

 その為、リモコンから信号を送信するだけではなく、本体からの信号を受信するコトが出来るんですよね。

 これにより、本体の情報がリモコンの画面に表示されるようになるので、現在選択されているファンクションなどがスグに分かる様になっています。
様々なオーディオフォーマットに対応!
参考画像。  これまで利用していたSTR-V828Xは、ドルビーデジタルDTSくらいしか対応していませんでした。

 もちろん、これだけでも十分利用するコトは出来るのですが、ホームシアターが一般化してくると共に様々なオーディオフォーマットが登場してきたんですよね。

 7.1chのDVDビデオを楽しむ為のドルビーデジタルEXDTS-ES、BSデジタル放送を楽しむためのMPEG-2 AACなども登場してきました。

 もちろんSTR-VZ555ESは、これらのオーディオフォーマットに対応し、より高音質なDTS 96/24にも対応しています(左上図)

 これは5.1ch全てを96kHz/24bitという、音楽CDとは比べ物にならない程の高音質を実現した規格なんですよね(音楽CDは44.1kHz/16bit)

 その他にも、ドルビープロロジック2DTS NEO:6などのオーディオフォーマットに対応し、様々なソースを再生するコトが可能となりました。
7.1chを活用せよ!
参考画像。  STR-VA555ESでは6.1ch止まりでしたが、STR-VZ555ESでは念願の7.1chに対応しています。

 これにより、より立体的で臨場感溢れる表現が可能になったんですよね。

 また、ドルビープロロジック2DTS NEO:6などのオーディオフォーマットにも対応しているのもポイントです(左上図)

 せっかく7.1chの環境を整えても、音楽CDやテレビの音声など まだまだ2chで記録されている音声を再生するコトが多いと思います。

 しかし、これらの機能を利用すると2chの音声を4chや6chで再生するコトが出来るので、マルチチャンネルのシステムを最大限に利用するコトが可能なんですよね。
小さな魅力!
 ・シャッター付き光コネクタ採用!

 ・192kHz動作のD/Aコンバーター搭載!

 ・オンスクリーン機能搭載!

 ・コンポーネント入出力に対応!

 ・液晶が2行!

 ・特定のファンクションに、他のファンクションの音声入力を割り当てるコトができる!

 ・SN比を大幅に改善するOPプロセッシング搭載!

 ・−!

 ・−!

 ・−!
ココがイマイチ。
奥行きのある本体。
参考画像。  STR-VZ555ESは、奥行きが465mmもあり、かなり設置場所が限定されてしまう感じです(左図)

 さらに、本体の奥行きに加えてコードを接続するための余裕も欲しいので、実際は550mmくらいは必要なんですよね。

 しかし、一般的なAVラックなどは奥行きが450mm前後なので、余裕をもって収納できるAVラックを探すのに非常に苦労した感じです。

 もしAVラックなどに収納しようと思っているのなら、ちゃんと収納できるかを確認してから購入した方が良いカモ知れませんね。

 ちなみに自分は、ハヤミ工産のB-5307というAVラックを購入しました。
小さなイマイチ。
 ・コンポーネント映像をS端子や通常の映像信号に変換できない。

 ・コンポーネント映像にはオンスクリーン機能は働かない。

 ・リモコンの操作性は癖がある感じ。

 ・−。

 ・−。

 ・−。
STR-VZ555ESのまとめ。
参考画像。  音にこだわりがあるワケでもないので、正直1万円クラスのAVレシーバーでも問題ないのですが、より機能的なモデルが欲しかったのでSTR-VZ555ESを購入しました。
 具体的な音の評価が出来ずに本当に申し訳ないのですが、やはり自分で確認するのが1番良いと思います。

 

 

 更新中...
次回作への要望。
参考画像。  7.1chにも対応し、リモコンのデザインも一新され、これまでの欠点が見事に無くなったSTR-VZ555ESですが、利用しているうちに映像系機器の入力端子の少なさが目立ってきました。

 STR-VZ555ESには、DVビデオデッキやハードディスクレコーダー、DVDプレーヤーやゲーム機など、様々な機器を接続しようと思っているのですが、映像系の入力が5系統しか無いんですよね。

 もちろん5系統もあれば十分なのかも知れませんが、そのうちビデオは2台までしか接続するコトが出来ません。特に今まで利用していたSTR-V828Xがビデオを3台接続するコトが可能だっただけに、ますます残念です。
 次回作ではビデオを4台くらい接続できる様な、余裕を持った設計にして欲しいですね。

 また、DVDデッキなどを接続するコンポーネント出力端子に接続した映像にはオンスクリーン表示がされないのも残念な所です。
 7.1chなどのサラウンドを楽しむのは、DVDビデオなどを観る時が1番多いと思うのですが、その時に肝心のオンスクリーン表示が無いのでは、イマイチ意味がないような感じです。

 そして、リモコンの操作性も改良が必要なのではないかと思います。

 慣れれば問題ないのかも知れませんが、かなり癖のある操作性なので、より直感的に操作できるようにしてもらいたい感じですね。
 各ボタンの役目を明確にして、日本語が表示できるようになると便利になるんじゃないかと思います。

 更新中...
STR-VZ555ESの総合評価。
項目 評価 コメント
デザイン ★★★★★ 本体のデザインも良い感じですが、リモコンのデザインが一新されたのは非常に嬉しい所ですね。
機能 ★★★★ 7.1chや様々なオーディオフォーマットに対応するなど、一通りの機能は備えていると思います。
操作性 ★★★ 特に戸惑う部分も無かったのですが、リモコンの操作性は少々癖がある感じでした。
価格 ★★★★ 高すぎず安すぎず、機能に見合った価格設定になっているんじゃないかと思います。
自慢度 ★★★ 普通の人は購入しないと思うので、あまり自慢する機会は少ないと思います。あえて自慢するならAVレシーバー単体ではなく、7.1chのシステム全体って感じですかね?
総合評価 ★★★☆ 平均点数3.8点。 リモコンが一新されたコトは非常にポイントが高いです。それだけでも購入決定!?
PEG-NR70Vのために購入した周辺機器一覧。
メーカー 名称 型番 購入価格 税込
SONY AVレシーバー STR-VZ555ES 129,800円 136,290円
DENON スピーカーシステム・トールボーイ(ブラック) ×2 SC-T7L-K 79,600円 83,580円
DENON スピーカーシステム・センター(ブラック) SC-C7L-K 31,800円 33,390円
DENON スピーカーシステム・ブックシェルフ(ブラック) ×4 SC-A7L-K 63,200円 66,360円
DENON スーパーウーファー(ブラック) DSW-7L-K 55,800円 58,590円
HAYAMI AVラック(BIGAROシリーズ) B-5307 44,000円 46,200円
DENON スピーカースタンド ×2 ASS-80-K 19,980円 20,979円
DENON スピーカーケーブル(15m) AK-1000 3,000円 3,150円
SONY 光デジタルケーブル(2m) POC-20A 2,400円 2,520円
合計 14点
429,580円
451,059円

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