2000/05/27

ガイサックヘリック共和国軍サソリ型ゾイド
RZ-002 ガイサック編



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…という事で、まずはガイサックを作成したいと思います。
結構カッコイイ感じだし、なにより簡単に作れそうだったしね。

…とはいったものの、8月28日の発売以降未だに一度も店頭に並んだ所を見た事が無いんですよねぇ〜(泣)。
なんて思っていたら、9月30日の第2弾のゾイドの発売日に一緒にハローマックに入荷した為、見事に入手する事ができました!!
…って事で、完成した時の雰囲気と1つ1つの部品を見る為に2体のガイサックを購入し、早速3DCG化(モデリングと言うらしい)する事にしましょう!!(^-^)/
ちなみに使用するソフトは初心者でも簡単に扱えるエクス・ツール社のShadeと言うソフト。
なんだかこんなコーナーを持ったりするとShadeの上級者かと誤解する人もいると思うんですけど、実はかなりの初心者で今までにまともに作成したものも数える程しかありませんし、かなり単純なものです。(^x^;
とりあえず、ホームページにも何かコーナーが欲しいなって事と、皆に上達ぶりを見てもらって様々なアドバイスなんかを貰おうと思って、こんなコーナーを作ってみたってワケです。

…という事で、早速モデリングを開始したいと思うんですが、一気に高度な技で作成する事はできないので、取扱説明書通りに1つ1つ部品を作っていって組み立てて行くという方法を取る事にします。
とりあえず何日かかるか解りませんけど、早速作ってみる事にしましょう!

【1】パワーユニット(モーター)とA1・A2の作成。

…で、まずはパワーユニット(モーター)と、A1・A2の作成です。
A1・A2って言うのはゾイドを作成した人は解ると思いますが、部品を区別する為の番号です。
さすがに部品1つ1つを紹介するとページがかなり重くなってしまうので、ガイサックを持っている人は是非説明書を見ながら見る事をお勧めします。
また、残念ながらガイサックを持っていない人は、こんな部品があるんだなって事で流し読みして下さい。とりあえず見かけが上手くいくかどうかですからね。

パワーユニット(モーター)…という事でこれが早速作成されたパワーユニットです(笑)。
かなり手抜きっぽいですが、ゾイドのプラモデルを3DCGで再現するのでは無くて、ゾイドというキャラクターを再現するので、ゼンマイを巻く部分は作っていません。
さらに、動力を伝える部分は全部最終的に隠れてしまうので、ココも作成していません。
隠れてしまう部分を作成していたら時間も手間もかかりますし、レンダリングの時間も増えてしまいますからね(言い訳(笑))。
ちなみに画像が汚ないのは、サイズを小さくする為に減色をしたからです。
いずれ結構いい感じの所まで言ったらもっと大きくて綺麗な画像を載せるつもりです。
こんなパワーユニットをデカイ画像で表示されても困るでしょ?(^x^;
せっかく読み込んだのになんじゃこりゃ?!ってなっちゃうしね。
…で、次は、部品A1・A2の作成です。
1これはモータを挟むものなので、本当は真中に穴があいているのですが、モータを実際に挟んでしまうとその穴も意味が無くなるので、またもや省略して、左の様に感じになりました。
奥の方の3個の凸は実は斜めにカットしてあるので結構難しかったですね。
A1・A2の先の拡大部分また、先の方は右の図の様に結構凝っています。
この部分は頭部の付け根になるから結構目立つんですよね。
ちなみにこのボコボコはバンプという処理方法によって作成しました。
白や黒の画像を貼り付けて、その色の明るさによってちょっとした凹凸を付けられると言う結構便利な機能です。
黒でぬった部分は凹んだような感じになって、白く塗ったっ部分が浮き出てきます。もちろん、灰色の部分はそのままですね。
皮膚のシワ等にも使用するとかなり便利です。

【2・3】動力を足に伝えるA6・D5・D7の作成。

…で、次は動力を足に伝える部品、A6・D5・D7の作成です。
実際、動力はD5・D7の部品が左右の足に伝えて、この部品をA6が押さえている感じです。
また、A6は左右ともどちらに使用してもOKなので同じ型番で左右の足で2個あります。
とりあえずD5・D7はA6の部品であまり見えなくなってしまうので形だけを作成して、A6は一応体になるので、ちょっと細かい部分まで作成します。
キャップさらにココで、この様なゴム製のキャップが出てきます。
ゾイドではパワーユニットがある事から解ると思いますが、可動部分があるので、普通のプラモデルの様にカチッ!っとハメてしまうと動かなくなってしまいますよね。
だから、この様なキャップで部品が取れないようにして組み立てていくんです。

2…でまぁ、そんなこんなで作成したのが右の図です。
結構良い感じでできているでしょ???(^^)v
もちろん、今の自分には、こんな複雑なものを一気に作成する事は不可能に近いので、単純な形の物を複数繋ぎ合わせてやっとこの形を形成しています。
この間に【1】で作成した部品が挟まります。
また、キャップだけは全部で16個も存在するので既に着色済みです。
特に変更の予定はありませんし、あとから色を変更する事もあんまり無いと思いますからね。
しかし、ガイサックそのものの色はプラモデルのガイサックに似せるつもりはありません。
一応参向にはしますけど、どっちかって言うとアニメ系の派手なカラーリングになると思います。

【4】足を動かすD9・D10の作成。

…で次はいよいよ第一関門の足を動かす部品D9・D10の作成です。
この部品には【3・4】で作成したD5・D7の部品に付けて、最終的に足が付けられます。
ガイサックはサソリ型のゾイドです。つまり足が合計8本もあるワケなんですよね。
その足を『上手く』動かして前進させる為にこの部品があるワケです。
…もちろん、8本を上手く動かすワケですか部品も自然にややこしくなり、結局わかり辛いと思いますが、
4…こんな風になったワケです。
大体形は『A』という感じで、片方の『A』の下のちょこちょこ2つのうち1つが、もう片方の『A』の上の穴から出てくるという状態になっています。

……解ります??(^x^;

正直な所、もうガイサックを一度も作った事が無い人や、ゾイドを知らない人にとっては何処がどうなっているんだか解らない状態だとは思います(笑)。
もしかすると、下手くそ過ぎて、ガイサックを作った事がある人もそんな部品あったっけ?状態だと思います(爆)。
しかし、頑張っていよいよ次は足の取り付けです。
もうちょっと形が出来てくればそれっぽく見えてくるでしょう。

【5・6】遂に最大の難関っぽい部品B11・C12の作成。

部品B11・C12と言うのは足の事で、C12は左右の前足でB11は残りの6本の足なんですが、これが非常にややこしい形をしていてかなり難しく、どうモデリングして良いのか解らなかったのですが、かなり細かく部品を分けて、1つ1つ作っていく作戦を取った結果、遂に完成!!(泣)
B11拡大B11…という事で、頑張った結果がこれです。
間接ごとに部品が細かく分かれていて、向かって左側のパイプ意外は、バンプ処理等を使わずに全て1つ1つ手動で凹凸を付けたものです。
これを元に一部の部品を加工してC12を作成し、8本をバランス良く並べて、下にキャップを取り付けたのが右の図です。
実際C12は、B11よりも一回り小さいのですが、実際に小さくしてみると結構格好が悪くなったので、B11と同じ大きさにしてあります。
いよいよ『らしく』なってきたって感じで、レンダリング時間やその他の処理時間も微妙に遅くなりました。

【7】上部の武器A3・A4・E15の作成。

ココでは、スモークディスチャージャー等の背中に背負っている武器の作成をします。
この部分は、付属の重装甲パーツによって変わるのですが、今回は頭部のみにF22の重装甲パーツを使用して、他は標準の武装でモデリングします。
よって、使用する部品は、A3・A4(2個)・E15になりますね。
A3・A4・E15スモークディスチャージャーで、これが風邪で苦しんでいるにもかかわらず頑張ってみた結果。
やはり上の部分になるだけあって、嫌でも目立つので、かなり細かい部分まで作成されています。
そして右の図は、噂のスモークディスチャージャーの拡大図。
もちろん横のボコボコの数もあっています(笑)。
…特に難しいモデリングではないと思っていたのですが、結構時間がかかってしまいました。
特に、E15の両側に付いているA4の部品にはちょっとだけ苦労しちゃいましたね…。
E15は大変でしたけど難しくはなかったんですが、A4は円柱のような部分が欠けていて、そのなかからボコボコの部分が見えるようにしなくちゃいけませんでしたから、結局ブーリアンレンダリングとやらを使用する事になりました。
このブーリアンレンダリングってのは、例えば立方体から丸い球の形をくり抜くといった事ができる機能で、今回もこれを使用して簡単にA4のちょっと複雑な部分を作成したのですが、僕はどうもこの処理を使用するのが嫌いなので、あんまり使用したくはないんですよね…。
色々あるんですけど、一番の理由は丁度その上に何かのオブジェクトが重なった場合に、その部分もくり抜かれたりと影響が出てくるからです。
もちろん、影響を受けないように設定できるんですけど、イチイチそうやって設定していくのも面倒だしね…。
多分上手い方法があるんだと思うんだろうけど、とりあえず今の自分の状態ではあんまり多用はできません。

【8】尾等後部の部品A8・E16・E17・E18の作成。

…って事で、いよいよサソリの一番のポイントである『尾』の作成です。
ハサミはカニにも付いているし、やっぱりサソリだぜ!と言うにはこの反り返った尾が無いとね。
まず、尾と体を繋ぐE16とアクセサリーのA8、さらに尾であるE17とサソリの針の部分になる武器(ビームライフル)E18と4つの部品を作成する事になります。
足を作りきった自分にとっては、尾だって作れるぜ!という意気込みだったのですが、いざ作ってみると意外に大変なもので、結局この尾の作成までに数日かかってしまいました(泣)。
まぁ、この時期は年末年始って事もあるし、自動車免許を取り始めたって事もありなにかと忙しかったのですが、休日を利用して一気に作成!!
A8・E16・E17・E18そして完成したのが左の画像です。
ちなみに上のビームライフルだけでも約5時間近くかかってしまいました(泣)。
とにかく部品部品の作成も細かくて大変だったのですが、1番大変だったのは何て言っても『バランス』。
今でもビームライフルのバランスが取れていませんが、これでもなかなか良くなって来た方ですね。(^_^;
それと尾の1つ1つの関節??らしいものも全て微妙に違うので大変でした…。
また、この時点に来て、足がちょっと小さかった事が判明(爆)。
もうちょっと高さを加えて、外に広げておけば良かったです…。
もちろん今頃どうこう言っても仕方ないので、とりあえずこのまま進めて行きましょう…。(;_;)

【9】F20・F22・フードでコックピットの作成。

いよいよ大詰め。次はコックピットの作成です。
予定としてはコックピットのフードをアニメの様に黄色等で不透明にせず、薄っすらと中が見えるようにしたいので、中の操縦席等を作成しなくてはなりません。
もちろん、そんなに細かい部分までは作成しませんが、プラモデルの様なコックピットくらいは作成したいと思います。
コックピット…って事で、これが完成品。
減色してしまったので解りにくいんですが、予定通り中が薄っすらと微妙に見えています。
とにかく今回は中の部分の作成もあった為、今までの様にその側の形さえなんとかすればと言うワケにもいかず、結構苦労しました。
特にフードの部分は、辺に厚みを付けてしまうとその厚みの部分が出てきてしまうので、セコいんですが、面だけで作成しています。
ですが、Shadeでは面だけで複雑な凸凹を付けてしまうと正しくレンダリングされない為に、これまた一苦労で、結局面を複数個に分けて、なんとか作成する事ができました。
もちろん、かなり大雑把ですがコックピット内部の椅子もしっかり作ってあります。(^^)v

【10】ハサミであるC13・C14とE19の作成。

遂にモデリングの最後の工程を迎えるガイサックの3DCG化。
これまた最終の工程に相応しく、ハサミであるC13とC14は足並みにちょっと複雑な形をしています。
また、尾並に目立つ部品なので、これまた結構細かい部分まで仕上げなければなりません…。
C13・C14・E19…と言う事で、色々あって午前6時に起きてしまった日曜日を利用し、気合を入れて一気に作成したのが、右の図です。
ハサミを押さえる部品であるE19の作成を頭に合わせて完了させ、それにあわせて右のハサミC13を根元から作成していって、最終的にハサミを仕上げ、それを反対側にコピーしてC14を作成しました。
もちろん、微妙に斜めになっていて、E19の先の部分に丸みを持たせてあるのがポイントです。
時間がゆっくり取れた為か解りませんが、意外にあっさりと作成する事ができましたね。

【A】着色や質感の設定。

着色前の状態…と言う事でモデリングが一通り終了したのですが、左の図を見てもらえば一目瞭然。
かなり全体的バランスが悪いです(笑)。
カメラの位置でなんとか誤魔化している感じですが、もうちょっとずれるとアチコチ粗が出てきてしまいます…。
部品部品は頑張っていたのですが、テンプレートが使えなかったので、近くの部品を頼りに大体の大きさでモデリングしていくという方法が悪かったみたいですね。(^x^;
一応それなりに調整はしたのですが、やはり何事にも限界と言う物があるみたいです(笑)。
また、上の方でも書きましたが、キャップやフード等一部の部品は既に着色済みですし、バンプ処理も行ってあるので、この工程でやるのは全体的な質感を作成して、部品ごとに着色するのみ。
それに、モデリング時にAやB等プラモ同様に部品部品を区別していたので着色も簡単にできそうです。
気持ち的には単色で着色せずにテクスチャを細かく部品ごとに作成して貼り付けていきたい所だけど、さすがにそこまでの気合は残っていないので、今回は単色にて着色したいと思います。
その後、暇を見て手を加えれば良いでしょう。

質感…で、まずは質感を決めるワケだけど、ゾイドってのは設定上、機械生命体である訳で、表面は金属な訳ですよね。
つまり、表面の質感は金属っぽい感じに決定!!また、日々戦っている訳で、少し金属感を失った感じも欲しいです。
…と言う事で、頑張った結果が左の図…。
とりあえず、金属って事でちょっとメタリック感を増やして、反射を微妙に付けて、光沢を大きめにしてみました。
何処が金属?何処が戦っている感じ?って感じですけど、まぁ細かい事は気にせずに行きましょう(笑)。
よくみると金属に見えない事もないです。



現在の作成状況現在の作成状況。

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