ハードディスクビデオレコーダー SONY SVR-515 を購入! ★ ★ ★ ★ ★ 2001年5月20日(日)発売 定価オープン価格 2001年5月10日(木)購入! 購入価格128,000円 |
それに僕はあまりテレビを見ながら作業を行うコトは苦手なので、忙しくなるとパソコンに集中してしまい、テレビを見る時間がサッパリ無いんです。
また、見たい番組がかなりの確率で『今日の日記』を書く時間と重なってしまうので、『今日の日記』に集中してしまうと、全然テレビを見るコトが出来なくなってしまうんですよね…。
その為、見たい番組はビデオに録画して、土日にゆっくり見ようと思っているんですが、さすがに1週間分ともなるとすべての番組を予約するコトが難しいので、特定の番組しか録画するコトが出来ないので、より気軽に、そしてより大量に録画するコトができるビデオレコーダーの登場を待ち望んでいました。
丁度、この頃はDVD-RAMビデオレコーダーなども発売され始めていた頃だったんですが、今ひとつ決め手になるモノが欠けている感じで、あまり魅力が無かったんですね。
ハードディスクビデオレコーダーと言うのは、その名の通りハードディスクに映像を保存するビデオレコーダーなんですが、記録メディアにハードディスクを選択するコトで、今までのビデオデッキでは実現するコトが出来なかったコトが可能になるんです。
例えば、VHSテープのように巻き戻す必要も無いので、録画したい時にボタン1つでスグに録画するコトが可能だし、頭だしもボタン1発で可能なだけではなく、実際の画像を確認しながら頭だしを行うコトが可能です。
それにデジタルデータで映像を保存するので、何度再生しても画面が劣化しない等、数え切れない程の魅力をClip-Onは実現したんですよね。
同じビデオに何度も録画しているリピート派の僕には、まさにピッタリの商品です。
しかし、頭だし不要や劣化しない等の利点は、既に発売されているDVD-RAMビデオレコーダーでも同じコトだし、ハードディスクビデオレコーダーはハードディスクを交換するコトが出来ないので、大量に録画するコトが出来ず、もしかするとDVD-RAMビデオレコーダーの方が優れているかも知れません。
ところが、ハードディスクとDVD-RAMには『速度』と言う大きな違いがあり、ハードディスクはDVD-RAMとは比べ物にならないほど、高速に読み書きするコトが可能なんですよね。
この高速性を利用するコトで、なんと録画中の番組を最初から再生する『追いかけ再生』を実現!!
例えば、9:00から始まるドラマを録画しておいた時に、9:30分に帰ってきてしまうと途中から見るか悩んでしまうんですが、Clip-Onなら、録画中にも関わらず番組の最初から再生が可能なので、悩まず最初から見るコトが可能です。
VHSには絶対実現するコトが出来ない、21世紀のタイムシフト。それを実現するのが、SONYのClip-Onなのです!
そうして、約3ヶ月後に今度はVictorから、ハードディスクビデオレコーダーとS-VHSがダブルで搭載されているハイブリッドハードディスクビデオレコーダーが188,000円で登場(HM-HDS1)。
さらに2001年3月16日にはPioneerから、ついで3月20日にはPanasonicからも、BSデジタルハイビジョンチューナーを搭載したハードディスクビデオレコーダーが登場するなど、SONYのClip-Onを皮切に、様々なメーカーから様々なハードディスクビデオレコーダーが登場してきました。
しかし、どのハードディスクビデオレコーダーも見事なくらいデザインが悪く、S-VHSやBSデジタルハイビジョンチューナー等、無駄な機能が搭載されていたのであまり魅力が無かったんですが、2001年4月27日にTOSHIBAからDVD-RAMビデオレコーダーを搭載したハードディスクビデオレコーダーが登場!(左図)。
DVD-RAMビデオレコーダーなら、まさにこれからの『標準』なのでハードディスクビデオレコーダーと一緒に購入する価値が十分あるし、なにより一体型になっていので、ハードディスクからDVD-RAMなどへのダビングに強いんですよね。
単純にDVD-RAMビデオレコーダーが欲しければ、あとから購入するコトが可能だし、その方が機能的にも優れていると思うんですが、その場合はどうしてもS端子などでしか接続するコトが出来ないので、1度アナログデータに変換されてからダビングされるコトになり、かなり画質が劣化してしまいます…。
しかし、一体型の場合ならデジタルデータのままダビングするコトが可能なので、一切劣化が無くダビングするコトが可能と、まさにこれからのデジタル時代を生き抜く為の必需品なんですよね!
それに、SONYはDVD+RWの普及を進めている以上、SONYからDVD-RAMビデオレコーダーが発売される見込みは無いので、DVD-RAMビデオレコーダーは他メーカーと考えていたし、空き容量にピッタリ録画されるように非常に画質を細かく選択できるし、タイトル名などに漢字の入力が可能など、270,000円じゃ安いくらいの高機能なんです!
ところが非常に残念なコトに、このリモコンも嫌いな両面式で、リモコンのデザインもどうしても納得できなかったので、購入を断念…。本体のデザインは良かったんですが、リモコンはよく使用するし手元に置いておくだけに妥協はしたくないんですよね…。
ですが、このClip-Onは、普及モデルとして発売された安価版の為、いつも上位モデルばかり購入する自分なら狙うハズのないランクなんですよね…。
ところが、上位機種にあたる従来のClip-Onとは、フロントパネルの素材がアルミパネルからプラスチックモールドへ変更され、Gコードによる予約が不可能になっただけで、最上位モデルとなんら変わらないモデルとなっているんです。
デザイン重視の自分としては、フロントパネルの素材が変更されたのが痛い感じなんですが、実際はそんなに変わらないみたいだし、今まで持っていたビデオがGコードに対応していたものの1回も使ったコトが無いのでGコード予約も不要。
そうなると、安価版と言っても新しいClip-Onの方が良い感じだし、改良モデルなので前回のバグなどが修正されている他、ハードディスクの容量が30GBから40GBと大容量化されたので、まさに僕が待ち望んでいた改良モデルなんですよね!!
…と言うコトで、発表から1週間後の2001年4月21日に購入を決定し、まだ製品が登録されていないにも関わらず、無理矢理ラオックスに予約をしてきました。
丁度、その時はバイトの昼休みを取っていた所だったんですが、こんな大ニュースが飛び込んでしまってはバイトどころではないので、その直後にバイトを切り上げその日に購入!!
ところが、まさか10日も発売されるとは思っても見なかった為、置く場所や配線なども考えておらず、アンテナコード等を買いにラオックスを3回も往復するハメになったんですが、購入してから約4時間後にようやく設置が完了しました。
そうして、ついにClip-Onとの生活が始まったんですが、まず使ってみて驚いたのが操作画面の綺麗さです。
一般のビデオデッキの各種設定の画面などは、単純で味気ない画面構成になっていると思うんですが、このClip-Onは、左図を見てもらえれば解かる通り、かなりカラフルで非常に解かりやすく、使っているだけでも楽しいですし、まさに次世代!って感じなんですよね(上が番組予約の画面・下がインデックスサーチの画面)。
もちろん、録画した画質の綺麗さは言うまでも無く、標準画質(SP)でもS-VHS以上の画質を実現していて、最高画質(HQ)ともなれば、DVD並みの綺麗な画質を実現していますし、長時間(LP)モードでもVHS以上の画質はあると思うので、とりあえず録画しておくって場合には最適ですし、Clip-Onなら、ボタン1つで画質モードを変更するコトが可能です。
また、ノイズを低減させるMIPの影響力が高く、他のハードディスクビデオレコーダーと比べても、かなりの高画質を実現していると思いますし、他のレビューなどをみてもClip-Onの画質はトップクラスにあるようです。
その中でも1番活用するのが『更新録画』と言う機能で、この機能を活用すると前回の分が削除され録画されるので、毎週録画する番組がより簡単に録画するコトが可能なんですよね。
その為、毎週見た番組を削除する手間が省けるし、削除を忘れて容量不足になるというコトも予め防ぐコトが出来るし、放送時間の繰り下がりや延長などにも対応できる『番組延長設定機能』や、古い順に消去して録画できる『自動消去モード』など、録画の際に活用できる様々な機能が搭載されているんです。
また、録画した番組を名前やジャンルで並べ替えたりするコトが出来るし、実際の画面を確認しながら再生した番組を選択できる『ビジュアルサーチ』機能も搭載しているので、大量に録画されていても、見たい番組が容易に検索するコトが可能。
さらに、画面の変化が激しい所を一覧表示して、番組の見たい場面をスグに頭だしできる『インデックスサーチ』や、120倍速再生など、番組をより快適に楽しむ為の昨日も盛り沢山!(もちろん120倍速時は音声がありません)。
その他にも、起動時に表示する画面から、チャンネルの表示方式まで細かく設定できるし、戻るボタンを使用すれば1つ前の画面に戻るコトが出来るなど、期待以上の機能と操作性で、特にどんな時でもボタン1つで録画できる快適さは、言葉では言い表せないほど快適なんですよね!!
しかし、放送局が対応していないとEPGを利用するコトが出来ない為、僕の所では無理かな?と思っていたんですが、対応している放送局が1つでもあれば全局の番組表を見るコトが出来るらしく、なんと僕の家でもEPGを利用できたんです!
EPGを利用すれば、約8日先の番組を確認するコトが出来るので、これでますます新聞が必要なくなったし、パソコンを起動していなくても番組表を確認できるようになりました。
それに、EPGを利用して録画の予約をすれば、実際に番組名を確認しながら録画が出来るので、いつものように午前と午後を間違ったりする心配もないし、録画予約の一覧表が時間だけではなく番組名も表示されるようになるので、予約の確認や整理も簡単に行うコトが出来るんですよね。
また、ボタン1つで番組の簡単な説明を表示するコトが出来るし、チャンネルを変えると放送局や番組名も表示されるようになるので、例えCM中だったとしても番組名が解かるなど、EPGだけの為にClip-Onを購入しても悪くないくらい便利な機能なんです。
もちろん、ダブルチューナー搭載で裏の裏番組まで録画OKとか、録画した番組の圧縮サイズを変更出来ると良いなど、改良して欲しい所が無いワケでは無いんですが、どれもオーバースペックで細かい機能ばかりだし、それで失敗したという部分は1つもありません。
それだけClip-Onは良質な製品だと思うし、Clip-Onを購入するコトで、僕のテレビライフだけではなく、ライフスタイル自体が大きく変化しました。
今までは、見たい番組の時間を気にした生活を送っていたし、録画する場合はビデオの残量などを考えなければならず、特番などがある時は大変だったんですが、Clip-Onなら、重ね撮りの心配も無く、EPGを使って確実に予約できるし、番組中に急用が出来てもボタン1つでスグ録画など、とにかく気になる番組は録画するコトが出来るんです。
あとは、土日にゆっくり見たり、時間が無い時は1.5倍再生など、ライフスタイルに合った使い方が出来るし、とにかく放送時間に左右されるコトが無いのが1番のメリットですね。
時間はお金で買えないモノだし、1日に24時間しか無いので、とにかく有効に活用したい僕としは、Clip-Onの購入は本当に大正解だったし、これでこの価格だったら安いくらいだったと思います。
いずれDVD-RAMの読み書き速度が高速になれば、DVD-RAMビデオレコーダーでも追いかけ再生などが出来るかも知れませんが、それはまだまだ先の話になると思いますし、今購入するならDVD-RAMよりハードディスクビデオレコーダーが断然オススメですね。
そして、ハードディスクビデオレコーダーを購入するなら、機能や操作性、そしてデザインから選んでもClip-On以外の選択肢は無いと思います。
内容 | ポイント | コメント |
デザイン | ★★★★★ | 未来的でデザイン性は最高!さらにSVR-515でリモコンのデザインが標準的になったコトも評価できます。 |
話題性 | ★★★★★ | 既にSVR-715が発売されて半年以上が経過するので話題性は半減したものの、まだまだ一般的ではないし、フライングGETしたコトもあって5点。 |
機能 | ★★★★★ | 思った以上の機能が盛り沢山で文句ナシの5点!特にEPGは最高です!! |
操作性 | ★★★★★ | とにかく戻るボタンが使いやすいし、画面が綺麗で言うコト無し。 |
価格 | ★★★★★ | この機能でこの価格は、まさに適正価格。ライフスタイルがココまで変わるなら150,000円でも高くないッス。 |
総合評価 | ★★★★★ | 平均点数5.0点!買って損をしない超良質品です!! |
メーカー | 名称 | 型番 | 価格(税込) |
SONY | Clip-On | SVR-515 | 134,400円 |
ERECTA | ホームエレクターワイヤーシェルフ(600×450mm) ×4 | H1824C1 | 12,852円 |
DX ANTENNA | CS/BS-IF・UHF・VHF/FMブースター | TCM-401-B | 9,975円 |
SONY | CS/BS対応アンテナコード(2m) ×4 | EAC-D320 | 8,400円 |
ERECTA | ホームエレクターポスト(700mm) ×2 | H28PS2 | 5,670円 |
LAOX | 延長保証料(3年) | − | 4,032円 |
Victor | CS/BS対応アンテナコード(2m) ×3 | VX-CSL120 | 6,000円 |
SONY | Hi-Fiビデオコード(3m) | YC-830CS | 3,780円 |
Victor | CS/BS対応アンテナコード(3m) | VX-CSL130 | 2,240円 |
National | 電源延長コード(1m) | WH2613TWP | 546円 |
合計 | 19点 | 187,895円 |