こんにちは。docomoの カードケータイ KY-01Lを購入してきた岩崎です。
世界最薄 & 最軽量と、まさにカードサイズ。カメラや Felicaといった機能はバッサリ切り捨て、非常にシンプルな 4Gケータイに仕上がっています。
半年ほど前に Light Phone 2を Pre-orderしてしまった身としては、投資の失敗感が否めませんが、そんなことはありませんでした。
想像以上に実用性がなく、改めて Light Phone 2 に期待が高まる結果となりました。
違約金の存在を忘れてた
本体価格に加えて、MNPの手数料や 契約解除料の違約金。
違約金の支払いをすっかり失念していましたが、代わりに 本体価格から 1万円の値引きを行ってくれるということで、最終価格は下記の通り。
項目 | 費用 |
---|---|
カードケータイ 本体価格 | ¥29,400 |
docomo 契約事務手数料 | ¥3,000 |
au MNP転出手数料 | ¥3,000 |
au 解約違約金 | ¥9,500 |
消費税 | ¥3,592 |
解約金 補填 | ¥-10,000 |
初期費用合計(税込) | ¥38,492 |
項目 | 費用 |
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シンプルプラン(ケータイ) | ¥980 |
Xiケータイパック定額料 | ¥300 |
ユニバーサルサービス料 | ¥2 |
消費税 | ¥102 |
月々サポート適用額 | ¥-891 |
月額費用合計(税込) | ¥493 |
次の更新時期が 2020年2~3月と随分と先だったので、思い切って更新を決定。
解約金の補填効果もあり、諸々の手数料も含めて 4万円以内なら妥当なところ。一括払いの効果もあって、月額費用も 500円以下に抑えることができました。
実際の使い勝手
なにより見た目のインパクトが高く、客先などでの話題作りにも最適。
音声は聞き取りやすく、電子ペーパーながらも液晶の反応も良好。Webブラウザも、予想以上に利用できました。
OSには、カスタマイズされた Androidを利用しているようです。かなりの機能が潰されており、アプリの追加なども行えません。
- ◎ 薄い!小さい!軽い!
- ○ 電子ペーパーで室外でも見やすい
- ○ テザリングに対応
- ○ IPX2準拠の防水性能
- × バッテリーの減りが異常に速い
- × 海外では利用できない
しかし、残念なのが 想像以上に持たないバッテリー。
仕様上は、待受時間 100時間、通話時間 110~160分ですが、1日持つのがやっとの状態。電子ペーパーが採用されているので かなり期待していたのですが、バッテリー容量が 380mAhと極端に少ないことも影響していそうです。
スマートフォンとは別に、通話専用の携帯としてスマートに持ち歩く。
そんな夢を描いて検討している人も多いかと思いますが、実際はスマートフォンよりも持ちが悪いバッテリーのおかげで、非常に実用性の乏しい携帯に仕上がりました。
サブで利用するにも難しい
通話とメッセージのみに特化し シンプルなカードケータイですが、実用性の無さが非常に残念。
ネタ以外で購入を検討しているのであれば、辞めておいた方が無難です。
機能としては充分ですし、質感も申し分ないのですが、バッテリーの持ちが全てを台無しにしています。
せめて 放置しても 1週間くらいは持って欲しかった。ガラケーのような使い勝手を期待していたのですが、一般的なスマートフォンよりも持ちが悪い状況です。
モデル自体に手を抜いた様子は見受けられず、丁寧に設計された様子が感じまられます。最後の最後で「世界最薄 & 最軽量」が優先されてしまい、実用性が削り落とされてしまったのかも知れません。
用途によっては、Cellularモデルの Apple Watchを検討してみるのも良さそうです。
Apple Watchなら Suicaや心拍センサーなども備わっていますし、iPhoneとの連携もスムーズ。
1世代前の Apple Watch Series 3 なら、GPS + Cellularモデルが 42,800円~。Apple Watch の方が価格は高額ですが、実用性も踏まえればカードケータイよりも費用対効果は高そうです。