こんにちは。今さらながら電動歯ブラシに感動している岩崎です。
ハイエンドモデルは 3万円も超える電動歯ブラシ。ただモーターが振動しているだけですし、プラシーボ効果や自己満足の世界だと思い込んでいました。
ところが、低価格なラインナップも存在しており、高額モデルと大差がないことが判明。
さっそく Panasonicの普及モデルを購入してみたのですが、従来の手磨きとの違いを痛感。電動歯ブラシが、こんなにも便利なアイテムだったとは。
上位モデルとは 6倍以上の価格差ですが、機能性は充分。数千円の普及モデルでも充分な洗浄能力があるので、電動歯ブラシ未経験の方は ぜひ購入されることをオススメします!
購入の経緯
最近、改めて歯医者に通い始め、数年ぶりに口内環境の改善に努めています。
電動歯ブラシも勧められるのですが、モーターが振動するだけですし、本当に効果があるのか懐疑的。10年以上前に購入した記憶もあるのですが、あまり効果を得られず良い印象がありませんでした。
しかし、周りの人も利用している人が多く※、低価格なモデルも存在していることが判明。また、低価格なモデルでも洗浄機能に大差がなく、充分な効果が得られそうです。
Panasonicの「EW-DM61」も、たったの 3,000円程度。モノは試しということで、とりあえず購入してみることにしました。
※ 実際、日本での電動歯ブラシの普及率は 20%にも満たないそうですが、岩崎がグローバル部署に異動した影響もあり、周りでの利用率が高まりました。
性能差が見えにくい比較表
現在、Doltzには 4つのシリーズが存在しています。
- DPシリーズ … タタキ振動に対応した最上位モデル
- DAシリーズ … クイックチャージに対応したハイグレードモデル
- DLシリーズ … 多彩なブラシに対応したスタンダードモデル
- DMシリーズ … 手軽に始めるスリムモデル
1番右の DMシリーズ「EW-DM61」が、今回 購入した電動歯ブラシ。
比較表を見ると 随分と機能が劣って見えますが、ほとんどが付属ブラシの比較。なんとか違いをひねり出そうとしている感じが否めません。
おまけに、DMシリーズのブラシが 1つ消えています。
この表では に 2種類しかブラシがないように見えますが、実際は 3種類。ポイント磨きブラシが存在しているにも関わらず、上位モデルとの違いを出すためか 丸がついていないのです。
付加価値で価格差を図る 上位モデル
シリーズ別の機能差が明確に出るよう、以下の比較表に整理しました。
型番 | EW-DP51 | EW-DA51 | EW-DL53 | EW-DM61 |
---|---|---|---|---|
ヨドバシ価格 | ¥ 24,590 | ¥ 16,640 | ¥ 10,560 | ¥ 3,840 |
音波振動数 | 約 31,000 /分 | 約 31,000 /分 | 約 31,000 /分 | 約 31,000 /分 |
タタキ磨き | ○ 対応 | × 非対応 | × 非対応 | × 非対応 |
リニア音波 | ○ 対応 | ○ 対応 | ○ 対応 | × 非対応 |
パワーコントロール | ○ 対応 | ○ 対応 | ○ 対応 | × 非対応 |
急速充電 | ○ 対応 | ○ 対応 | × 非対応 | × 非対応 |
防水設計 | ○ IPX7 | ○ IPX7 | ○ IPX7 | ○ IPX7 |
持ちやすさ | ○ アーチデザイン | ○ アーチデザイン | × スタンダード | ○ スリムモデル |
日本歯科医師会 | ○ 推奨 | ○ 推奨 | ○ 推奨 | - 未評価 |
電源の種類 | Li-ion | Li-ion | Li-ion | Ni-MH |
奥行き | 約 3.5 cm | 約 3.3 cm | 約 3.0 cm | 約 1.9 cm |
質量 | 約 110 g | 約 105 g | 約 90 g | 約 55 g |
最低クラスに位置する DMシリーズも、洗浄性能(ブラシ振動数)や防水設計などの実用機能に差異はありません。急速充電やパワーコントロールなどの付加価値で機能差を出しています。
歯ブラシが終わったらスタンドに置けば充電されるので 急速充電の必要性がないですし、よほど押しつけない限りパワーコントロールも不要そう。
この程度の違いにも関わらず、2万円以上の価格差があるとは恐ろしい限り。
それよりも「スリムで持ちやすい」という点に注目です。
上位モデルが 直径 3cm以上と、まるで太巻きを持ちながら歯ブラシをするような勢いですが DMシリーズはスリムかつ軽量。初めての電動歯ブラシでも、違和感なく利用できます。
お手ごろ価格で始める電動歯ブラシ
勢いで購入してみた電動歯ブラシでしたが、結果としては非常に満足でした。
磨き終わった後のツルツル感に差がありますし、舌触りが全然違います。担当の歯科医さんからも、「最近、しっかり磨けていますね」と言われるほど。
“ただモーターが震えているだけ” とか言ってしまって、本当に申し訳ない。
替えのブラシが高額なイメージもありますが、2本で 500円程度。
歯ブラシの時間も随分と短縮できましたし、こんなことなら もっと早めに購入しておくべきでした。そうすれば、今の虫歯も事前に防げたかも知れません。泣
まだ電動歯ブラシを未体験という方は、ぜひ購入してみることをオススメ。
今回は Panasonicの Doltzを比較しましたが、PHILIPSの Sonicareも同様。低価格モデルでも 洗浄能力に大差がなく、無駄に高額モデルを購入する必要性がありません。
PanasonicのEW-DM61なら 価格が安いだけではなく、本体も軽量という点も初心者向け。手磨きとの違和感も少ないので、始めやすいと思います。