iPhone XS なども発売され、改めて ワイヤレス給電「Qi」を検討されている方も多いのではないでしょうか。
価格も 1,000円台から購入することができ、Lightningケーブルを買い増すよりも費用対効果が高い可能性があります。ワイヤレスの充電に慣れてしまうと、ケーブルに繋げることが億劫でなりません。
しかし、いざ購入しようとすると鬼のように種類があることに気がつきます。
薄型タイプ、スタンドタイプ。急速充電対応から、Qi付きモバイルバッテリーまで。様々なタイプを購入し、失敗した経験から、是非スタンドタイプの魅力を感じて頂ければ幸いです。
スタンドタイプを推奨する 3つの理由
スタンドタイプを推奨したい理由は、下記の 3点。
下記にて、それぞれの詳細について記載しています。
充電トラブルが少ない
Qiは、充電側コイルと iPhone側のコイルが重なることで充電が開始されます。その為、双方のコイルが正確に重なっていないと充電することができません。
その為、少しズレていたおかげで充電できていないという事故が多々発生します。
特に平置きタイプは、ステータスランプがスマートフォンで隠れてしまうモノが多く、充電トラブルに気がつきにくいのです。
しかし、スタンドタイプは置く場所が決まっているので、とりあえず立てかけておけば基本は充電されています。
横型にも対応している(コイルが 2つ内蔵されているタイプ)なら、さらに充電ミスを防げます。
岩崎が愛用している Xingmengは、逆さまに置いても充電される安定感で、上下の確認さえも不要です。
ワイヤードの場合は、充電ケーブルが外れているなどで視覚的に充電を判断できますが、ワイヤレスの場合はスグに判断することができません。
スタンドタイプなら、充電していたつもりが、外出した途端に電池切れという事故を未然に防げます。
Face IDとの相性が良い
iPhone XSや XRにも Face IDが採用され、いよいよ顔認証が本格化してきました。
iPhoneが目の前にないと顔認証が行えないため、平置きタイプの場合、通知が来るたびに iPhoneを持ち上げるか、iPhoneを覗き込まなければなりません。
その点、スタンドタイプなら、ハンズフリーで通知を確認できます。
顔を iPhoneに向けるだけで、自動的に顔を認識し、ロックを解除、通知の内容を知らせてくれます。離席している場合は、ロックされたままなので、通知の詳細は非表示のまま。
手に取る手間だけでも面倒ですが、平置きタイプの場合は、置き直すたびに充電されているかの確認も必要です。さっきまで充電されていたのに、置き直したが故に充電がされていなかった…。
そのようなミスが手に取るたびに起こることを考えれば、もう平置きはデメリットしか感じません。
熱がこもりにくい
Qiを使い続けていると、意外に気になってくるのが 充電時の熱。
iPhone X は充電時に熱くなりやすいようで、平置きの場合、自分の熱で動作が遅くなることが多々あります。熱暴走を防ぐため、一時的に処理速度を遅くしているようです。
スタンドタイプなら立てかけているおかげか熱が逃げやすく、平置きタイプよりも熱くなることがありません。
実際、Pokémon GOを起動しっぱなしのままで平置きタイプに置いておくと、いつの間にか Pokémon GOが落ちてしまい、iPhone自体も非常に発熱しています。
スタンドタイプの場合は、滅多に落ちることがありません。
スタンドタイプのデメリット
…ということで、是非とも推奨したいスタンドタイプの充電器。
あえてデメリットを述べるとすれば、高さがあるのでスマートではないという点でしょうか。
1cm程度の薄さでスマートにデスクにおける平置きタイプと違い、どうしても かさばってしまうのは否めません。
樹脂製の方がスタンドとしては安定していますが、デスクになじませたい場合は 木目調などのファブリック素材もオススメです。
また、利用している iPhoneと異なる色にするのもポイント。
岩崎は黒の iPhoneと 黒のスタンドを利用しているのですが、一体化してしまいデスクに置き忘れることが非常に増えました。オフィスになじませ白が良かったかもしれません。
とは言え、それらのデメリットは非常に些細であり、やはり購入するならスタンドタイプがオススメ。
スタンドタイプを利用することで、Qiの手軽さや Face IDのポテンシャルを活かしきることができると感じます。