こんにちは。新しいルンバを購入したものの、とっても残念な気持ちの岩崎です。
岩崎がルンバを初めて利用したのは、15年以上も前の 2009年。直前では Roomba i2を 2年以上愛用しています。
特に不自由なく愛用していましたが、iRobot社が随分と気合の入った新商品を発売してきたので、買い替えることにしました。
ところが、掃除のたびにエラーが発生。未完成なアプリのせいで原因もわからず、対策のしようがありません。
自分で掃除をしたほうが早いのではないかという日々で、QOLは大きく低下。
幅広い製品を開発している中国メーカーのほうが、使い勝手も良い可能性が高く、シェアの低下も納得の製品。もうルンバを選ぶ時代ではなさそうです。

ほぼ失敗するロボット掃除機
岩崎は、月水金で、週に 3回の掃除をするように設定していますが、掃除が完走するのは、月に一度あるかどうか。残りの大半は途中で力尽きます。
日付 | 結果 |
---|---|
9/26 (金) | ❌ 失敗 |
9/29 (月) | ❌ 失敗 |
10/1 (水) | ⭕ 成功 |
10/3 (金) | ❌ 失敗 |
10/6 (月) | ❌ 失敗 |
10/8 (水) | ❌ 失敗 |
10/10 (金) | ❌ 失敗 |
掃除する部屋は 1部屋のみ。ほぼ四角い部屋で、障害物や段差、カーペットもなし。
なによりこれまでのルンバでは問題なく動いていた環境だけに、ますます不満が募ります。
充電ステーションの近くで、掃除が中断されていることもしばしば。
ホームボタンを押すとそのまま戻っていくので、自分で戻れるじゃん…という謎。稼働時間も 5分程度なので、バッテリーが切れているわけでもありません。

未完成で使いにくい新アプリ

フルラインナップの刷新に気合が入ったのか、アプリも Roomba Homeとしてリニューアル。
これが驚くほどに使いにくく、何をするにも手間がかかります。
なにをするにも手間がステップが増えてしまい、操作も直感的ではないので、ただただストレス。。。
エラーの原因も表示されないことが多く、いったい何が原因でトラブルをおこしているのかを把握することができません。
最低限で良いロボット掃除機


多機能化が進むロボット掃除機ですが、岩崎はシンプルなモデルを購入しています。
掃除する部屋が多くて広い場合は良いですが、岩崎の場合は 1部屋のみなので、かえって手間が増えてしまいます。
実際、購入した Roomba 205も水拭き機能があるのですが、水タンクは 清掃後に毎回空にすることが推奨されています。
せっかく圧縮機能によって 60日間のゴミをため込めるようになったのに、掃除のたびにメンテナンスをするとか本末転倒。特に充電ステーションは目立たない場所に設置することが多いので、水分などによってカビが発生するのは避けたいところです。
低下するルンバの技術力
進入禁止エリアに踏み入れたり、ファームウェアをアップデートしたら操作不能になってしまうなど、細かい不具合は日常茶飯事。
とにかく掃除をしないのが最大のストレス。
未完成なアプリのせいで原因もわからず、対策のしようがありません。
あまりにも異常が多すぎるので、問い合わせて新品に交換していただいたのですが、状況は変わらず。まだ LiDARセンサーを使いこなせていないといった要因もあるようで、レビューなどを見ると同様の口コミも見受けられます。
Amazonとの買収破談、大規模リストラ、CEO退任といった経営動揺も続いているので、これが現状の iRobot社の実力なのだと思います。


最近は中国メーカーが躍進し、シェアが低下しているそうですが、それも納得の品質でした。
ANKERや Xiaomiなど、幅広い製品を開発している中国メーカーのほうが、技術力が高く、使い勝手も良い可能性があります。
米調査会社のIDCによると、25年1〜3月期のロボット掃除機の販売台数の世界シェアは、ロボロックが19.3%と首位だった。出荷台数は前年同期比50.7%増だった。「ルンバ」の米アイロボットは5位で、2〜4位も中国勢が占める。ロボロックは24年も出荷台数と出荷額両方で世界トップだった。
ユーザビリティやデザインなどを全面的に見直した新製品ということで期待していたこともありますが、そもそも基本機能ができていないとは想定外。
長らくルンバを愛用していましたが、ここまで質が低下してしまうとは…。
“掃除を任せる安心感”こそがルンバの魅力だったはずですが、その信頼が揺らいでしまった今、次の相棒は別のブランドになるかもしれません。