ホーム > 購入日記。 > その他 > CASIO A5302CA | 2003/01/26 |
第3世代携帯電話CDMA2000 1x
CASIO A5302CA を購入!
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2002年12月7日(土)発売 定価オープン価格
2002年12月7日(土)購入! 購入価格32,800円 |
同時に襲ってきた新機種の魅力。 |
ついに携帯だけで動画を撮影できるようになり、SDカードなどにも対応するなど、大期待のA5301Tでしたが、実は思っていた以上に使えませんでした(左図)。
著作権保護のかかったデータはSDカードに保存できないし、操作性は悪いし、なによりキーレスポンスが悪すぎる為、サクサクと使いたい自分にとっては、あんまり理想的なモデルでは無かったんですよね。 その為、いち早く機種の買い替えが決定し、まだか?まだか?と新機種の発売を待っていたところ、ついに新しいムービーケータイA5302CAが発表になりました!! A5301Tを使って、改めてCASIO製端末の使いやすさに気が付いた自分としては、その上位モデルにあるA5302CAの登場は非常に嬉しいコトだったのですが、同時にA5303Hというムービーケータイも発表されてしまったんですよね。 同じ時期にいくつもの機種が発売されるコトは、それだけ注目度も上がるので非常に嬉しいことではあるのですが、どちらを購入するか悩んでしまうという大きな問題を引き起こしてしまいました…。 A5301Tが発売された時のように、どちらかが最上位モデルで、どちらかが普及モデルと分かれていれば選択も簡単なのですが、今回はどちらも同じ最上位モデルで、それぞれの端末に魅力的な部分が沢山あったんですよね。 |
スピードを力にしたA5303H。 |
A5302CAを購入するのか?A5303Hを購入するのか?…その選択は突然やってきたのですが、以前使っていたCASIO製のA3012CAが気に入っていたので、やはりA5302CAを選択するのが無難だと思っていました。
しかし、A5303HにはSH-Mobileという話題のアプリケーションプロセッサが搭載されていたんですよね。 ezpluse(Java)の実行や、ezmovie(動画)の再生や圧縮など、最近の携帯電話には非常に複雑な処理が必要とされている為、音声などを処理する為に搭載されている携帯電話のベースバンドプロセッサでは、処理しきれない状態になっています。 そこで、複雑な処理を専用に実行する為の高速プロセッサが、このSH-Mobileというワケなんですよね。 その為、A5303Hではezplusなどの処理速度が劇的に向上し、通常モードの他に、高速モードや最速モードといった動作速度の変更が可能になっているみたいです。 とにかく低速なA5301Tを使っていた自分は、高速という機能に飢えていただけに、SH-Mobileの魅力はかなり大きなモノでした。 また、シンプルすぎるA5302CAのデザインと比べると、なかなかスタイリッシュなフォルムでデザインも良いですし、サブディスプレイにもTFT液晶を採用するなど、A5303Hもかなり魅力的だったんですよね。 しかし、HITACHI製の端末は使ったコトがなかったので微妙な感じだったし、カメラ周辺の機能がイマイチだったので、色々と悩んだ結果A5302CAを選択するコトにしました。 |
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A5302CAのまとめ。 |
もともとCASIO製の端末が自分にあっていたコトや、A5301Tの不満もあってか、A5302CAは非常に満足の行く端末でした。 特にカメラを頻繁に利用する自分にとっては、カメラ機能が大幅に強化されたコトは非常にポイントが高いです。 また、シンプルだと思っていたデザインも思っていた以上に良い感じなので、A5303HよりもA5302CAを選択して正解でしたね。A3012CAと比較しても、非常に使いやすい端末に仕上がっていると思います。 メニューのアイコンをダウンロードして好みのデザインに変更できるのも、かなり気に入っています。 できればA5301Tのように、サブディスプレイのデザインも変更できれば最高だったのですが、壁紙の設定などは行なえるので特に問題は無いって感じですね。 液晶の明るさも眩しいくらいですし、画面が急に暗くならない微灯状態も非常に便利です。 また、詳しく比べたワケではないのですが、A5301Tよりも電池の持ちが良い感じです。 さらに、今まで不満だったEZweb中のスクール処理もサイドキーによって解決され非常に使いやすいですし、A5301Tのような安っぽさも無いので、様々な人にホンキで勧められる端末だと思います。 ただ、ezmovieの撮影をメインに利用するとか、自作したezmovieをガンガン再生すると言う利用が目的の場合は、A5302CAではパワー不足かも知れませんね。 しかし、カメラの撮影がメインという方や、とりあえず使いやすい機種が欲しいという方は、間違いなくベストバイな端末だと思います。 自分もココまで使いやすい端末を捨てるのは非常に勿体無いですし、次に新しい機種が発売されても、よほど魅力的な機能が搭載されていなければ、機種変更するか悩んでしまうと思うんですよね。 |
次回作への要望。 |
何と言っても、カメラの機能が魅力的な端末だけに、やはりカメラ関連の欠点も気になってきます。
特に、CMOSセンサを利用している為に、どうしても画質面で劣ってしまうのが残念なところですね。 撮影した写真を待受け画面に設定すると、微妙に隙間ができてしまうなどの細かい欠点も、カメラ重視の端末にとっては重要な問題になってくると思います。 また、液晶の解像度がA3012CAと同じというのも残念なところでした。 132×176ドットと決して小さい解像度ではないのですが、最近は高解像度が進んでいるし、自分は高解像度の液晶が大好きなので、次回はQVGA(240×320ドット)くらいの解像度を実現して欲しいところですね。 そうなれば、1画面の情報量もますます増えるし、実際にQVGAを実現しているJ-T08は、1画面に最大306文字もの表示が行なえるんだそうです!(左上図)。 それと、文字入力時の推測変換機能も、もう少し改良が欲しいところですね。 もちろん、むやみに単語を増やしてしまうと、無駄な候補が増えてしまうという欠点も出てくると思うのですが、その場合は辞書をダウンロード出来るようにするなどの機能を加えれば、より使いやすくなると思うんですよね。 また、側面のボタンでページスクロールが行なえるようになりましたが、メールを作成している時でもページスクロールが行なえるようになれば、より快適にメールの作成が行なえると思います。 そして、相変わらずメールの送受信に時間がかかるようなのですが、操作中でもメールの送受信を行なうようにすれば解決できると思います。 すこし無理な要望かも知れないのですが、そうなれば時間のかかる「受信中」などのメッセージを表示しなくても、瞬時にメールが届くような感じになるので、せめて受信処理だけでも実現して欲しい機能ですね。 |
A5302CAの総合評価。 | ||
項目 | 評価 | コメント |
デザイン | ★★★★★ | シンプルなデザインなんですが質感や色合いが実に良い感じ。贅沢を言うなら、もう少し変わったカラーバリエーションが欲しいところです。 |
機能 | ★★★★ | 実用的な機能が沢山あるので、A5301Tとはまた違った意味で高機能って感じですね。 |
操作性 | ★★★★★ | 細かい部分にも気配りが見えるし、非常に使いやすい端末です。なにより、もたつかないキーレスポンスが素敵。 |
価格 | ★★★ | 機種変更との価格差に驚いたものの、DoCoMoなどから比べたら妥当な価格って感じですね。 |
自慢度 | ★★★★ | 着うたがどの程度自慢できるかって感じですが、A5302CAは部分的な機能よりもトータル的な使いやすさを評価したいところです。 |
総合評価 | ★★★★ | 平均点数4.2点 改めてCASIO製の使いやすさを実感。非常に多くの方々にオススメできる端末だと思います。 |
A5302CAのために購入した周辺機器一覧。 | ||||
メーカー | 名称 | 型番 | 購入価格 | 税込 |
CASIO | A5302CA(Virgin White) | A5302CA | 32,800円 | 34,440円 |
合計 | 1点 | 32,800円 |
34,440円 |