角。 2005/08/14
物欲岩崎の購入日記。

|| TOP | ハードウェア | ソフトウェア | 家電 | その他 | 掲示板 ||
< 2001年 | 2002年 | 2003年 | 2004年 | 2005年 >

・ RioJapan RioCarbon ・
★★  2004年11月5日(金)発売  定価29,800円(税込)  2004年12月26日(日)購入  購入価格29,800円(税込)
製品画像  友達がデジタルオーディオプレーヤーを欲しがっていたので、愛用していたMuVoSlimを売却。自分は、このRioCarbonを購入するコトにしました。
 チープなアイテムが目立つジャンルですが、そこそこデザインが良く、作りもしっかりしています。また、ハードディスクプレーヤーに興味があったコトも購入するコトとなった原因の1つでした。

 とにかくデザイン重視で購入。
 突起のない丸みを帯びたデザインなのでスーツを痛める心配も無く、裏面はiPodに似せて、鏡面仕上げになっています。
 ボタンは押しやすい反面、誤作動しやすく、ボリュームが変わったり、曲が飛ばされたりするコトが多々あります。ただ、ホールドを簡単に設定できるので、なんとか誤作動を防ぐコトは可能です。

 購入して1番の問題となったのは、Rioの操作性の悪さ。
 全体的な操作性は悪くなかったのですが、音楽の再生方法には困ったモノがありました。

 聴きたい曲があった場合に、目的の曲を選択して再生すると、もはやその曲しか再生しなくなってしまいます。

 すべての曲や特定のアーティストなどを聞き流している最中に、目的の曲を再生したい手段はありません。
 もし目的の曲を選択してしまったら、再生が終わった後に、また再生グループを元に戻す必要があり、さらに聴いていた曲までスキップさせなければイケないのです。
 もし、すべての曲を聞き流している最中で、その曲が1,000曲中の520番目だったら…。元に戻すのは非常に困難です。

 このアーティストを再生しっぱなし!とか、このアルバムを聴き潰したい!といった再生には向いている操作性ですが、多数の曲を受身で聴いていくには、あまりにも不向きの操作性となっているようです。

 また、プレーヤーのみでデータの変更を行なうコトができません。
 プレイリストの作成や編集はもちろん、曲の評価を設定するコトもできず、不要な曲の削除さえも行なえないアリサマです。

 実際に聴いている時に、「この曲は不要カモ」と思っても、どうするコトもできません。特に、1,000曲以上の音楽ファイルが保存されている状態ですから、自宅に帰った時にはどの曲か忘れているコトも多いです。

 さらに、パソコンとの相性が最悪でした。
 付属しているRioMusicManagerが、肝心のRioCarbonを認識してくれず、プレイリストの転送などを行なうコトができません。突然アクセスが出来なくなり、マイコンピュータが開かなくなったりというコトも少なくありません。
 発売して数ヶ月の間は、ファイル名に「/(バックスラッシュ)」を利用すると、電源のON・OFFを繰り返すという重大な問題も抱えていました。

 特に、パソコンのみでしか作成できないプレイリストの転送が行なえないのは最大の痛手。
 自分のパソコンにも問題がないとは言い切れませんが、ますます音楽再生に不満を抱くようになりました。

 さらに、再生時間も気になります。
 カタログ上では、最大20時間の連続再生が可能と書いてあるのですが、自分の環境では3時間程度という状態。
 普段利用しているオーディオフォーマット(96kbpsのWMA)が、よほどの負担をかけているのか、会社への往復(1時間弱)だけで電池が半分程度になってしまいます。
 仕事中に利用してしまうと、帰りに電池がなくなってしまうコトもあり、その日に充電しておかないと2日目に利用するコトは不可能です。

 既に購入してから1ヶ月以上が経過しましたが、失敗感は非常に高いです。
 こんなに大量の音楽データを持ち歩く必要性も感じられませんし、ハードディスクが搭載されているだけに起動に時間がかかるのも気になります。

 次から次と再生する曲を指定して聴いていく人には向いているプレーヤーだと思いますが、再生を始めたら滅多に操作しない人には、あまりにもオススメできないプレーヤーです。
 特に自分が聞き流すタイプのスタイルなので、RioCarbonはあまりにも不向きなプレーヤーでした。
・ GSX 904BBKU ・
(更新中)  2002年12月1日(日)発売  定価60,900円(税込)  2004年10月28日(木)購入  購入価格51,765円(税込)
製品画像

 最近、携帯電話を時計代わりに利用する人が増えていますが、自分は常に腕時計をしています。
 腕につけていた方がスグに確認できますし、日付なども忘れやすいので、生活をする上で欠かせないアイテムです。

 アクセサリーの1つとしても、腕時計は重要なアイテム。
 時計を見れば、その人の性格もわかる。そんな気がしています。

 そんな自分が3年以上愛用していた時計は、CITIZENEXCEED(EBJ74-1732)
 けっこう気に入っていたのですが、手入れを怠っていた為にバンドのピンが折れてしまいます。
 スグに修理できる部分だったのですが、これをキッカケに新しい時計を購入するコトにしました。

 そんな時、運命的に出会ったのが、このGSX 904BBKU
 しかし、この時計に出会うまでには、非常に長い時間がかかりました。

 実は、ピンが折れる1年以上も前から、買い換える予定はありました。
 原因は、青い文字盤
 当時、ブラックスーツにハマっていた自分としては、やはり腕時計もブラック系で揃えたかったのです。もし、文字盤がブラック系だったら、もぅ少し愛用していたカモ知れません。
 それだけ前の時計は気に入っていたし、文字盤の色は重要な問題でした。

 また、電波時計の存在も気になっていました。
 自動的に時刻修正が行なわれる電波時計に、電池交換が不要な光発電も搭載されれば、メンテナンスフリーの強力な腕時計となります。
 特に、フルメタルの電波時計が登場してからは、デザイン性も非常に高まり、日に日に電波時計への興味が高まっていきました。

 その為、買い換えを検討し始めていた当時は、CITIZENATTESAなどを検討していました。
 特に有力候補だったのが、ブラックベゼルを採用したATD53-2617。年間5,000本という限定生産も魅力的です。

 その後も、SEIKOの腕時計をみていたりしていたのですが、なかなか良い腕時計に巡り合うコトはできませんでした。
 魅力的な腕時計は多かったのですが、どれも購入するまでには至らなかったんですよね。

 こうして1年が経ち、ずっと文字盤の色が気になったままだったのですが、オンタイムというお店にとても気になる腕時計を見つけてしまいました。
 それが904BBKU
 GSXというブランドも、ココで始めて知るコトになります。

 黒光りするケースに、ズッシリとくる重量感。流れるような流線型のフォルムは、他の時計にはない大きな魅力。そのデザインに惹かれてしまった自分は、出会ってから3日で購入してしまいました。

*

 ついに買い換えるコトとなった腕時計。しかし、購入した時計は電波時計ではなく、光発電さえも搭載していませんでした。
 904BBKUは電池で動くクォーツ式ではなく、ゼンマイで動く機械式と呼ばれる腕時計なのです。

 1ヶ月に±10秒という制度のクォーツ式に比べ、1日に±40秒という精度の悪さ。
 機能性も低く、重量も重くなるなど、機械式の時計は欠点が多いです。

 

 更新中です...
・ SONY MDR-EX51SP(R) ・
★★★★  2003年2月10日(月)発売  定価3,990円(税込)  2004年10月7日(木)購入  購入価格3,190円(税込)
製品画像  この数年間、自分はネックバンドタイプのヘッドホンを愛用していました。
 MDR-G74SLなど、バンドの部分が後ろにくるタイプが1番使いやすかったのです。

 しかし、ビジネススタイルで利用するコトが多くなり、ファッション的にヘッドホンはどうだろう?という疑問が出てきました。特にネックバンドタイプのヘッドホンはストリート系の印象が強いので、ビシッと決めたスーツスタイルとの相性は決して良いモノではありません。

 また、薄型のスリムなバッグを使っていたので、ヘッドホンを収納した時にかさばるのも気になっていました。

 やはり、目立たないイヤホンなどでさり気なく聴くのがスマートです。
 そこでインナーイヤーレシーバー(MDR-EX51SP)を購入してみるコトにしました。

 これまでにも何度かイヤホンに切り替えたコトはあったのですが、結局ヘッドホンに戻ってしまいました。
 しかし、インナーイヤーレシーバーならイヤホン以上の低音とフィット感が実現できるらしいので、購入してみる価値はありそうです。

 そこで、SONYのMDR-G74SLを購入してみるコトになりました。
 好みのデザインなので、以前から気にはなっていたモノでした。

 さっそく利用してみたところ、確かにフィット感はイヤホン以上。
 シリコン製のイヤーピースがふにゃふにゃと柔らかく、耳にスッポリ収まる感じです。昔は耳の穴が大きくなりそうだと懸念していたのですが、こんなに柔らかいのなら大きくなる心配はなさそうですね。
 イヤーピースも、S・M・Lと3種類のサイズが付属しているので、自分にあったモノを選ぶコトができます。

 耳の中にスッポリ入ってしまうので外の音が聞こえず、気分はまさに耳栓状態。
 音楽をかけ始めたら、小さな音は聞こえなくなってしまいます。後ろから話しかけられても気がつくコトはできず、電車のアナウンスも聴きとるコトが難しいです。

 また、コードを伝わって入ってくる雑音にも違和感を覚えました。
 フィット感が高いため、服とこすれたりする音がコードを伝わって耳に入ってきます。慣れてくれば大きな問題ではないのですが、初めの1週間くらいは妙に気にしてしまいました。

 音質の方は、そこそこ満足の行く感じです。
 シャカシャカした感じがありヘッドホンと比べてしまうとイマイチですが、イヤホンのワリには低音が出ていると思います。プレーヤー側で低音を強めてみたら、それに合わせてしっかりと再生してくれました。

 音漏れが少ないのも好印象。
 自分は大きな音で聴くコトが多いのですが、フィット感が高い為か、それほど音漏れがするコトはないようです。出勤時に電車の中で聴くコトが多いため、隣の人に迷惑をかけずに大音量で聴けるのはヘッドホンに無い魅力ですね。

 しかし、なにより重要なのは、耳元がスッキリとしたコト。妙なカジュアル感がないですし、使っていない時はバッグがふくらむコトもありません。
 全体的にシンプルにまとめるコーディネートが多いので、やはりイヤホンの方がキレイにまとまります。

 イヤホンのワリには高音質。これなら使っていけそうな感じですね。ついにヘッドホンを卒業できるカモ知れません。
・ CASIO SOFT MySyncSuite ・
★★★★  2004年8月31日(火)発売  オープン価格  2004年9月27日(月)購入  購入価格1,500円(税込)
製品画像

 MySyncSuiteが発表された時、あまり必要性を感じるコトはできませんでした。
 既に、MySyncPhoto2MySyncBizを持っていたので、あまり利用価値がないと考えていたからです。
 しかし、よくよくMySyncSuiteを調べてみると、意外に利用価値があるコトがわかり、安かったコトもあって思わず購入してしまいました。

 まず1つがスケジュール機能の管理。
 スケジュール機能の管理などはMySyncBizでも行なうコトが可能ですが、Outlookを利用するコトが前提となっています。その為、Outlookを利用していない自分には、イマイチ使いにくい機能でした。

 しかし、MySyncSuiteならOutlookを利用せずに管理するコトができます。
 スケジュールの追加や整理、タスクリストの管理、アドレス帳の修正などが、すべてMySyncSuite上で行なうコトができるワケです。携帯電話のデータをパソコン上で操作できるのは非常に便利です。

 データの転送も、MySyncBiz以上の機能を備えています。大きな違いは、外部メモリのデータも扱えるコト。
 MySyncBizでは、miniSDカードなどの外部メモリのデータは操作するコトができませんでしたが、MySyncSuiteなら扱うコトが可能。フォルダを指定して転送したり、読み込んだりするコトができます。

 MySyncPhoto2同様の機能は、「アルバム」として用意されています。
 基本的な機能はまったく同じですが、取り込んだ写真がスケジュール機能に反映されるのがポイント。カレンダーに写真が表示されるので、時の流れを目で感じるコトができます。
 もちろん、MySyncPhoto2のアルバムデータを取り込むコトも可能。MySyncPhoto2ユーザーも安心して乗り換えるコトができます。

 「キャプチャー」という機能も便利です。
 これは、パソコンに保存されている画像を携帯電話に転送してくれる機能ですが、表示されている画面をそのまま転送するコトも可能。転送したい画面を表示してキャプチャー機能を起動すれば、必要な部分を切り出して携帯電話に転送するコトができます。

 事前に設定してある機種に応じて、自動的に画像を最適化してくれるので、画像を縮小するといった面倒な処理も行う必要がありません。自分で作成したデータなどは、転送してみたら表示できなかったというコトも多いのですが、これなら失敗するコトはなさそうです。
 目的地までの地図や友達に見せたい写真など、ちょっと持ち歩きたいデータを手軽に転送できるのは非常に便利ですね。

 その他にも、色々と機能が搭載されており、それらがすべて連携しているのがMySyncSuiteの素晴らしいところ。MySyncBizなどを持っていたとしても、購入する価値は十二分にあると思います。
 ただ、携帯電話を充電器に置いた時に、自動的に写真を取り込む機能に対応していないのは残念ですね。
・ Microsoft Wireless IntelliMouse Explorer ・
★★  2003年10月24日(金)発売 7,140円  2004年6月17日(木)購入 購入価格7,140円(税込)
製品画像  それまで愛用していたマウスに不満は無かったのですが、突然クリックの動作に悩まされるコトとなってしまいました。シングルクリックなのにダブルクリックになってしまうという、微妙な問題が発生してしまったのです。

 修理に出しても良かったのですが、チルトホイールを搭載した新製品が気になっていました。ホイールを傾けるコトで、上下だけではなく 左右にもスクロールできるのがチルトホイールの大きな魅力です。
 丁度良い機会だし、このチルトホイールを体験する為にも、マウスを買い換えるコトが決定しました。

 さっそく購入するコトとなった新マウスですが、悲しいコトにラインナップの大半がワイヤレスマウスでした。
 自分は、ワイヤード(有線)マウスの方が好きだったのですが、時代の流れなのかワイヤレスマウスの方が圧倒的に主力商品となっているようです。

 電池の交換もしなければイケないし、カーソルの動きも鈍くなる。マウスも重くなり、価格も無駄に高くなる。マウスをワイヤレス化するコトに、あまり利便性を感じるコトはできません。
 しかし、ワイヤードマウスは1種類しか発売されておらず微妙な感じだったので、思い切ってワイヤレスマウスを購入してみるコトにしました。

*

 こうして、ついに購入したワイヤレスマウスでしたが、思っていたよりも回りの影響を受けやすいようです。ワイヤレスレシーバの置き場所を変えるコトで かなり改善するようですが、なかなかベストな位置が見つかりません。
 おかげで、マウスカーソルの動きはスムーズではなく、ボタンを押しても反応しないコトは日常茶飯事です。快適な操作性を求めるのなら、やはりワイヤードマウスがオススメです。

 注目のチルトホイールは、あまり利用価値がありませんでした。高解像度の環境では左右にスクロールする機会がすくないので、あまり利用する機会がありません。
 また、左右にスクロールスピードがソフトウェアによって異なる為、場合によっては速すぎたり、スクロールバーを利用した方が早い場合もあります。

 チルトホイールに別な機能を割り当てるコトができれば、それなりの利用価値が出てきそうですが、残念ながら左右スクロール以外に変更するコトはできません。

 それだけではなく、ボタンの割り当て機能が低下しています。
 以前は、アプリケーションごとにボタンの割り当てを変更するコトができたのですが、最新のIntelliPoint5.0では廃止になってしまいました。

 「Shift」や「Ctrl」などの割り当ても不可能になり、キーボードから自由に設定するコトもできません。
 「閉じる」の動きも微妙に変更され、Alt+F4ではなく、Ctrl+F4と同じ処理が行なわれるみたいです。その為、アプリケーションによっては閉じるコトができず、うまく利用するコトができません。

 ホイールの動きにも大きな変更が加わりました。
 これまではカチカチとした感じでスクロールしていたのですが、そのカチカチ感が無くなりスムーズなスクロールホイールに変更されました。
 これによって画面のスクロール処理もスムーズなモノとなり、縦に長いWebページでも快適に読むコトが可能です。

製品画像

 しかし、軽い力でスルスル動いてしまうし、選択に利用できないのが非常に不便です。
 自分は、プルダウンメニュー(右図)などを選択する場合に、ホイールを多用するのですが、新しいスムーズスクロールではいくつもスクロールされてしまい選択には利用できません。
 以前は、カチカチという音から“いくつスクロールした”というのが明確だったのですが、スムーズスクロールではどれくらいスクロールしたのかが明確でないのも問題です。

 また、チルトホイールによって、ホイール部分の機構が複雑になってしまった為か、ホイールを押し込むには従来よりも力が必要になりました。気軽に押せる感じではなく、押し込むといった感じ。このボタンを利用する機会も多いので、かなり使いにくくなってしまいました。

 チルトホイールを利用する機会も少ないし、ボタンの割り当て機能も低下してしまい、使い勝手が非常に落ちてしまった感じです。入力デバイスの悪化は、すべての操作を悪化させるので、よりよい改善を期待したいところですね。
 そして、自分にはワイヤレスマウスが向いていないコトを改めて実感するコトができました。ボタン押しても反応しない、マウスがスムーズに動かないなんてコトは、あってはならない現象です。やはりレイヤードマウスは最高ですね。
・ CREATIVE MuVoSlim ・
★★★★  2004年4月下旬発売 定価オープン価格  2004年4月24日(土)購入! 購入価格20,700円(税込)
製品画像  愛用していたネットワークウォークマン(NW-E10)が壊れてしまい、以前から新しいオーディオプレーヤーを求めていました。
 しかし、新しく発売されたネットワークウォークマン(NW-MS77DR)は新鮮さがなく、7月に発売予定のネットワークウォークマン(NW-E75)も期待するほどではなさそうです。

 その為、さすがにSONYのネットワークウォークマンから卒業するコトにしました。
 以前から専用の管理ソフトにも不満を感じていましたし、卒業する良い機会です。

 そこで購入したのが、今回の「MuVoSlim(ミューボスリム)」です。
 このクラスの製品は、チープで微妙なデザインが多いのですが、デザイン重視の自分としても満足のいく感じ。
 また、USB2.0に対応し高速転送が可能、マスストレージクラスに対応しリムーバブルディスクとして認識可能、FMラジオを内蔵するなど、仕様的にも悪くない製品です。

*

 こうして、発売直後に飛びついたMuVoSlimですが、動作速度の遅さにはヤラれました。
 同じクラスのプレーヤーから比べれば少し遅い程度なのカモ知れませんが、ネットワークウォークマンに慣れきった自分にはとても低速に感じてしまいます。
 特に10曲ほど曲を飛ばすときの操作性は現実的なモノではありません。次のトラックを押し続けると液晶の表示が追いつかなくなってしまい、現在どこまで飛ばされているかが判りません。内蔵メモリが256MBもあると50曲前後は録音可能なのですが、これでは曲を探すのも大変です。せめて操作音が欲しいところです。

 また、電源が切れている状態から再生すると妙に時間がかかります。MuVoSlimやらCREATIVEなどのロゴが表示されて、なかなか再生されません。
 これも こういったMP3プレーヤーなら当たり前のコトなのカモ知れませんが、再生ボタンを押せばスグに再生されるネットワークウォークマンとは大きな違いです。

 マニュアルが整っていないのも、メーカー製に慣れている自分には取っ付きにくいモノでした。
 ネットワークウォークマンなどは、無駄に厚い説明書が付属してくるのですが、MuVoSlimに付属してくるのは非常に簡単なガイドのみ。
 どうやら具体的な説明書は付属のCD-ROMに収録されているみたいです。初めはCD-ROM内の説明書に気が付かず、プレーヤーの言語設定も英語になっている為、取り扱いに苦労しました。

 そして、意外と大きな問題なのが、再生する順番が英数字順で再生されてしまうというコト。
 プレイリストなどを設定するコトができない為、アーティストなどに関係なくファイル名順に再生されてしまいます。
 その為、アルバムに入っていた通り再生するといったコトができません。どうしても設定したい場合は、ファイル名の先頭に番号をつけるなどして対応する必要があります。

 パソコンの電源を切った時に、自動的に再生されてしまうのも困ったところ。
 USBケーブルを挿すだけで充電が行なえるのは良いのですが、パソコンの電源を切るとUSBケーブルが外されたと判断してしまい、勝手に再生を始めてしまいます。
 この時に停止するのを忘れると、次回利用するまで再生し続けたままになってしまい、利用する頃には電池が無くなっているコトも少なくありません。

 その他にも、同じようなボタンが並んでいるのでポケットの中で操作するのが難しいとか、液晶の表示方法が変更できないなどが気になるところです。
 また、少し振動に弱いようで、走っている時にその衝撃で電源が切れてしまうコトがありました。もしかすると自分のだけカモ知れませんが、薄いだけに仕方ないのカモ知れません。

*

 ネットワークウォークマンに慣れていた為、そのギャップに戸惑いましたが、やはりその薄さは魅力的。
 85×55mmというカードサイズながら7mmという激薄設計は、胸ポケットにもスッポリと収まり とても扱いやすいです。その薄さは、タイトなスーツのシルエットさえも崩すコトはありません。

 スティックタイプのプレーヤーが目立つ中、薄さに注目したプレーヤーは話題性があり、ビジュアル的にも大注目です。もしかすると、AXIAのAS2000以来カモ知れません。
 特に目立った機能が無いので欠点ばかりを書いてしまいましたが、これらの欠点が我慢できるくらいの魅力が この薄さにはあると感じています。この薄さに惚れてしまったのなら、間違いなく買いでしょう。オススメです。
・ audio-technica ATH-CV5 WH ・
★★★  2004年3月10日(水)発売 定価オープン価格  2004年3月28日(日)購入 購入価格2,980円
製品画像  ビートにあわせて振動するというバイブレーションユニットを搭載したATH-CV5

 これまでにも振動する機能を搭載したヘッドホンは色々あったと思いますが、電源が不要というのが最大のポイントです。電源が不要なので邪魔な電池ボックスも不要だし、電池がなくなるという心配もありません。
 いつものイヤホン感覚で、気軽にバイブレーションを楽しむコトができちゃうワケです。

 最近オモシロみがないヘッドホン業界に、久々に気になるアイテムが登場しました。
 新しいモノ好きとしては、当然気になるアイテム。丁度コンパクトなイヤホンも探していたので、さっそく購入してみました。

 とりあえずオーディオプレーヤーに接続して使ってみると、確かに振動しているのが分かります。

 ただ、“振動”というよりは“震える”という感じ。
 スピーカーが震えて音を出すというコトを利用した感じなので、ドンドンと来る感じではありませんでした。
 慣れない人は違和感を感じてしまうカモしれませんし、場合によっては震えっぱなしでリズム感が感じられないカモしれません。曲によってバイブレーションの感じられ方が異なってくる感じですね。

 振動の大きさは聞いているボリュームに比例しています。
 その為、心地よいバイブレーションを体感するには、ある程度のボリュームが必要になってきます。残念ながら、電車内のマナーを守ったボリュームでは、あまり体感するコトはできませんでした。

 どちらかというとアウトドア用。
 電車通勤の人や、ボリュームを低めで聞くコトが多い人には、あまりバイブレーションを体感できないカモしれません。

 また、コードが安っぽく、妙に絡まりやすいのも気になります。
 個性的なデザインと、5色のカラーバリエーションは魅力的なのですが、多少チープ感が漂っているのは残念です。

 しかし、振動するというギミックは新鮮味があって面白いし、電池が要らないというのは非常に評価できるポイント。音質も悪くはないですし、フィット感もあるので、興味があるなら購入してみると良いカモ知れません。
 価格も3,000円以内と気軽に購入できるレベルですし、話題作りにも最高のアイテムでしょう。

 普段からイヤホンを利用しているなら、買い換えてみるのもアリだと思います。ただし、ヘッドホンを利用している場合は、イヤホンの音が物足りないカモ知れませんね。
・ 日本アンテナ AE10-20/C003BDA ・
★★  ?年?月?日(?)発売 定価4,100円  2004年3月7日(日)購入 購入価格4,100円
製品情報 : (製品サイトなし?)
製品画像  新しく引っ越してきたマンションは、激しく電波の悪い場所でした。
 電波が3本立っている(いわゆるバリ3)にも関わらず、メールを送信しても失敗するし、まともに通話もできない状態。おかげで、電話がかかってきても繋がらないのも日常茶飯事の状態でした。

 さすがの自分もココまで不安定ではブチ切れ間近。おもわず携帯電話を投げつけてしまう程の状態でした。
 FOMAへの切り替えも考えたのですが、まだauを手放したくない感じです。
 そこで、auに問い合わせてみたところ簡易アンテナの購入を薦められました。

 こうして簡易アンテナを購入するコトとなったのですが、思った以上に効果がありました。
 店頭で初めて現物を見たときは、こんなモノで本当に効果があるのかな?と思いましたが、百聞は一見にしかず。
 まともに通話なんて出来なかった室内でもバッチリ通話できるようになり、メールの送受信も失敗せずに行なえるようになりました。

 ただ、常にケーブルに繋がれている状態なので、移動範囲がケーブルの届く範囲に限定されてしまいます。
 ケーブルの長さは約2.5m(2〜3歩分)しかないので、移動範囲は非常に狭く、無線である携帯電話の魅力が半減してしまいます。

 簡易アンテナは吸盤で取り付けるタイプなのですが、非常に取れやすいのも難点。
 携帯電話に引っ張られる力で取れてしまうのは仕方ないのですが、放っておいても1週間もしないうちに落ちてしまいます。吸盤の他に、両面テープなどで接着できるように切り替えられると便利でした。

 そして最大の問題が、簡易アンテナを接続してしまうと、外部接続端子がふさがってしまうコト。
 その為、ACアダプタが接続できず充電するコトができません
 機種によっては同時利用が可能らしいのですが、A5403CAは非対応。どうしても充電したい場合は、充電台を利用する必要があります。

 確かに効果のある簡易アンテナですが、ケーブルによる煩わしさや、充電台と一緒に利用しなければならないのは悩ましいところ。この辺りを妥協できるのなら、購入してみる価値はあると思います。

|| TOP | ハードウェア | ソフトウェア | 家電 | その他 | 掲示板 ||
< 2001年 | 2002年 | 2003年 | 2004年 | 2005年 >