購入して半年 グランドセイコー SLGW003 は 大正解の腕時計でした!

こんにちは。手巻きのグランドセイコーを愛用している岩崎です。

2024年、色々と腕時計を購入してきましたが、特に愛用しているのが グランドセイコーの SLGW003日常的に利用できるドレスウォッチとして、大正解の腕時計でした。

エボリューション9 コレクションの 1つで、代表的なデザインとも言える「白樺文字盤」を採用。50年ぶりに生み出された手巻きムーブメントが搭載されています。

予約したときには、革ベルトはどうなんだろう?と心配していましたが、半年ほど利用した感想をまとめてみました。
SLGW003特有のレビューではなく、手巻き腕時計や ドレスウォッチとしての感想になります。

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白樺モデルの手巻き版。ドレスウォッチのような風貌ながら、ケースはチタン製というのがなによりも素晴らしい。毎日利用できちゃいます。

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革ベルトの細さは慣れ

バンド幅の細さが気になっていましたが、使い込んでみたらこの細さなのかもしれない。
バンド幅の細さが気になっていましたが、使い込んでみたらこの細さなのかもしれない。

革ベルトで気になっていたのが、バンド幅の細さ。
ずっとメタルバンドを愛用していたので、どうしても細く弱々しく見えてしまい、あまり魅力を感じていませんでした。

ただ、実際に手にしてみると革の厚みもあり、ほぼ慣れのようです。さすがに半年も経ってくると見慣れてきました。
本体のケースサイズが、38.6mmと小ぶりなのも影響しているのかも知れません。

革ベルトは消耗品として割り切り

腕が細いのですが、ひとまわり小さいストラップが純正品として販売されていました。嬉しい。
腕が細いのですが、ひとまわり小さいストラップが純正品として販売されていました。嬉しい。

革ベルトは劣化もするし、扱いにくい。夏場の汗や湿気に気を遣い、毎日のケアもかかせない。
そんな印象があったので、面倒かなと考えていましたが、結論 買い換えてしまえば良さそうです。

ものぐさな人なので、雨でも利用するし、そのまま手を洗ったりしていますが、特に変色や劣化している様子はありません。
グランドセイコーの革ベルトは厚みもあり、かなりしっかりしているので、そこまで神経質になる必要はなさそうです。

ただ、さすがに永遠に利用するのは不安があるので、2~3年くらい経過したら新しいベルトに買い換えようかなと考えています。

消耗品として割り切ってしまえば、特に気にする必要はなさそうです。メタルバンドも、完全にメンテナンスが不要というわけでもないですしね。

グランドセイコーは剣先が逆?

剣先が手前に来るため、ポケットなどに引っかかってしまう。腕回りにあったサイズを選んだ方が良さそう。
剣先が手前に来るため、ポケットなどに引っかかってしまう。腕回りにあったサイズを選んだ方が良さそう。

あえて気になる点は、ベルトの剣先が手前に来る点。
これまで利用している腕時計は、剣先が外側(6時側)についていたので、12時側に剣先が来るのは初めての経験です。

はじめは間違って取り付けてしまったのではないかと、銀座のブティックに持ち込んだのですが、まさかの正解みたい。
通常は 6時側にある剣先ですが、バックルを利用する場合は、逆になり 12時側に取り付けられるそうです。

結果、剣先のあまりがポケットなどに引っかかるので、メタルバンドにはないストレスです。
ブティックに問い合わせをしたところ、逆につける(剣先を 6時側に戻す)依頼も可能なのだとか。同じように気になる人がいるそうです。

まったく不便ではなかった手巻き時計

シースルーバックですが、光の加減によって「獅子の紋章」がガラスに浮かび上がります。
シースルーバックですが、光の加減によって「獅子の紋章」がガラスに浮かび上がります。

ずっと自動巻きの腕時計を愛用していたので、面倒にになったり、気が付いたら巻き忘れてしまいそう。
そんな心配をしていましたが、まったく不要な心配でした。

会社に出社して、朝業務が落ち着いたら、巻き上げるというルーティーン。
希に、忙しすぎて気が付いたら 1日が終わっていることがありますが、パワーリザーブが 80時間と長いこともあり、特に不便を感じることはありません。

なにより、ゼンマイの重みを手で感じることができるのが醍醐味。自動巻きでは感じられない、ゼンマイの反発力を感じられます。
「電池式の腕時計は、パワー不足で太い針を動かせない」と、話しには聞いていましたが、その力強いパワーをリューズを通して実感できます。

腕時計欲が落ち着くほどに愛用中

Watches & Wondersで発表され、スグさま予約した SLGW003。購入後は毎日のように愛用し、購入して大正解。

これまで持っていなかったテイストで、所有しているラインナップも充実。(いまのところは)時計欲も落ち着きました。
あんなに気になっていた Patek Philippeのカラトラバも、見に行くこともなくなりました。今となっては、SLGW003のほうが気に入っているくらい。

小ぶりな径でドレッシーなフォルムですが、派手な印象は受けず、さりげない白樺文字盤が実に良いバランス。
小ぶりな径でドレッシーなフォルムですが、派手な印象は受けず、さりげない白樺文字盤が実に良いバランス。

なにより魅力的なのが、ドレスウォッチのような風貌ながら、ケースはチタン製という素晴らしさ。
カラトラバ 6119Gのケースはホワイトゴールド製ですが、SLGW003は、ブリリアントハードチタンという軽くて丈夫な素材を採用。
こんなに明るく綺麗な見た目なのにチタン製とは、まさに日常使いのドレスウォッチ。岩崎の荒々しい使い勝手に最適です。

ケースのギリギリまでムーブメントが詰まっている、背面のデザインも魅力的。ゼンマイを巻き上げるたびにニンマリしちゃいます。
日付など余計な機能がないのも嬉しい。合わせるのが面倒ですし、文字盤もスッキリしますしね。

年齢も関係していると思いますが、40代のおじさんになった自分にはピッタリです。

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