こんにちは。Bluetoothヘッドホンが大好きな岩崎です。
2008年から Bluetoothヘッドホンを愛用。これまで、何十機種も購入し、取っ替え 引っ替え Bluetoothヘッドホンを使ってきた岩崎ですが、1年以上も愛用しているヘッドホン。それが、BoseのSoundLink on-ear Bluetooth headphonesです。
最近、SoundLink around-ear Wireless headphones IIという新モデルが出たので、そちらを検討している方には ぜひとも背中を押したい気持ちです。
確かに 3万円前後の買い物になるので 清水の舞台から飛び降りる覚悟がいりますが、これまで中途半端な Bluetoothヘッドホンを購入し スグに消えていったことを考えれば、とても良い買い物ができたと感じています。
やはりオススメの新モデル
岩崎が愛用しているのは 去年発売されたオンイヤーモデルの「SoundLink on-ear Bluetooth headphones」ですが、今月 アラウンドイヤーモデルの「SoundLink around-ear wireless headphones II」が発売されました。※
※正確にはAE2w Bluetooth headphonesの後継モデルに当たりますが、実際に比較するのは on-earになると思います。よって、本記事では on-earを前モデル、around-earを新モデルとして表記しています。
前モデルのオンイヤーモデルを購入する時も、様々な Bluetoothヘッドホンを視聴しまくって検討した記憶がありますが、音質としては充分。素直でクリアな音質が印象的で、長時間 聴いていても疲れません。よく言えば抜けやバランスが良いのですが、あえて悪く言えば迫力に欠けます。
それに比べて、新モデルは かなりパワフルでパンチがあり、より “BOSEらしい音質”に仕上がっています。アラウンドイヤーモデルという形状の違いも大きく影響していますが、既存ユーザーとしては この迫力は魅力的。
加えて、汚れにくくなっている点も見逃せません。
特にホワイトモデルのヘッドバンドは白い布で覆われている為、(それが個性でもあったのですが)あっという間にくすんできます。新モデルでは合皮?に改善され、汚れにくい素材に変更されました。
ただ、折りたたむことができない為、携帯性は今ひとつ。
ワイヤレスという特徴を活かし、よりライトでアクティブに楽しむのであれば 脱着がしやすいオンイヤーモデルはアドバンテージ。1年前の自分も、ちょうど小型で持ち運びやすいヘッドホンを検討していたので、ニーズとしてはベストマッチでした。
Bluetoothヘッドホンとしての完成度
新モデルの改善ぶりが良かったので 思わず色々と書いてしまいましたが、本当に書きたかったことは操作性の良さ。
音質のイメージが強い Boseですが、なにげに Bluetoothヘッドホンとしての完成度も非常に高い。優先接続、マルチポイント、バッテリー残量表示…といった機能は当たり前、特筆すべきは操作性の良さです。
Bluetoothヘッドホンを利用する上で、問題になりやすいのが機器同士の接続。
ペアリングが外れた、接続が解除された…などが日常茶飯事。その度に、電源ボタンを長押し…ペアリングモードにして…というのが一般的ですが、これが意外と煩わしい。コードを指し直す…というワケにもいかず、目に見えないだけに原因追及も時間もかかります。
その点、Boseは電源ボタンを上にスライドするだけ。
それだけでペアリングが開始されます。電源ランプの色が変わるとか、点滅速度の違いを見極めるとか、余計な待ち時間は一切不要。そこに音声ガイド機能が相まって、ヘッドホンをしたままでも快適に再接続が行えます。
調子が悪い?と感じたら、上にスライド。この操作性とレスポンスの良さが、長く愛用できた秘訣とも言えます。
また、全体的にボタンが押しやすく快適。適度な凹凸があり親指だけで スグにボタンを把握できます。
ボタンが大きい機種は、それなりにデザインも犠牲になることが多い中、SoundLink wireless headphonesはキレイにまとまっています。青白い光がピカピカと主張することもありません。
…ということで、(ベタ褒め感がありますが)Bluetoothヘッドホンを検討されているのであれば、是非ともオススメしたい BoseのSoundLink wireless headphones。
オンイヤーか アラウンドイヤーかは それぞれの利用シーンで善し悪しが変わってくるとは思いますが、単純に「ヘッドホン」という枠で検討されているのであれば、個人的には新モデルを推奨。素材の変更などスペック表では見えない細かな改良も多く、パワフルな音質を楽しめた方が ヘッドホンを持ち歩く価値があるかと思います。