こんにちは。CES 2016にて発表されているノートパソコンが気になる岩崎です。
次世代の革新技術が発表される CES 2016にて、各社から様々な新モデルが先行公開されています。特に 薄型 軽量モデルが目立っており、気になるモデルばかり。次回の購入に備え、発表された中から めぼしい端末を比較検討しておこうかと思います。
あわよくば YOGAタイプを検討していますが、気になるクラムシェルモデルも多いため、まずはクラムシェルモデルから検討です。2in1型の比較記事はこちら。
クラムシェル型の 3候補
1kg前後の薄型軽量タイプで絞ってみると、クラムシェル型での候補は 3モデル。
- DELL Latitude 13 7000
- Samsung Notebook 9 13"
- HP EliteBook Folio G1
以前から気になっていた XPS 13のビジネス版と呼べる「Latitude 13 7000」は有力候補。XPS 13は 1.29kgという重さがネックでしたが、1.1kgと軽量化されています。
Samsungの「Notebook 9 13"」は、13.3型ながら 840gという軽量モデル。軽量化にありがちな Core mではなく、Core i搭載。VAIO Pro 11から、何も求めず移行するなら悪くなさそう。
HP「EliteBook Folio G1」は 12.4mmという薄さと 4Kという高解像度ながらも 1kg以下を実現したモデル。ただ、端子が USB Type-C のみに限られている為、ビジネス面では使いにくそう。既存の「HP EliteBook Folio 1020 G1」の方が実用性はありそうです。
2016 春夏モデル 比較(クラムシェル型)
CES 2016 にて発表されている新モデルから、岩崎が独断でセレクトした 有力モデルの比較表。クラムシェル編。
最後は、現在 愛用している VAIO Pro 11(非タッチモデル)を参考情報として掲載しています。
※不明点が多いため、公式情報が出てきたら順次更新していく予定です。
モデル名 | Latitude 13 7000 | Notebook 9 13" | EliteBook Folio G1 | VAIO Pro 11 ※参考 |
---|---|---|---|---|
メーカー | DELL | Samsung | HP | VAIO |
形状 | クラムシェル | クラムシェル | クラムシェル | クラムシェル |
画面サイズ | 13.3型 | 13.3型 | 12.5型 | 11.6型 |
解像度 | 1,920x1,080 3,200x1,800(QHD+) | 1,920x1,080 | 1,920x1,080 3,840x2,160 (4K) | 1,920x1,080 |
タッチ | 対応(QHD+のみ) | 非タッチ | 対応(4Kのみ) | 非タッチ |
幅 | 304.8mm | 313.8mm | 292.1mm | 285mm |
奥行 | 210.5mm | 218.5mm | 209.0mm | 197mm |
高さ | 14.3mm | 13.4mm | 11.9-12.4mm | 11.8-15.8mm |
質量 | 1,120-1,270g | 840g | 970-1,070g | 770g |
HDMI | 1 (Micro) | 1 (Micro) | - | 1 |
USB 3.0 | 1 | 2 | - | 2 |
USB Type-C | - | - | 2 | - |
Thunderbolt | 2 | - | - | - |
CPU | 6th Core m | 6th Core i | 6th Core m | 4th Core i5 |
メモリ | 4 / 8GB | 8GB | 8GB | 8GB |
接続規格 | LPDDR3-1600 | LPDDR3-1866 | LPDDR3-1866 | DDR3L-1600 |
SSD | 128GB(SATA3) 256GB(PCIe) | 256GB(PCIe) | 128GB(SATA3) 256GB(PCIe) | 256GB(SATA) |
堅牢性 | MIL-STD 810G | ? | MIL-STD 810G | ? |
駆動時間 | 10時間 | 10時間 | 7.0-11.5時間 | 6.5-9.0時間 |
発売日 | 国内 2016/3 | 米国 2016/3 | 国内 2016/6 | 国内 2014/7 |
参考価格 | ¥134,980~ | $999.99~ | ¥148,000~ | ¥109,800~ |
※まだ公式な情報が出ていないモデルもあり、情報には誤りがある恐れがあります。
端子が限られるならタブレットもアリ?
USB Type-Cに割り切った 新Macbookの影響もあってか、どれも HDMI端子を持っていないのが悩みどころ。常に変換ケーブルを持ち歩く必要が出てくるので、軽量モデルの特徴が半減してしまいそう。
第5世代の Broadwellモデルでは LG gram 13など 1kgを切りながらも HDMI搭載モデルも多いため、それらの Skylakeモデルが発売されることに期待です。
質量だけでみると、気になるのが NECの「LAVIE Hybrid ZERO」。11.6型のタブレットモデルですが 400g台という飛び抜けた軽量化を実現しており、キーボード込みでも 1kg以下に余裕で収まりそう。これは凄い。
クラムシェル型を選択しても、結局コネクタが限られてしまうのであれば、この選択もアリですね。
関連記事:
2016年 春夏モデルの薄型ノートPCを比較(2in1 YOGA編)
…ということで、春夏モデルが出揃うのが 待ち遠しい今日この頃。他にも有力なモデルがあれば、是非ご連絡いただけますと幸いです。