こんにちは。Tile Mateを購入した岩崎です。
紛失防止トラッカーとは、無くし物を防げる便利ツール。
小さなデバイス(タグ)を財布やデジカメなどにつけておくと、音を鳴らして見つけたり、紛失した場所を確認できるという優れモノです。
とは言え、財布やデジカメなどを無くすことがないので、あまり必要性は 強く感じていませんでした。しかし、実際に利用してみると不必要な管理から解放され、毎日の心理的な負荷が大幅に軽減されていることに気がつきました。
「Tile」が 満を持しての日本上陸!
紛失防止トラッカーとしての有名どころは、TileとTrackR。そして、国産のMAMORIOでしょうか。
クラウドファンディングMotionGalleryにて、MAMORIOを応援したのが 2014年。
あれから随分と経ってしまいましたが、米国シェアNo.1のTileがいよいよ国内でも販売開始ということで、改めて購入してみました。
MAMORIO S | Tile Mate | TrackR pixel | |
---|---|---|---|
大きさ | 35.5 x 19.0 mm | 34.0 x 34.0 mm | 26.2 x 26.2 mm |
厚み | 2.8 mm | 4.65 mm | 5.6 mm |
重さ | 2.4 g | 6.1 g | 4.0 g |
電池寿命 | 約 1年間 | 約 1年間 | 約 1年間 |
電池交換 | × 不可 | × 不可 | ○ 可能 |
タグ側 アラーム | × 非搭載 | ○ 搭載(88dB) | ○ 搭載(90dB) |
タグ側 LED | × 非搭載 | × 非搭載 | ○ 搭載 |
防水機能 | × 非防水 | ○ 防水(IP57) | × 非防水 |
日本語 | ○ 対応 | ○ 対応 | ○ 対応 |
接続性 | Bluetooth 4.0(BLE) | Bluetooth 4.0(BLE) | Bluetooth 4.0(BLE) |
通信範囲 | 最大 60 m | 最大 30 m | 最大 33 m |
Amazon価格 | 4,298 円 | 2,980 円 | 2,280 円 |
比較表の通り、手放しにTileが優れているというワケではありません。
MAMORIOは、世界最小クラスを実現する代わりに、タグ側にアラーム機能がありません。タグからスマートフォンを探すという、逆探索も不可能です。
TrackRは、LED機能も搭載され暗闇で見つけやすい他、電池交換も自分で可能。タグの価格も最安値で、コストパフォーマンスが非常に優れています。
コミュニティ規模が最大の魅力
Tileの特筆すべき魅力は、世界最大級のメッシュネットワーク「Tileコミュニティ」です。
これら紛失防止トラッカーの特徴の 1つとして、みんなで落とし物を探すという機能があります。
落とし物から距離が離れてしまった場合や、盗難されてしまった場合でも、同じサービス利用者がすれ違った場所を教えてくれます。
よって、サービス利用者が多ければ多いほど、落とし物が見つかる可能性が高まるわけです。
Tileは、全世界 230の国と地域で展開され、世界最大級の落し物コミュニティを展開。
2017年6月時点で 1,000万個以上が販売されており、数百万人のコミュニティが存在すると言われています。
TrackRは、2017年1月時点で 450万台。Tileとは 倍以上の差があります。
少し情報が古いですが、最新の情報を出していないところをみると、逆転している様子がないと見受けられます。
MAMORIOは、出荷台数が非公開。
国内には強い可能性もありますが、グローバル展開している他社と比べると、圧倒的なコミュニティ差があることは間違いありません。
様々な類似製品が出ている紛失防止トラッカーですが、紛失した時の可能性を考えれば、コミュニティの大きさが製品の魅力に直結。よってTileを選択しました。
写真で見る「Tile」の魅力
競合製品と比べると大きめなTileですが、実際に手にしてみると そこまで大きな印象はありません。
管理するストレスから解放される!
バッグや財布などにTileを忍ばせ、1ヶ月以上が経過。
財布などの管理よりも、ちょっとした小物の管理に最適。パソコンの充電器や モバイルバッテリーなど、「なくしても致命的ではないが、なくなったら少し悲しい」。そんなアイテムにピッタリです。
その手のアイテムは、紛失しても致命的ではないので 管理もおざなりになっているのですが、過去になくした経験があると どうしても目を配ってしまいがち(管理工数が増加しがち)。
そんな不必要な管理工数から解放してくれるのが、Tileでした。
「無くさないように」と、毎日常々と考えるのではなく、「無くしてから考える」。
解放されることの開放感。こういった不必要な気遣いが毎日のように積み重なることで、実は小さなストレスになっていたのだと気がつきました。この心理的な負荷の軽減こそが、Tileの魅力だと感じます。
入館証や 名刺入れ…、あの手の管理からも解放されたい!
Tileの使いどころが見えてくると、さっそく Tileの数が不足してきます。
ちょうど、日本での発売を記念して 1,980円(1,000円引き)なので、さらに 3つも追加注文してしまいました。