着々と増える交換レンズ。
ここ最近、広角よりのレンズを購入することが多かったので、一気に振り返りたいと思います。
既に主要のレンズが揃っており、レンズ沼は脱出状態。惰性で購入しているものが多いです。
惰性で購入しているだけあって、満足度も低め。買って良かった!というサプライズもない為に、Blogの記事にしていない気がします。
もくじ
ここ半年で購入や注文した広角よりのレンズは、全部で 4本。
ただ、XF23mmF1.4 R以外は特筆することがなく、備忘録のような記事になっています。
もし初めて広角レンズの購入を検討しているのであれば、汎用性の高い XF10-24mmF4 R OIS WRを推奨しています。
- 便利ズームのような表現力 XF23mmF1.4 R
- 惰性で購入した XF18mmF1.4 R LM WR
- 数ヶ月待ちの在庫不足が続く XF27mmF2.8 R WR
- 作りの悪さが気になる XF18mmF2 R
- まとめ
便利ズームのような表現力 XF23mmF1.4 R
購入日 | 2020/12/27 |
購入価格 | ¥99,000(税込) |
満足度 | ★★★★★ |
もともと XF16mmF1.4 R WRを愛用していたのですが、ボケの堅さが気になっていたので、買い換えたのが XF23mmF1.4 R。
開放で垣間見えるクセは、良い意味で富士フイルムらしい味わい。XF16mmF1.4 R WRよりも表現が柔らかく、よりポートレートに向いているように感じます。
換算 35mmは、本当に使いやすい。スナップポートレートに最適の画角。
縦構図と横構図、寄りと引きでの表現力の幅が広く、X100Vに、なぜ 23mmのレンズが搭載されているか、身にしみて感じます。
手に収まる大きさで取り回ししやすく、X-T4とのバランスも良好。街撮りなどで軽快に撮影するときは、便利ズームを持ち出すような感覚で利用しています。
もちろん、しっかり撮影するときにも手放せず、XF23mmF1.4 R、XF35mmF1.4 R、XF50mmF1.0 R WRの 3本が、岩崎の基本装備となりました。
惰性で購入した XF18mmF1.4 R LM WR
購入日 | 2021/5/27 |
購入価格 | ¥129,800(税込) |
満足度 | ★★☆☆☆ |
XF16mmF1.4 R WRと XF23mmF1.4 Rを所有中。
特に必要性は感じていなかったのですが、自分の誕生日に発売されるので、ついつい購入してしまいました。
宣伝通り、次世代を視野に入れた高い解像性能と、美しいボケ。リニアモーターによる静音かつ高速なオートフォーカスなど、XF50mmF1.0 R WRとは真逆のような設計思想ですね。
高い描画性能と、文句なしの機動力なのですが、あまりにも現代的なレンズなので、まだ良さを見いだせていないです。
iPhoneの標準レンズは 換算 27mm相当なので、APS-Cで言えば、18mm程度。スマートフォンの画角に慣れている人は、使いやすい画角かも知れません。
レンズとしては非常に良いのですが、自分の用途には向いていないという感じでしょうか。方向性の不一致ですね。
数ヶ月待ちの在庫不足が続く XF27mmF2.8 R WR
注文日 | 2021/6/23 |
注文価格 | ¥51,700(税込) |
普段からカメラを持ち歩きたいなと思うようになり、小型なカメラが欲しくなっていました。
しかし、X-E4は好きになれないし、X-E3も中古価格が高騰中。
そもそも複数のカメラを使いこなせるほど器用でもないしなと、レンズの軽量化を検討し始めました。
話題のパンケーキレンズと言えば、XF27mmF2.8 R WR。
しかし、まさかの 4ヶ月待ち。ひとまず注文しておくことにしました。
作りの悪さが気になる XF18mmF2 R
購入日 | 2021/7/1 |
購入価格 | ¥70,950(税込) |
満足度 | ★★☆☆☆ |
XF27mmF2.8 R WRの到着が遅すぎて、思わず購入してしまう XF18mmF2 R。
スナップとして利用するなら、もう少し広角のほうが便利だなという言い訳ですが、実際は XF27mmF2.8 R WRが入手できない反動です。
角型レンズフードが付属しており、X-T4とのバランスは良好。レンズの飛び出しも少なく、本体込みで 723gと気軽?に持ち運べる重量です。
ただ、なんとも言えない画角に使いこなせていない状態。スナップや普段撮りとして利用するには、少し画角が狭いと感じます。
なにより、作りのチープさが気になります。
個体差の可能性もありますが、絞りリングがスムーズではなく、フードの仕上げも丁寧とは言い難い状態です。
パンケーキレンズに固執してしまったが故に、選択を誤ってしまったかも。
XF16mmF2.8 R WRを購入すべきだったのかも知れません。防塵防滴ですし。
まとめ
必要なレンズが揃っているが故に、あまり必要性を感じておらず、結果として良い買い物になっていません。XF23mmF1.4 R以外は、特筆するような良さはありませんでした。
本記事で触れたレンズに絞った場合、
ポートレートを撮影する方なら、XF23mmF1.4 Rは間違いないかと思います。
スナップ用途で購入するなら、ダントツ推奨したいのが XF10-24mmF4 R OIS WR。
こちらは最近購入したレンズではありませんが、広角よりのレンズを検討しているのであれば、今回紹介したレンズよりも使い勝手が良いと感じます。
万能な広角レンズなら XF10-24mmF4 R OIS WR
単焦点レンズではなくズームレンズですが、単焦点並の解像力。換算 15~36mm相当をカバーする画角の広さながら、サイズも小ぶりなので、これ 1本で充分。
スナップからランドスケープ、シティスケープ等など、幅広く活用できるレンズです。
なにより、インナーズームなのが最大の魅力。
レンズが伸び縮みするダサさがズームレンズの欠点ですが、XF10-24mmF4 R OIS WRは伸び縮みしないので、単焦点レンズのように活用できます。
最近リニューアルされ、欠点であった絞りリングが刻印式に改善。防塵防滴にもなったので、本当に万能的に利用できる広角レンズだと感じます。
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