角。 2002/10/20
〜 物 欲 岩 崎 の 購 入 日 記。 〜
パーソナル エンターテインメント オーガナイザー
SONY PEG-NR70V を購入!
製品画像
★ ★
2002年4月13日(土)発売  定価オープン価格
2002年4月13日(土)購入!  購入価格59,800円

製品情報 : http://www.sony.co.jp/sd/products/Consumer/PEG/PEG-NR70V/index.html

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セレブレーションレッド。1週間で散る。
参考画像。  先日、赤いセレブレーションレッドCLIE(PEG-T600C/R)を購入したばかりだというのに、新型CLIE(PEG-NR70V)が発表されてしまったおかげで、はやくも買い換えを決意するコトとなりました…(左図)

 しかし、赤いCLIEを購入する時に、そろそろ新しいモデルが出るコトを承知の上で購入したので、特に後悔するコトはありませんでした。

 ただ、思ったよりも新型CLIEの登場が早過ぎた感じです。

 今回のCLIEには、PocketPCなどでも採用されている新しいタイプのCPUが搭載されるという噂が出ていたので、PalmOS5.0が登場してくる夏頃に発売されると思っていたんですよね。

 その為、数ヶ月くらいは赤いCLIEかな?と思っていたのですが、まさか数週間になるとは思ってもいませんでした。
1ヶ月前から新型にCLIEを体験?!
参考画像。  ハードウェアキーボードや、折りたたみ式のフォルム(ウイングスタイル)など、とにかく実際に見てみないと判らないモデルだっただけに、発売が非常に待ち遠しい状態だったのですが、なんと発売日の約1ヶ月くらい前から実物を見るコトができました。

 …と言うのも、カメラ機能だけを省いたPEG-NR70が、3月23日(土)に発売されるコトになっていたんですよね!(左図)

 その為、約1ヶ月くらい前から、新型CLIEを体感するコトができ、発売前から購入日記を進めるコトができました。
ココが魅力!
ソフトウェアGraffitiの搭載!
参考画像。  これまでのPalm機は、液晶の下に専用のタッチパネル(Graffitiエリア)が用意され、そこにGraffitiを入力していたのですが、新型CLIEでは、液晶画面の中にGraffitiエリアが表示されるようになりました。

 液晶の中にGraffitiエリアが表示されるようになったコトで、今までのPalm機には実現できなかった、軌跡表示ができるようになったのです!(上図)

 軌跡表示ができるようになったコトで、「O」と書いたつもりが上の部分が繋がっていなかった為に「U」と認識されるといったコトが少なくなり、より正確な文字の入力が可能になりました。

 また、今まではわからなった、自分の癖を発見できるようになるので、Graffitiの認識率は飛躍的に向上したと思います。

 さらに、液晶のバックライトを使用すれば、Graffitiエリアもライトアップされるので、暗闇での文字入力も可能になりました。
高速CPUで文字入力も快適!
 ひそかに噂されていた新しいタイプのCPUを搭載しなかった新型CLIEでしたが、これまでのCPUとはまったく同じではなく、従来の倍速(66MHz)で動作するDragonball Super VZというCPUが搭載されました。

 おかげで全体的な処理速度が向上し、文字の入力や漢字の変換などがより快適になりました。

 文字入力に関しては、これまでのPalmでも、特に不満を感じるコトはなかったのですが、新型CLIEで文字を入力した時に、その認識の早さにビックリ!
 これまで以上にサクサクと文字を入力するコトができ、長文などもストレスなく入力するコトができました。

 また、漢字の変換速度も向上し、推測変換の表示速度も大きく向上!
 ATOKには、入力された文字列を元に、これまで入力した単語を表示する推測変換という機能がついているのですが、これまでのPalmでは少々もたつくコトがあった為、使用していないコトもあったんですよね…。

 しかし、新型CLIEなら、推測変換を使用しても快速に動作してくれるし、軌跡表示の使いやすさも相まって、これまで以上に文字入力が快適なPDAとなりました。

 もちろん、66MHzのパワーが発揮されるのは文字入力の時だけではなく、ソフトウェアの切り替え速度や画像の展開速度など、様々な面で快速さを実感する感じです。
より大きくなった液晶解像度!
参考画像。  新型CLIEの液晶解像度は、320×480ドットと、予想以上の解像度を実現しています(左図:実際はこの4倍)

 PocketPCZaurusの解像度が320×240ドット、通常のPalmが160×160ドット…というコトを考えれば、320×480ドットという解像度が、どれほど驚異的なサイズかが想像できるかと思います。

 おかげで、Graffitiエリアを液晶内に表示できるようになったし、一度に表示できる情報量も増え、長文を読んだりする際には、非常に便利になったと思います。

 しかし、残念ながらこの解像度の実力を発揮するには、ソフトウェアが対応している必要があり、付属しているソフトも、高解像度を生かしきれてない感じです…。

 ただ、SONYさんも積極的にソフトウェアの対応を進めているみたいですし、じわじわと対応しているソフトも増えているので、将来的にはより便利になっていきそうな感じですね。
気軽に撮影できるカメラ機能!
参考画像。  これまで別売だったカメラ機能が、ついに内蔵されるコトとなったのですが、10万画素のCCDなので、そんなに良い画質ではありません…。

 全体的にぼやけていて、撮影した時の雰囲気を伝えるのが精一杯といった感じです。

 ただ、わざわざデジカメを持ち歩かなくても、気軽に撮影できるという点では、かなり魅力がある部分だし、そんなにカメラに興味がない人でも、ちょっとした記念にあると便利な機能だと思います。

 また、側面にあるキャプチャーボタンを使えば撮影が瞬時に行えるようになっているし、カメラの反応も思っていたよりも速いので、けっこう使える感じです(左上図)

 さらに、撮影した画像はDCF形式で保存されるので、画像の管理も比較的容易に行うコトも可能だと思います。
画像管理がパワーアップ!
参考画像。  デジカメが内蔵された影響か、画像を扱うソフトも様々な面でバージョンアップされました。

 スライドショーにBGMを追加したり、音楽再生に使用するDSPを画像処理にも使用するなどの工夫もされているみたいです。

 その中でも特に良かったのが、PG Pocketのサムネール部分で、より高解像度の液晶を活用したモノとなりました。

 PG Pocketは、画像を管理するソフトウェアなんですが、これまでのサムネールは160×160ドットの液晶で表示した感じのモノだったんですよね、

 しかし、新型CLIEでは、サムネールがより鮮明なモノとなり、画像の一覧性が高くなりました(左上図:右が新型CLIE)

 この部分は前々から気になっていた部分だったので、ついに改良されたか!って感じです。

 ついでにgMovieの方も320×320ドットのハイレゾに対応してくれると嬉しいんですけど、さすがに動画となると66MHzのCPUでも難しいかも知れませんね。
小さな魅力!
 ・クレードルの角度が緩やかになったので、ホットシンクのボタンなどが押しやすい!

 ・液晶シートが純正で発売されているから、発売日からピッタリサイズの液晶保護シートを入手できた!

 ・内蔵スピーカーを使用して音楽が聴ける!

 ・液晶のコントラストが増して、より見やすくなった。
ココがイマイチ。
Zaurus同様の巨体。
参考画像。
参考画像。

 大きな液晶や、ハードウェアキーボードなどを搭載した為か、新型CLIEの大きさは、実に巨大なモノとなってしまいました…(上図)

 従来のPEG-T600Cとは比べ物にならないZaurus並みの大きさとなってしまい、ポケットに入れて持ち運ぶにはギリギリのサイズです。

 しかも、その重量は巨体のZaurusをも超える200gとなり、片手で持って長文を書いたりするには、少々辛い重さとなってしまいました…。

 また、本体を開いた時のサイズは想像を絶するサイズであり、とても地下鉄などでは広げられるサイズではありません(右図:上記と同じ比率)
ソフトの切り替えがスムーズにできない!
参考画像。  液晶が見えるように折りたたんだターンスタイルで使用すれば、従来と同じように使用するコトができるのですが、それではメモ帳ボタンや予定表ボタンなどを押すコトが出来ません。

 これらのハードウェアボタンは、内側のヒンジの近くに配置されているのです。

 その為、スケジュールなどを確認するには、わざわざホームに戻るか、液晶を持ち上げる必要があります。

 もちろんランチャーなどを使用すれば、予定表などをスグに呼び出すようにするコトは可能なのですが、ハードウェアボタンは予定表などを呼び出すだけではなく、電源ボタンの代わりや、表示方法の切り替えなどにも使用する為、ハードウェアボタンが使えないと言うのは予想を絶するモノがあり、不便極まりない仕様です…。

 内側ではなく側面に配置したり、せめてソフトウェアソフトウェアGraffitiの下の部分に、予定表ボタンなどを設置して欲しかったですね。
 バッテリーの残量表示よりも、数倍役に立ったと思います。

 ちなみに、ハードウェアボタンの周りにあるシールは、液晶部分をターンした時にぶつかっても傷が出来ないように貼ってあるみたいなので、剥がしてもネジ穴などはありませんでした。
注目のカメラ機能はちょっと微妙。
参考画像。  携帯電話の流行にあわせて、ついに内蔵されるコトとなったモバイルカメラですが、実に微妙な感じです。

 キャプチャーボタンでスグに撮影できたり、撮影した画像をスグに確認できる感じも便利なんですが、ソフトウェアの操作性はもう1歩という感じです。

 そんなに使いにくい!といったコトはないのですが、前作のTシリーズからカメラ機能は存在していたので、もう少し操作性は向上しているかな?と思っていただけに、この操作性は残念でした。

参考画像。

 特に気になるのが、撮影の設定を変更がダイレクトに行えないコト。

 出力先やフォーマットは、滅多に変更しない部分なので問題はないのですが、エフェクトやホワイトバランスの設定なども、イチイチ設定画面を表示しないと変更できないんですよね…。

 できれば、撮影画面でダイレクトに、撮影サイズなどを変更できれば良かったと思います(右上図)

 また、カメラを回転させて自分を撮影する際には、左右が反転してしまい、撮影すると左右の反転を元に戻して保存するという、ちょっと変わった仕様になっています(横にして撮影している場合は上下が反転)

 その為、撮影する時(左右反転の状態で)はバランスが取れていたのに、撮影された画像を見たらバランスがずれていたというコトもあります。

参考画像。

 さらに、隠し撮りを防ぐためか、撮影する時のキャプチャー音はOFFにできないようになっています(左図)

 音を最小にすれば気にならない音量になるし、キャプチャー音も3種類から選択できるので、問題はないと思うのですが、授業中に撮影したい時もあるし、できればOFFにできるようにして欲しかったですね。

 さらに贅沢を言うなら、もう少し解像度が欲しかったって感じです。
 320×240ドットという解像度は、少し物足りない感じがするし、せめて液晶一杯に表示できるくらいの解像度(約15万画素)は欲しかったですね…。

 ライバル機と思われるZaurusでも640×480ドットの撮影を行えるし、携帯でも640×480ドットを撮影できる機種もあるので、特に320×240ドットという解像度は小さく感じてしまいます…。
使い物にならないキーボード。
参考画像。  Zaurusの影響か、新型CLIEにもハードウェアキーボードが搭載されました(左図)

 前回購入したZaurus(MI-E21)の件もあった為、あまり期待はしていなかったのですが、やはり実用的なモノではありませんでした…。

 Zaurusと違って、意外とストロークもあり、押しやすいボタンなのですが、200gという重量がモロに負担になるんです…。
 特にキーボードは端の方にある為、バランスが悪く、どこかに置かないと使えないという感じなんですよね…。

 また、キー配置が特殊で、キーボードと画面までの距離もけっこうある為、キーボードを見ないでキーを叩くタッチタイプをマスターしないと、視点の移動が多くなり眼も疲れてきます。

 その為、滅多に使う機会は無いし、Graffitiを扱える人にとっては、使用価値はゼロに近いと思います。

 また、キーボードを使用する際には、どうしてもスペースが必要になってくるので、使用できる範囲も限定されますし、ハードウェアキーボードはオマケ機能と思っていたほうが良いかも知れませんね。
押しにくいボタン達。
参考画像。  折り畳みという大胆なフォルムにした為か、電源ボタンが非常に押しにくい位置に移動してしまいました…(左図)

 しかも、少し内側にあるので、ますます押しにくいし、ポチッ!という感じの押し心地ではなく、ぐにゃっとした感じなので押した感じなので、その押しにくさは結構気になる感じです。

 また、液晶を内側して閉じるクローズスタイルにすると、電源が入らなくなる配慮があるのですが、逆に電源が消せなくなるという現象にも陥ってしまうんですよね…。

参考画像。

 そして、BACKボタンも押しにくくなってしまいました(左図)

 PEG-T600CのBACKボタンは、少し出っ張っていて非常に押しやすかったのですが、新型CLIEのBACKボタンは出っ張りが少ないので押し心地が無く、かなり押しにくいんです。

 さらにストローク(押し込める距離)も少ないので、つい力を入れてしまい、BACKボタンを多用すると親指が痛くなってしまいます…。

 電源ボタンもBACKボタンも、頻繁に使用するボタンだけに、もう少し使いやすさを配慮して欲しかったですね。

 ただ、ジョグダイヤルはこれまでのCLIEの中では1番回しやすい気がします。
使いにくいWing style。
参考画像。  ハードウェアボタンを操作する際には、絶対オープンスタイルにする必要があるなど、折りたたみ式のWing stlyeは、かなり使いにくい感じです。

 ひねったり閉じたりする姿は、決してスマートではないし、見た感じでも決して使いやすそうには見えないと思います。

 また、使用方法を変える際には、液晶を回転させるという工程が発生するため、片手ではなかなか変形できず、落としそうになったコトが何度もあります。

 これでは素早く情報を引き出すコトができないし、特にスピーディーな使用を求めるPalmユーザーとしては、非常に問題となる部分ではないでしょうか?

 また、全体的な強度もWing stlyeのおかげで、かなり犠牲になっているので、ちょっとした事故で破損してしまう可能性がありますね…。
リモコンはやっぱり使えません。
参考画像。  新型CLIEには、Tシリーズで省かれていた音楽再生機能が搭載され、本体のみでMP3ATRAC3を再生できるようになりました。

 僕もPEG-N700Cを購入した時は、ネットワークウォークマンに変わるアイテムとして期待したいたのですが、問題は付属しているリモコンだったんですよね…。

 高級感あふれるCLIEには、とても似合わない安っぽさで、とても使用できるモノではなかったんです(左図)

 その為、新型CLIEには、良い感じのリモコンが付属してくるんだろうと期待したいたのですが、非常に残念ながら昔と同じリモコンでした…。

 普通に使用している時は、リモコンだけが表に出ているので、再生機がどんなに良くても、リモコンがダサければ台無しなんですよね。

 ですから、せめて再生状態を表示できる液晶くらい欲しいですし、できればMDウォークマンのリモコンと互換性が欲しかった感じです。
全体的に安っぽい感じ。
参考画像。  上記のリモコンを始め、浮き彫りじゃないSONYのロゴなど、作りが全体的に安っぽい感じがします。

 液晶部分の側面にある白い部分も、なんだか微妙な感じですし、ハードウェアキーボードの部分も、キーボードのシールが貼ってある状態ですし、傷を防ぐためのハードウェアボタン周辺のシールも、妙に安っぽさを演出している感じです。

 また、加工の違いなのかマグネシウムを使用した本体の質感も、前作のT600Cのアルミボディと比べると劣っている感じがしますし、ゴツゴツとしたフォルムも洗練された印象がない気がします。

 それに、色合いなども含めて、どうしてもサイバーな印象が捨て切れられず、マニアの為のPDAに仕上がってしまった気がします…。

 もっとビジネスでも使えるような、スマートでセンスのあるデザインにして欲しかったですね。
なんだか不安定。
 ソフトウェアGraffitiや、ハードウェアキーボードの搭載など、システム的に大きな変更があった為か、どうも不安定な感じがします。

実際、購入した直後に、突然ソフトウェアリセットが発生したり、メモリースティックへ突然アクセスできなくなったりといった問題が多発しています。

 僕の環境的な問題もある為、新しいCLIEは不安定とは言い切れないんですが、今までのCLIEでは順調だったし、購入した直後から不安定というのは、ちょっと怪しい感じですね…。
小さなイマイチ。
 ・スタイラス(ペン)が入れにくい。下にあるので、ゆるんでくると落ちてくる可能性がある。

 ・ポケットに入れる時などに、HOLDがかかりやすい。 突然電源が入らなくなって、あせるコトが何度もあります。

 ・メモリースティックのアクセスランプが小さくて見にくくなった。 また、オープンスタイルにすると、アクセスランプが見えなくなってしまいます。

 ・バイブレーション機能が廃止になってしまいました。
PEG-NR70Vのまとめ。
参考画像。  新作CLIEと言うコトで、つい購入してしまいましたが、実際に使ってみると断然T600Cの方が良かった感じです。

 その為、購入してから1週間でNR70Vを売却し、結局T600Cを愛用するコトにしました(左図)

 確かに普通のPDAでは、CLIEとしての魅力が無くなってしまうとは思うのですが、高解像度の液晶だけでもCLIEを購入する価値はあると思いますし、さすがにココまでするコトは無かったんじゃないの?と思います…。

 折り畳みのフォルムにまでして搭載したハードウェアキーボードは、一切使用するコトがありませんでしたし、ソフトウェアGraffitiの方も、ヤカンについている笛のような感じで、あると確かに便利なんですが、別に無くても我慢できるという感じです。

 また、期待していたモバイルカメラの方も、少々画質が悪いのでメモ撮り程度が限度で思い出撮りには、とても使用できない感じです。 それに、携帯と違って画像をスグに転送できないので、イマイチ面白みに欠け、思っていたよりは使用価値がないんですよね…。

 それと、全体的な作りも安っぽいので、持っているだけでステイタスがあがるような感がしませんし、ハードウェアボタンが隠れてしまい、操作性を限りなく低下させた部分も、売却の大きな原因でした。

 もちろん、高速CPUを搭載した部分はポイントが高いし、非常に捨てがたい魅力だったのですが、特に自分はデザイン重視なので、デザインが悪いのは重大な問題だったし、毎日使用するPDAなのに、操作性が悪いのでは話になりません。

 それに比べて、T600Cは操作性も悪くないし、スキのない洗練されたフォルムは、何度見ていても飽きません。 その中でも、特に限定色のセレブレーションレッドは、黒光りする非常に魅力ある色だし、まさにCLIEの頂点ともいえるPDAだと思います。

 今回は、新製品の方を売却し旧型モデルを使用するという、前代未聞の結末となってしまいましたが、それだけT600Cが魅力的なPDAだったんですよね。
次回作への要望。
参考画像。  まず、ハードウェアキーボードは思い切って取っ払い、折り畳みというスタイルも廃止してくれるコトを願います。

 Palmには、Graffitiという非常に優れた入力方式があるワケですから、ハードウェアキーボードなんてモノは一切不要だと思うんですよね。

 それに、折り畳みというスタイルは、どうしても弱々しいフォルムになってしまいますし、携帯電話では人気があってもPDAでは人気が出るとは、とても思えません…。

 自分としては、T600Cに高速CPUと、320×480ドットの液晶を搭載した機種が発売されれば、最高じゃないか?と思います。
 …というか、次回作はそれに決定でしょう(笑)

 また、どうせ本体が大きくなってしまうのなら、メモリースティックのスロットをデュアルで搭載するとか、コンパクトフラッシュスロットを本体に搭載するなどを考えてもらえれば最高です。

 Bluetoothモジュール(PEGA-MSB1)が登場するなど、メモリースティックスロットの使用目的も増えているので、デュアルにする価値は十分にあると思いますし、コンパクトフラッシュスロットを搭載し、AirH"などの通信カードを標準で搭載できるようになれば、モバイルカメラの使用価値も広がってくると思うんですよね。
PEG-NR70Vの総合評価。
項目 評価 コメント
デザイン ★★ 全体的に安っぽい作りで質感も微妙…。 背面もゴツゴツしている印象があるし、サイバーっぽいデザインも好めない感じですね。
機能 ★★★★ ハードウェアキーボードや、モバイルカメラを搭載するなど、機能性も十分にあると思います。 …でも、それらの機能で犠牲になった部分は多いですね。
操作性 やはり予定表などのボタンを、内部にしまってしまったのは、かなりの失敗だと思います。 BACKボタンや電源も押しにくいですしね…。
価格 ★★★ 全体的な使い勝手から考えると、この価格はちょっと高い感じもしますが、モバイルカメラなどの搭載を考えると妥当な感じもします。
自慢度 知らない人から見れば完全にマニアのアイテムって感じですし、あんまり自慢できるアイテムではないと思います…。
総合評価 ★★ 平均点数2.2点。 残念ですがこんなもんでしょう…。 次回作に期待です。
PEG-NR70Vのために購入した周辺機器一覧。
メーカー 名称 型番 購入価格 税込
SONY CLIE PEG-NR70V 59,800円 62,790円
SONY マジックゲート対応メモリースティック(128MB) MSG-128A 12,800円 13,440円
SONY 液晶保護シート PEGA-SP70 980円 1,029円
河出書房新社 しぐさの不思議 450円 473円
合計 5点
74,030円
77,732円

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