XF16-80mmF4 , XF16mmF2.8 のモックアップを確認してきた

こんにちは。東京 丸の内にある FUJIFILM Imaging Plazaにて、2019年に発売予定のレンズを確認してきた岩崎です。

展示されているのは、先日 発表されたばかりの 2本。
コンパクトプライムの XF16mmF2.8 R WRと、標準ズームレンズの XF16-80mmF4 R OIS WR。どちらもモックアップで、色はブラックのみです。

標準ズームレンズ XF16-80mmF4 R OIS WRが、コンパクトな X-E3にマッチするかが不安でしたが、ギリギリ行けそうなサイズ感。ますます発売が楽しみです。

XF16-80mmF4 , XF16mmF2.8 のモックアップを確認してきたのメインビジュアル
コンパクトプライムの XF16mmF2.8 R WR(左)と、モバイルズームとして発表された XF16-80mmF4 R OIS WR(右)。

とっくに展示されていた

先日、富士フイルムから 発表された新レンズたち。

開放 F値 1.0という 大口径の単焦点レンズも楽しみですが、標準ズームレンズ XF16-80mmF4 R OIS WRも気になるところ。

ドイツで開催されている Photokina 2018 にてモックアップが展示されており、大変嫉妬したのですが、実は FUJIFILM Imaging Plazaに展示されていることが判明。

マジかー。まったく知らなかったわ。
おまけに、発表された翌日には展示されていたとか……もっと早く知りたかった。泣

さっそく行ってきた

残念ながら、話題の XF33mmF1までは置いてないそうなのですが、ひとまず XF16-80mmF4のサイズ感などが分かるだけでも充分です。

別アングルからの「XF16-80mmF4 R OIS WR」。モックアップなので、実際の製品版とは異なる場合があります。
背面からの様子。防塵・防滴を示す “WEATHER RESISTANT”の文字。絞りリングには、絞り値が刻印されています。
上からの様子。フィルターサイズは ø72mmのようです。汚れているのは、モックアップだからなのか、単に管理が悪いのか…。
こちらは、広角単焦点レンズ「XF16mmF2.8 R WR」。現在の広角レンズのラインナップから比べると、非常にコンパクト。フィルターサイズは ø49mmのようです。
モックアップは手に取ることが NGなので、XF18-55mmを横に並べていただきました。後ろの MKXレンズで見にくいですが、ひとまわり大きいかなという程度。

新しい XF16-80mmF4 と 従来の XF18-55mmF2.8-4 とのサイズ感の比較は、こちらのサイトも参考になるかと思います。

レンズ構成

CP+ 2019 で公開された追加情報によると、XF16-80mmF4のレンズ構成は、12群16枚(非球面レンズ 4枚、異常分散レンズ 1枚)となるそうです。

ちなみに、標準キットのズームレンズXF18-55mmF2.8-4は、10群14枚(非球面レンズ3枚、異常分散レンズ1枚)。

コンパクトの秘訣は非球面レンズにあるのは間違いないですが、その反面 ボケのザラつきが出ないかが気になるところ。一般的に、非球面レンズは輪線ぼけが発生しやすい傾向にあります。

とは言え、解像度やヌケの良さは期待できると思いますし、強力な手ブレ補正、高速な AF、防塵防滴耐などの付加価値が高いため、扱いやすいズームレンズになることは間違いなさそうです。

XF33mmF1 R WR も見つけました

12月初旬。
改めて FUJIFILM Imaging Plazaに来たところ、XF33mmF1 R WRのモックアップも展示されていました。

ついに展示された「XF33mmF1 R WR」。さすが大口径 F1。改めて見てもインパクトが凄い。

…ということで、サイズ感を心配していた XF16-80mmF4 R OIS WRでしたが、あまりにもアンバランスということは無さそうです。16-80mmと 1本での利便性を考えれば、充分なサイズ感ではないでしょうか。

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