XF16-80mmF4 よりも XF16-55mmF2.8 の方が向いているのではないか

1年ほど前に発表され、今か今かと発売を待ち望んでいる XF16-80mmF4。秋頃に発売されるとの噂ですが、現時点で新しい情報が入ってきていません。

そう待ち望んでいるうちに、「レッドバッジ XF16-55mmF2.8を購入した方が良いのではないか?」と思えてきました。

すっかり大型レンズに慣れてしまい、求めているのは「手ぶれ補正」や「利便性」ではなく、「明るさ」や「高画質」ではないか?と感じています。

XF16-80mmF4 よりも XF16-55mmF2.8 の方が向いているのではないかのメインビジュアル
レッドバッジシリーズの「XF16-55mmF2.8」。ズーム全域で F値2.8を実現するフラッグシップモデルです。

XF90mmF2 R LM WR を購入し、レンズ沼から解放されそうな今日この頃。
後は万能的に利用できるズームレンズ XF16-80mmF4 を購入すれば一段落。そう考えていました。

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XF16-80mmF4 と XF16-55mmF2.8 の比較
型番XF16-80mmF4 R OIS WRXF16-55mmF2.8 R LM WR
販売価格10万円弱10万円強
レンズ構成12群16枚
(非球面 4枚 / 異常分散 1枚)
12群17枚
(非球面 3枚 / 異常分散 3枚)
焦点距離f=16-80mmf=16-55mm
ズーム率5倍3.4倍
羽根枚数9枚9枚
撮影距離範囲接写に強い30cm~
外形寸法ø78.3 x 88.9-131.5 mmø83.3 x 106.0-129.5 mm
フィルター径ø72mmø77mm
質量440g655g
手ぶれ補正〇 対応× 非対応
防塵・防滴〇 対応〇 対応

XF16-80mmF4 のコンセプトは明確です。
防塵・防滴・手ぶれ補正までもを搭載しながらも、幅広い焦点距離をコンパクトに収めた万能ズーム。これ一本で旅行に行けちゃうレベルです。

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ただ、自分の場合 手ぶれよりも画質や明るさの方が重要なんじゃないかな?と感じてしまい、それって XF16-55mmF2.8の方が向いているのでは?と気がついてしまいました。

おまけに、XF16-55mmF2.8は、レッドバッジにも関わらず 10万円ちょっとで購入できてしまうお手軽さ。
XF16-80mmF4も 10万円近い価格で出ることが予想されるので、だったらますます XF16-55mmF2.8のほうがお買い得なんじゃないかと考えるようになりました。

XF16-80mmF4もそれなりの高画質になると予想されますが、さすがにレッドバッジを超えることはないでしょうし、やはり利便性を重視した設計になると考えられます。


…ということで、さっそく店頭で XF16-55mmF2.8を確認。
以前はデカすぎだろーと感じていましたが、XF90mmF2に鍛えられたせいか、ギリ持てそう。ズーム時の飛び出しも想定より少なく感じます。

思わず購入してしまいそうでしたが、現時点で旅行に出かける予定がないので、ひとまず保留。FUJIFILMの方にも、「今じゃない気がしますね」と念押しされてしまいました。
特に急いでいるワケでもないので、もう少し XF16-80mmF4の詳細が出てから、改めて検討したいと思います。

後日談

この記事を書いてから 5日後の週末。
なんだかんだで気になってしまい、FUJIFILM Imaging Plazaから XF16-55mmF2.8をレンタルしてきました。

結論としては、無事?購入せずに諦めることができました。

モデルさんに付き合ってもらい何枚か撮影してきたのですが、撮影中のワクワク感がありませんでした。

雨の日などで撮影箇所が限られる、レンズ交換中にモデルさんを待たせることができない…などなど、ズームレンズのメリットは大いにありえるのですが、求めていたのはそれなんだっけ?という気分。

あくまでも趣味で写真を楽しんでいる身としては、単焦点レンズを付け替えるのが楽しいな…という結果に落ち着きました。

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