Surface Pro 12 購入に向けて Surface Goと比べてみる

こんにちは。Surface Pro 12を購入予定の岩崎です。

2019年に 初代モデルを購入し、6年以上 Surface Goを愛用してきた岩崎としては、引き続き Surface Goの新製品を待ち続けたいところ。
しかし、今のところ新製品が発売される見込みがなさそう、ひとまず Surface Pro 12を購入してみることにしました。

ARM版 Windowsというのも楽しみな点。以前と比べると随分と不具合も改善され、唯一の課題は ATOKが動かないくらいです。

Surface Pro 12 購入に向けて Surface Goと比べてみるのメインビジュアル
新発売された Surface Proシリーズ。より手軽な普及モデルとの位置づけのようですが、12インチへとサイズダウンされて携帯性が向上しました!

新しい Surface Goが発売されない

Surface Goの魅力は、なんと言っても小さなフットプリント。
軽量や薄いパソコンは多く発売されていますが、10インチサイズで Windowsが動作する機種となると選択肢が限られます。

携帯性では UMPCもありますが、ビジネス用途では操作性や堅牢性に不安があります。
携帯性では UMPCもありますが、ビジネス用途では操作性や堅牢性に不安があります。
フルOSを搭載しながらも、タブレットのように扱える取り回しの良さが魅力。
フルOSを搭載しながらも、タブレットのように扱える取り回しの良さが魅力。

ウルトラモバイルPCという選択肢もありますが、変則的なキーボードになりがち。
また、Surface Goはマグネシウムボディで堅牢性があり、ビルドクオリティが高いので、持ち歩くには最適のパソコンです。

そんな大好き Surface Goですが、4年前(2021年)から新製品が発売されていない状況です。2年前(2021年)に Surface Go 4が発売されていますが、大きな変更点はなく法人専用モデルとなっています。

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ベンチマークで比較する Surface Go 4 の退化

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そんな中で発表となった Surface Pro 12

製品ページでは 13インチの Surface Pro 9と比較している表現が多いので、Goユーザーに向けた製品ではないようですが、12インチとコンパクトになっている点は見逃せません。

Surface Goと比べるとひとまわり大きいようですが、愛用のバッグにも入るようなので乗り換えてみることにしました。

新製品の Surface Pro 12と、愛用している Surface Go 4の比較。+3cm以内に収まっているのであれば、ギリ持ち歩けそう!
新製品の Surface Pro 12と、愛用している Surface Go 4のサイズ比較。+3cm以内に収まっているのであれば、ギリ持ち歩けそう!

Surface Goとの比較

Surface "Pro" と名乗るだけあって、貧弱な Surface Goとは雲底の差。
アーキテクチャも異なるので直接的な比較は難しいですが、体感速度が明らかに変わるので作業環境にも変化があると予想しています。あくまでもサブ機であった Surfaceでしたが、ある程度の作業は Surfaceでこなせてしまうかも知れません。

Surface Pro 12と Surface Go 4の仕様比較:
 Surface Pro 12Surface Go 4
アーキテクチャARMx86
プロセッサSnapdragon X PlusIntel Processor N200
コア数8 Core4 Core
NPUQualcomm Hexagon with 45 TOPS× 非搭載
グラフィックスQualcomm Adreno GPUIntel UHD Graphics
メモリ16GB LPDDR5x RAM8GB LPDDR5 RAM
ストレージ256GB, 512GB (UFS)64GB, 128GB, 256GB
ディスプレイ12” PixelSense LCD10.5” PixelSense LCD
タッチスクリーン10 ポイント マルチタッチ10 ポイント マルチタッチ
解像度2,196 x 1,464 (220 PPI)1,920 x 1,280 (220 PPI)
コントラスト比1200:11500:1
カラーの設定sRGB, EnhancedsRGB, Enhanced
リフレッシュレート最大 90Hz (動的)最大 60Hz
明るさ400 nits (標準)350 nits (標準)
ガラス強化ガラスCorning Gorilla Glass 3
サイズ274 x 190 x 7.8 mm245 x 175 x 8.3 mm
重量686 g521 g
バッテリー駆動時間最大 12 時間(Web使用)最大 12.5 時間(通常使用)
カメラ(前面)Full HD (1080p)Full HD (1080p)
カメラ(背面)10MP Ultra HD8MP 1080p HD
オーディオDolbyFootnote Audio Premium 搭載 2W ステレオ スピーカーDolbyFootnote Audio Premium 搭載 2W ステレオ スピーカー
マイクVoice Clarity 搭載 Dual far-field スタジオ マイクVoice Clarity 搭載 Dual far-field スタジオ マイク
USBポートUSB-C 3.2 (2ポート)USB-C 3.1 (1ポート)
Surface Connect○ 搭載× 非搭載
SDカードリーダー× 非搭載○ microSDXC カードリーダー
ヘッドホンジャック× 非搭載○ 3.5 mm
Wi-FiWi-Fi 7Wi-Fi 6
BluetoothBluetooth 5.4Bluetooth 5.1
NFC× 非対応○ 対応
ケースアルミニウム(アルマイト処理)マグネシウム
カラー3色 (Platinum, Violet, Ocean)1色 (Platinum)

法人モデルのほうが高スペック

個人モデルには、3色のカラーバリエーションが存在。真ん中のオーシャングリーンが非常に魅力的なのですが、法人モデルはプラチナしか選べないようです。泣
個人モデルには、3色のカラーバリエーションが存在。真ん中のオーシャングリーンが非常に魅力的なのですが、法人モデルはプラチナしか選べないようです。泣

先日 5月16日から予約受付を開始。
さっそく注文したい気持ちを抑え、岩崎は法人モデルを待つことにしました。

法人モデルの方が、メモリもストレージも大容量のモデルを選択可能です。

Surface Pro 12 個人と法人モデルの比較表(差分のみ):
 Surface Pro 12 個人モデルSurface Pro 12 法人モデル
OSWindows 11 HomeWindows 11 Pro
ソフトウェアMicrosoft 365 PersonalMicrosoft 365 Business
メモリ16GB LPDDR5x RAM16GB, 24GB LPDDR5x RAM
ストレージ256GB, 512GB (UFS)256GB, 512GB, 1TB (UFS)
BitLocker× 非サポート○ サポート
NFC認証× 非搭載○ 搭載
カラー3色 (Platinum, Violet, Ocean)1色 (Platinum)

Windows Blogsによると 7月22日に出荷が開始されるそうなので、個人モデルよりも 1ヶ月ほど待つことになりますが、このスペック差は大きい。
カラーバリエーションも 1色に絞られてしまう点も悔やまれますが、楽しみに待ちたいと思います。

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新しい Surface Goが待ち遠しい!