本日、Zenith × Land Roverの記念モデル El Primero Range Roverを購入しました。
Range Roverの新型モデル「SVAutobiography DYNAMIC」の発表に合わせた、特別仕様の「El Primero」です。
残念ながら、肝心の Range Roverを知らない為、その魅力が半減されている恐れはありますが、こういうのは勢いですね。Zenithフェアのプロモーションをキッカケに知ることができ、そのデザインに一目惚れしました。
このレベルの嗜好品になってくると、細かいレビューは意味をなさないと感じます。その為、腕時計そのものの感想よりも、購入までの経緯を書き留めておくとします。
倦怠期を迎えていた Apple Watch
2年間ほど 愛用してきた Apple Watchでしたが、新モデルになっても目新しいデザインの変化はありませんでした。
期待していた モバイルSuicaの利便性も、想像の域を超えず カードSuicaに舞い戻り。
なにかを「期待」して使い続けた Apple Watchでしたが、さすがに「倦怠」が上回ってきていました。
キッカケは GSXの新モデル
そんな時に発見したのが「GSX906」。
GSX906シリーズ製品情報
GSXというブランドがどこまで浸透しているのかは怪しいですが、個人的には 20代前半を共にした、実に思い入れのある腕時計です。
長らく開発が止まっていると思っていましたが、10年ぶりに後継モデルが出ていたことが判明。
900シリーズのプレミアムクラスとしていかに新しくしていくかを課題とし、企画・開発されました。
確かに、以前のモデルで気になっていた部分が、細部にわたって改善されている模様。
残念ながらヨドバシカメラでは取り扱いがないということで、新宿に足を運びます。せっかくなので Zenithフェアにも足を運ぼうと考えたわけです。
実物が写真を上回る
久々に足を運んだ腕時計専門店。
GSXが目的ではありますが、同店舗にて El Primero Range Roverが展示中…ということで、せっかくなので試着。
「写真写りは良いけど、実際に手にすると違うなぁ…」となる予定でしたが、「うぉー、現物の方が 120%良い!」という、想定外の流れ。
落ち着くためにも、いったん外には出たのですが、その日のうちに再来店して購入しました。
新作 GSXも、それなりに進化していたのですが、さすがに目が肥えてしまって選択しがたい感じ。特に Zenithを体験した後に見るモノではなかったです(そもそも比べるモノではありませんが)。
ランド・ローバー社のデザイン部ディレクター、ゲリー・マクガバン氏は「ゼニス社のエル・プリメロは、時計史上最も特徴的な設計を有する時計の一つだというのが私の意見です。ですから、この象徴的なデザインに敬意を表すことを大切に考えています。レンジ・ローバーの DNA を匂わせながら、紛れもなくエル・プリメロであることがわかる必要があったのです」とコメントしました。「私たちは、レンジ・ローバーのモダンな内装が持つシンプルさに着目しました。それを、ゼニス社のチームは、時計の文字盤をシンプルなデザインに作り上げたことで体現しました。つや消し仕上げは、レンジ・ローバーのような慎みや洗練・耐久性を同時に表しています。レンジ・ローバー、これが私たちの目指したスタイルです。すぐに精神的なつながりを感じていただけると思います」とマクガバン氏は付け加えています。
シンプルかつモダンながら、主張しすぎない程度の適度な個性。
ニュースに記載されている これらの文章が、まさにEl Primero Range Roverの魅力を表していると感じます。
使い始めた感想
ストラップが、メタルバンドではないので コマ調整などが行えず、ちょっと緩めなのが悔しい。
通常モデルの場合は、Sサイズのベルトもあるらしいのですが、生産本数が少ないモデルでは存在しないそうです…。ストラップが特徴的なモデルだけに、別のストラップにしては魅力が半減してしまいそう。いったん様子見です。
なかなかの金額ですが、今のところなんの実感もないのが恐ろしいところ。もう、そういう年頃なのか、完全に病気なのか。
とは言え、アクティブに動きそうな土日は、別な腕時計を利用する予定。平日も、飲み会などがある日は避けておこうかと思います。
…ということで、なんの記念日でもないのに散財してしまった今日この頃。
いったいドコへのご褒美なのかと考えていましたが、いま思うと なにかに追い込まれる口実が欲しかったのかも??最近は刺激のない生活が続いていますからね。。しばらくは、質素な生活を送ることになりそうです。