角。 2003/11/29
〜 物 欲 岩 崎 の 購 入 日 記。 〜
パーソナル エンターテインメント オーガナイザー
SONY PEG-TJ25 を購入!
製品画像
☆ ★ ★
2003年10月25日(土)発売  定価オープン価格
2003年10月25日(土)購入!  購入価格19,800円

製品情報 : http://www.sony.jp/products/Consumer/PEG/PEG-TJ25/index.html

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怪しい路線へ突き進んでいくCLIE。
参考画像。  SONYのCLIEが絶頂期の頃は、発売されるたびに購入していました。なんと半年で5台も購入する買い替えぶり。
 PEG-T400CPEG-T600CPEG-T650C…と、まさに“Tシリーズの虜”状態だったんですよね。

 ところが、PEG-T650Cの購入を最後に、CLIEの買い替え生活がピタリと止まってしまいました。

 その頃から、折り畳みモデルのPEG-NR70Vが登場し始めるなど、SONYの路線はドンドン怪しい方向に進んでいきました(左図)

参考画像。

 折りたたむだけならまだしも、カメラやフラッシュなどを加え始め、携帯電話と同じような路線を進もうとしていたんですよね。
 挙句の果てにはFeliCaリーダまで搭載され、明らかにPalmOSの目指すべき方向ではない場所に突き進んでいました(右図)

 もちろん、無駄な機能が搭載されていても「大きさ」と「デザイン」さえ失われてなければ問題はありません。
 しかし、「大きさ」も「デザイン」も満足の行くモノではなかったんですよね。

 おかげで、発売されるCLIEの全てに魅力が無くなってしまい、とても買い換える気分にはなりませんでした。

 その後もPEG-UX50など微妙なモデルばかりが発売され続け、気が付けばPEG-T650Cを1年以上も利用していました。
 それまでは、長くても数ヶ月で買い換えていたので、1年以上も利用したコトは奇跡的なコトです。

 しかし、1年以上も持ち歩いたコトもありボロボロに痛んできたので、買い換えざるを得ない状態になってきました。
 特にデザインが気に入っていたモデルだっただけに、ボロボロになった姿はあまり見たくなかったんですよね。

 ところが、最近のCLIEシリーズにはロクな物がないので、変えるに変えられないという悔しい状態が続いていました。
原点に戻った新生CLIE。
参考画像。  気が付けば、日本でPalmOSを搭載したPDAを発売しているのは、怪しい路線を突き進めるSONYのみ。

 その為、市場には奇妙なデザインのモノばかりが出回ってしまい、買い換えたくても買い換えたいモデルが存在しないという状態が続いていました。

 そんな中、久々に標準的なモデルが発表されました!
 今回購入するコトとなったPEG-TJ25は、おかしな市場にようやく投入された標準的なモデルだったんですよね。

 折りたたむコトも回転するコトもなければ、カメラやフラッシュなどの機能もありません。
 しかし、本来PalmOSPDAといえば、このスタイルが標準的。元々は非常にシンプルなPDAでした(左上図)

 そんなPalmOSの歴史を思い出させる、従来のスタイル。ようやくSONYが「原点」に戻ってきてくれたみたいです。

 また、全6色という豊富なカラーバリエーションや、2万円以下の価格も非常に魅力的。
 迷わず購入を決定し、発売日に購入してきました。
ココが魅力!
久々のストレートモデル!
参考画像。  液晶部分が回転し、用途によって様々なスタイルに変身できるWingStyle(左図)

 PEG-NR70Vで採用された新しいスタイルですが、サイズが巨大なために、とてもポケットに入れて持ち歩けるサイズではありません。

 しかし、その後もドンドンと採用され続け、気が付けばCLIEの標準スタイルとなってしまいました。
 おかげで、一般的なストレートモデルが日に日に少なくなってしまい、なかなかCLIEが買い換えられない日々が続いていました。

 PEG-TJ25は久しぶりに発売されたストレートモデルなのですが、もはやソレだけで買いなのカモ知れません。
 スグにスケジュールを確認したり、素早くメモを取ったりするには、やっぱりストレートモデルの方が使いやすいんですよね。

 画面が小さくなってしまうなどのデメリットもあるのですが、自分にとってはストレートモデルが1番あっている感じです。
豊富なカラーバリエーション!
参考画像。  PDAと言えば、シルバーやブラックなどのカラーリングが一般的です。
 その為、イマイチ面白みに欠ける感じなのですが、PEG-TJ25は6色のバリエーションが揃っています(左図)

 「フロンスティシルバー」や「コスモブラック」などの無難なカラーから、「チリレッド」や「フラミンゴピンク」などの豊富なカラーリングで、自分に合ったPEG-TJ25を選択するコトができるんですよね。

 “ただの色違い”と言われてしまえばそこまでなのですが、色の影響は思っている以上に大きいものだと思いますし、特にデザイン重視の自分にとってはポイントが高いです。
 特に鮮やかな「ネオンブルー」や、あの限定色(セレブレーションレッド)を思い出させる「チリレッド」は非常に魅力的。

 カジュアルなカラーを選択するコトで、少しはマニアな印象を払拭するコトができますし、豊富なカラーバリエーションが存在するのは色々と嬉しいコトが多いですね。

 また、PEG-TJ25専用のキャリングケース(PEGA-CA33)も、6種類のカラーバリエーションが用意されています。
 本体の6種類と自由に組み合わせるコトができるので、なんと36種類の組み合わせを選択するコトができるんですよね。
意外と使いやすいセンタージョグ!
参考画像。  SONYと言えばジョグダイヤルですが、もちろんCLIEも例外ではありません。
 CLIEの初代モデル(PEG-S500C)から、当然ジョグダイヤルが搭載されています。

 ところがPEG-TJ25では、チョッとした革命が起こりました。

 それまで本体の横に搭載されていたジョグダイヤルが、センタージョグダイヤルとなり本体の真ん中に移動されてしまったんです(左上図)

 最初は、明らかに不便になったと思いました。

 これまではCLIEを持った時に、自然とジョグダイヤルに親指が来るようになっていたので、特に持ち直すコトなく操作をするコトができました。
 しかし、こんな位置に移動されてしまったのでは、明らかに親指の移動量が増えてしまうと思ったんですよね。

 ところが、実際に利用してみると意外と使いやすい感じです。

 予定表ボタンなどと同じ場所にセンタージョグダイヤルがあるコトで、ボタン類が一部に集中し、結果的に移動量が少なくなります。

 特に、ジョグダイヤルと各種ボタンを頻繁に利用するような場合は、センタージョグダイヤルの価値が出てくる感じですね。
 予定表ボタンで予定表の表示を切り替え、ジョグダイヤルで日付を移動というように、組み合わせて利用するコトは意外と多いんじゃないかと思います。

 そんな時は、センタージョグダイヤルの方が使いやすいと思うんですよね。
クレードルが無くても充電できる!
参考画像。  「クレードルが無くても充電できる」というのは、もはや“当たり前”のコトです。
 しかし、従来のCLIEは、そんな“当たり前”のコトさえも実現できていませんでした。

 携帯電話の充電器をイメージしてもらえば分かりやすいと思うのですが、基本的に携帯電話と充電器のコネクタ(接続部分)は共通のモノが利用されています。
 その為、充電器を利用しなくても、AC電源を直接携帯電話に接続しても充電するコトが可能でした。

 しかし、PEG-T650Cなどは、CLIE(携帯電話)クレードル(充電器)とのコネクタが同じではありません。
 つまり、AC電源を直接CLIEに接続するコトが出来なかったんですよね。

 ですから、遠くに外出する時は必ずクレードルも持ち歩かなければイケません。
 形がデコボコしているので意外と場所を取るし、余計なアイテムを持ち歩くコトになるので、けっこう不便だったんですよね。

 ところがPEG-TJ25には、プラグアダプターなるものが付属していて、これを利用するコトで直接AC電源を接続するコトが可能になりました(左上図)

 やっぱりAC電源だけではダメなのですが、プラグアダプターは小さい部品なので、クレードルを持ち運ぶコトから考えれば随分と便利になったと思います。

 あとは、無駄に大きいAC電源がより小さなモノになれば、もっと便利になる感じですね。
小さいフォントで情報量UP!
参考画像。  PEG-TJ25では、3つのフォントサイズを選択するコトが可能です(左図)
 これまでのフォントよりも、さらに小さいフォントを選択できるので、より多くの情報を表示するコトができるんですよね。

 例えばメモ帳では1画面に表示できる文字数が、合計330文字(30文字×11行)から、なんと合計646文字(38文字×17行)も表示するコトが可能になりました。

 確かにカーソルの位置などが指定しにくくなり、文字が潰れてくるのですが、その情報量は非常に魅力的です。

 もちろん、メモ帳に限らず予定表やアドレス帳などでも小さいフォントサイズを設定するコトが可能です。
 ただ、表示がズレてしまう場合もあるので、基本的には標準サイズのフォントを利用した方が良さそうですね。
徹底したシンプル設計!
参考画像。  PEG-TJ25は、初心者ユーザーをターゲットとしているため、非常にシンプルな設計となっているみたいです。

 音楽を再生する機能や動画を楽しむ機能、ハードウェアキーボードやカメラも無く、コンパクトフラッシュスロットやBluetoothなどのインターフェースも備えていません。
 PEG-TJ25のシンプルさは、無駄なボタンも無く、余計な機能もない徹底ぶりです。

 その為、従来のCLIEユーザーにとっては、非常に物足りない印象を受けてしまいます。
 しかし、これからPDAを利用しようと思っている人にとっては、このシンプルさが魅力的な部分になると思います。
小さな魅力!
 ・しっかりホールドされるので、スタイラスが落ちにくくなった!

 ・天気が良い日でも液晶が見やすい!

 ・穴が大きくなったので、リセットボタンが押しやすくなった!

 ・HotSyncの速度が速くなった気がする。
ココがイマイチ。
激しく使いにくいGraffiti2。
参考画像。  PalmOSで文字を入力する場合は、Graffitiと呼ばれる入力方式を覚える必要がありました。

 しかし、速記のような特殊な書き方を必要とするため、なかなか取っ付きにくいシステムだったんですよね。

 そこで、最近のPalmOSにはGraffiti2という、新しい入力方式が採用されています(左上図)

 これによって、より自然なアルファベットの入力が可能になったらしいのですが、逆に使いにくくなったとしか思えません。
 確かに「K」や「V」などは自然な書き方になったと思うのですが、中途半端に改良されたのでゴチャゴチャになっている感じです。

 もちろん“慣れ”なども左右するとは思うのですが、どう考えても使いにくくなった部分が何ヶ所もあるんですよね。

 特に、記号の入力は使いにくさを極めています。

 記号の入力は、記号モードに切り替える必要があるのですが、この間は入力した記号が一切表示されません
 記号モードを抜けた時に、初めて入力した記号が表示されるので、正しく入力されているのかがリアルタイムに判断できないんですよね。

 おまけに、1度に入力できる記号は1つまでなので、連続して入力する場合はその度に記号モードを抜けて、改めて切り替える必要があります。

 また、似たような入力方法が増えたので誤認識が多くなり、「L」の後に「C」やスペースが入力がしにくかったりと使いにくさは究極に達しています。

 特にPalmOSにとってGraffitiは重要な要素だけに、この部分が変更されてしまったのは非常に頭が痛いですね。
 おまけに、従来のGraffitiには切り替えるコトが出来ない為、イヤでもGraffiti2を利用するしか無いのも困りモノです。
消えてしまった地図ビューアー。
参考画像。  これまでCLIEを愛用していた理由の1つに、Navin' You Pocketの存在がありました(左図)

 かなり昔からNavin' You Pocketという地図ビューアーが付属していたのですが、これが思っている以上に利用価値があるソフトウェアなんです。

 地図のスクロールが自由に行なえるのはもちろん、ベクトル形式の地図データを扱っているので拡大や縮小をスムーズに行なうコトができます。

 地図情報は住宅地図並みの情報量ですし、住所の検索は番地まで指定するコトが可能です。その為、住所さえわかれば目的の場所に向かうコトも可能なんですよね。

 お店の情報なども電話番号なども含めて登録されているし、地図上にユーザーズポイントを登録すれば、より多くの情報を活用するコトが可能になります。

 その為、Navin' You Pocketは非常に重宝していたのですが、残念ながらPEG-TJ25には付属していませんでした。

 それどころか、最近のCLIEには付属していないみたいですね。

 SonyStyleからもNavin' You Pocketの文字が消えてしまい、以前のようなベクトル形式の地図データは配布されていないようです。

 具体的な原因は解りませんが、どうやらCLIEシリーズからNavin' You Pocketの存在が無くなってしまったのかも知れません。

 非常に利用価値のあるソフトだし、一時期はCLIEのキラーソフトの1つとして扱われていたのですが、利用できなくなってしまったのは非常に残念です。

 ちなみに、昔のCLIEに付属していたNavin' You Pocketをインストールしてみたのですが、さっぱり動いてくれませんでした。
 今後、Navin' You Pocketを利用するコトは不可能かも知れませんね。
細すぎるスタイラス。
参考画像。  初代CLIEから比べると、PEG-T650Cのスタイラス(入力ペン)は随分と細くなってしまいました。

 従来でも使うのがけっこう厳しい感じだったのですが、PEG-TJ25になり、ますます細くなってしまったんですよね(左図)

 ダイエットも良いですが、いくらなんでも限度があるだろう…といった感じです。

 おまけに伸縮するタイプなのでイマイチ安定感がなく、とても利用できるモノではありません。

 もし、予算に余裕があるのなら、別途スタイラスを購入した方が良いカモ知れませんね。
 少々荷物が増えてしまうのが難点ですが、太いスタイラスは全然使い勝手が違います。
まやかしのアルミボディ。
参考画像。  自分は、PEG-T600Cなどで採用されているアルミボディが大変に気に入っています。

 軽くて丈夫なコトはもちろん、あの高級感溢れる質感が非常に好きなんですよね。

 そして、今回のPEG-TJ25にもアルミボディが採用されるというコトで期待していたのですが、実は完全なアルミボディではありませんでした。

 アルミニウムが採用されていたのは前面の部分だけで、後面はプラスチックのような素材だったんですよね。

 そもそも2万円以下のモデルだし、後面には細かい加工がされていたので、初めからアルミボディなのかな?という疑いはあったのですが、やはり全面アルミボディではなかったみたいです。

 ただ、アルミボディであるコトは間違いないですし、そんなに安っぽい感じではないので、ギリギリセーフといった感じですね。
廃止となったBACKボタン。
参考画像。  PEG-N700Cから、ジョグダイヤルの下にBACKボタンが搭載されるようになりました(左図)
 このBACKボタンを利用するコトで、1つ前の画面に戻ったりホーム画面に戻るコトが可能です。

 しかし、PEG-TJ25にはBACKボタンが搭載されていません。
 もしかすると、コスト的な問題やデザイン的な問題などもあったと思うのですが、最初はそんなに不便になるコトはないと思っていたんですよね。

 ところが、実際に無くなってみるとBACKボタンの便利さを改めて痛感するコトとなりました。
 チョッと前の画面に戻るのにも、面倒な操作を必要とされる場合も少なくありません。

 特に、国内でのシェアが高いCLIEですから、国内のソフトウェアは大半がBACKボタンに対応しています。
 中にはBACKボタンありきの操作性になっているモノもあり、そういったソフトを利用する場合は特にBACKボタンの必要性を感じます。

 今回BACKボタンが無くなってしまった理由は解りませんが、次回のモデルでは是非復活させて欲しいですね。
小さいフォントの落とし穴。
参考画像。  PEG-TJ25では、3つのサイズからフォントを選択できるようになりました。
 従来のPalmOSでは「標準」と「大」の2種類でしたが、新たに「小」サイズのフォントが追加されたんですよね。

 その為、より多くの情報が表示できるぞ!と喜んでいたのですが、意外なところに落とし穴がありました。

 「小」サイズのフォントに変更しても、周りの部分が小さくならないので、表示がズレてしまうんですよね(左上図)

 予定表では何時の予定なのかが解りにくくなり、ToDoでは完了した予定なのかが把握しにくくなるなどの問題が発生してしまいました。

 ただし、慣れれば克服できるレベルなので、そんなに重要な問題ではないかも知れませんね。
小さなイマイチ。
 ・バイブレーション機能が無い。

 ・動画の再生が行なえない。

 ・スライドスイッチなので、電源が消しにくい。

 ・クレードルにセットしたとき安定感が無い。

 ・メモリースティックが抜けやすい。

 ・メモ帳のタブがスペースに置換されてしまう。
PEG-TJ25のまとめ。
参考画像。  久々の標準モデルというコトで、迷わず飛びついたPEG-TJ25でしたが、トータル的に見るとPEG-T650Cの方が使いやすかった感じです。
 使いにくいGraffiti2に、消えてしまったNavin' You Pocket、おまけに動画再生機能もバイブレーション機能も無い状態では、とてもPEG-T650Cを越えるコトはできません。

 特に、フル活用していたNavin' You Pocketが無くなってしまったのは大きな痛手ですし、全体的に物足りない印象を受けるんですよね。

 ただし、PEG-TJ25が決して悪いPDAというワケではありません。
 2万円以下の低価格と最低限の機能は、初心者にとっては非常に魅力的な特徴になると思います。

 実際、様々なカラーバリエーションを用意したり、初心者向けのセミナーを開催したりと、PDAの入門機モデルとして用意されている感じです。

 “手のひらでなんでもやろう”という従来のCLIEとは異なり、あくまでも“アナログ手帳に変わる存在”

 それは全く異なる方向性ですから、従来のCLIEユーザーが物足りなく感じてしまうのは、仕方ないのコトなのカモ知れません。

 そのため、このPEG-TJ25で新たなPalmユーザーを取り入れて、次回こそは標準的なスタイルで高機能なCLIEを発売して欲しいところです。
 PEG-TJ25で見事にPDAにハマってしまったユーザーが、違和感無く購入できる正統なCLIEの登場を期待しています。

 今、CLIEを買い換えようと思っている人は、次回のモデルに期待してみるのも悪くないカモ知れませんね。
次回作への要望。
参考画像。  とにかくNavin' You PocketGraffiti1の復活を心から希望しますが、今のところ戻ってくる見込みは無さそうです。

 Navin' You Pocketは、PEG-TJ25に限らずPEG-UX50などのCLIEにも搭載されていないので、明らかに廃止になってしまった感じです。
 Graffitiも、わざわざGraffiti1を廃止して搭載してきたくらいですから、Graffiti2に切り替えざるを得ない理由があったのカモ知れません。

 そうなると、Navin' You Pocketに代わる完成度の高い地図ビューアーの登場や、より使いやすいGraffitiの登場に期待したいのですが、どちらもスグには解決しそうに無い問題ですよね。

 残念ながら、これらの部分は諦めるしかなさそうです。

 もっと期待できる要望としては、BACKボタンの搭載や電源ボタンの移動、動画再生への対応といった辺りでしょうか?
 せっかくメモリースティックに保存できるようになったWEGA(KDE-P50HX2)を購入したワケですから、次回こそストレート型のCLIEでも再生できるようにしてもらいたいです。

 既に、これらの機能をほとんどカバーしているストレート型のPEG-TG50を発売しているワケですから、やろうと思えばPEG-TJ25並みの大きさで全機能を収めるコトが可能だと思います。
 あとは、SONYがストレート型のCLIEを発売してくれるか?という部分にかかっています(左上図)

 実は、最近PalmOSを辞めてPocketPCに乗り換えようという案も出ています。
 最近、魅力的なCLIEが発売されないし、Graffiti2などの採用によってPalmOSの魅力が薄れてきてしまいました。

 しかし、もし次のCLIEもストレート型だったら、もう少しSONYを信じてみようと思っています。
 そういった意味でも、次回のCLIEには非常に期待しています。

 どうせ高価になってしまうのなら、PEG-NX80V並みの機能でPEG-TJ25並みの大きさとか実現してもらいたいですね。
PEG-TJ25の総合評価。
項目 評価 コメント
デザイン ★★★★ 久々のストレートモデルと、6色のカラーバリエーションが魅力的。前面だけですが、アルミニウムが採用された点も見逃せません。
機能 初心者向けのCLIEというコトで、あまりゴチャゴチャしていません。最低限の機能を備えているという感じです。
操作性 ★★★ センタージョグダイヤルは思った以上に使いやすいのですが、BACKボタンが廃止になってしまったのは残念。
価格 ★★★★ 最近のCLIEは、5万円以上が当たり前と言う状態だったので、2万円以下を実現できたのは素晴らしいです。
自慢度 ★★ 目立った機能も無いので、特に自慢する部分がありません。ただ、マニアなデザインをしていないので初心者にも自慢しやすいアイテムです。
総合評価 ★★☆ 平均点数2.8点。 これからPDAの購入を考えている人にはオススメですが、これまでのCLIEは次回のモデルを検討した方が良いカモ知れません。
PEG-TJ25の為に購入した周辺機器一覧。
メーカー 商品名 型番 標準価格 購入価格 購入個数 小計
SONY CLIE(ChiliRed) PEG-TJ25 オープン価格 19,800円 ×1点 19,800円
SONY USBクレードル PEGA-UC55 4,680円 4,680円 ×1点 4,680円
PILOT ぺんとぴあ(多機能筆記具タイプ) TC-J2-1B −円 1,600円 ×1点 1,600円
SONY 液晶保護シート PEGA-SP60 980円 980円 ×1点 980円
合計(税別)
27,060円 4点 27,060円
合計(税込)
28,413円 4点 28,413円

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