こんにちは。2018年は完全にカメラの年でした。
今年の Blog記事を振り返ってみても、半数がカメラの話題。実にカメラに明け暮れた年でした。
もう寝る間も惜しんでカメラにドハマりしていますが、ここまで何か夢中になれたのは数年ぶりなので、この転機を非常に嬉しく感じています。
極度の仕事中毒なので、仕事をしていないと落ち着かないのですが、心のどこかで解放されたい気持ちもあったので、ようやく解き放たれた気分。
気持ちがリフレッシュできる分、仕事にも集中できますし、仕事も Blogもインドアだったので、アウトドアに出られるのも良い機会です。
また、今年の抱負は「節約」でしたが、結果としては大成功。
過去 3年間と比べても、今年の飛躍ぶりは著しいです。ただ、歯止めのきかないカメラ沼の影響で、直近の資産が右肩下がり。来年の資産状況が危ぶまれます。
節約という抱負に、襲いかかるカメラ沼
2018年は、もうこの一言に尽きます。
レンズ沼を初めとしたカメラへの投資と、相反する節約という抱負。
2015年に Webサイトをリニューアルして以来、なんとなくダラダラ生きてしまいましたが、カメラのおかげで最近は楽しい限り。
撮影に出たり、レタッチしたり、それらの勉強をしたり。
滅多に取らない有給をカメラのために取った時、自分でも夢中になっているなと感じました。数年ぶりに、仕事を止めてまでやりたいことが出てきたんだなと。
節約という抱負もありながらも、夢中になっている自分に嬉しく、思わず財布の紐も緩んでしまいました。
最近は土日も仕事をしていましたが、週末はカメラの勉強に時間を割きたいところ。世間一般もそういったご時世ですし、有料の勉強会などにも、どんどん参加したいところです。
夢中になるまでの経緯
カメラ沼にハマっていく経緯を、今年の記事も交えながら振り返っておこうかと思います。
2015年
立ち上げ 17周年を記念し、Webサイトをリニューアル。
写真を大きく配置したデザインに変更し、Blogの写真を綺麗にしたいという気持ちが高まります。
関連記事:
Webサイトを立ち上げて 17周年を迎えました!!
2017年
Blogの写真は綺麗にしたいものの iPhoneでも充分という状況に甘んじていました。
そんな中、ミラーレスに注目することになったのは、知り合いの Tweet。
α7II買う前「自分なんかの目で美しさの違いなんてわかるのかなぁ」買った後「全然違うやんけ」 pic.twitter.com/6RnHFfh7TB
— ゐろは (@wiroha) 2017年2月26日
「ぜんぜん違うやん…」
iPhoneで充分という考えを改め、本格的にデジタルカメラの検討を始めます。
ただ、この時点ではコンデジという選択肢にも悩んでおり、まだまだ迷走中の段階でした。
関連記事:
ミラーレス一眼か コンデジか …という平凡な悩み
2018年
そして、今年の 3月。X-E3を購入!
キッカケは富士フイルムのレンタルサービス。当日なら無料、1泊でも 3,000円でレンタルできるので、気軽に利用できます。
ちょうど α7 IIIが爆誕した時期で随分と悩んでいたのですが、実際に利用することで “富士イズム”を体感することができ、一気に FUJIFILMに魅了されました。
関連記事:
フルサイズでも APS-Cでもない "FUJIFILM" という 3つの魅力
ここで Xマウントか Eマウントかが決まることになります。
いま考えると、かなり運命の分かれ道でした。
もうココからは沼でした。
関連記事:
不要だと思っていた 交換レンズに手を出した
関連記事: レンズ レビュー
お手ごろ価格だったので 勢いで XC15-45mmを購入してきた
レンズ沼は当然のようにハマっていますが、おまけに初めてのミラーレスカメラ。周辺のアクセサリーやら保管庫などが必要となり、もう終わりがありません。
関連記事: レンズ レビュー
XF56mmF1.2 R 非APDを選択した 3つの理由(作例有り)
「フルサイズと比べたら安いから」という謎の言い訳をしながらついつい購入してしまい、歯止めがききません。ディスプレイや ハードディスク、三脚や アクセサリーなど、毎月 10万以上の出費が続きました。
関連記事: ミラーレスレビュー
X-E3 に続き X-T3 を購入した!(ETERNA最高)
こうして、年末最後の大出費、X-T3の購入へと行き着きます。
夢中になる理由
20年前に FinePix 700 を購入するなど、デジタルカメラには興味を持っていましたが、まさかココまでハマってしまうとは想定外。
なぜなのかと振り返ってみたところ、視点が増えたのだと感じます。
- ① ガジェットの視点
以前から興味を持っていたガジェットとしての面白さ - ② 撮影の視点
スムーズに撮影したり、想像通りに撮影するといった面白さ - ③ 魅せる視点
レタッチや作品の方向性などを極める面白さ
これまでは、①の視点のみでデジタルカメラを捉えていました。
スーパーCCDハニカムが登場したぞ。CCDから CMOSの時代が来たぞ。パナソニックと富士フイルムは 有機CMOSらしいぞ…などなど。
ずっと見ていたようで、まだまだ「カメラ」ではなく「ガジェット」の域を超えませんでした。
X-E3を購入してから、週末は必ず持ち歩くことにしたことも影響しています。
ミラーレス全盛期ということもあり、カメラをぶら下げて歩いても、そこまで違和感はありません。Blog用で購入した X-E3でしたが、自然と様々なものを撮影するようになりました。
Blog用の写真という枠を超え、色々と勉強しているうちに、② 撮影の視点の面白さが芽生えてきました。
どうしたら、より良い写真が撮れるのか。カメラの設定や レンズの組み合わせなどなど。親指AFなども試しちゃうワケです。
そこに、③の レタッチの難しさや、作品の方向性なども追加されてしまい、もう全方向で沼。
画像処理検定 1級、Photoshop クリエイター能力認定試験の 1級を所有しているのですが、もうセンスですね。感性がなくては、技術だけではなんともなりません。
また、写真はどんどん見てもらった方が良いということで、カメラ用のアカウントも作成しました。Blogだけではなく、アカウントの運用なども増えてしまい、いくら時間があっても足りない今日この頃です。
そして抱負への悪影響
想像以上にカメラへ投資をしてしまいましたが、なんとか抱負の「節約」は守ることができました。
これは本当に Money Forwardのおかげ。
1月に Moneytreeから Money Forwardに切り替えましたが、すべての資産がタイムリーに見える化されることで、使い過ぎなどを防止することができました。
関連記事: 家計簿アプリ 比較
5年近く愛用する Moneytreeから Money Forwardに切り替えた
ただ、最近インポート機能が無効化されたおかげで、いよいよ GOLD POINT CARD+の明細が取り込めなくなり、来年はその影響が出そうです。
切り替えたはずの VIEWカードも、限度額が増えないために、まだまだメインカードにはなりきれていません。
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10年利用した GOLD POINT CARD+ から VIEWカードに乗り換えた
すべての入出金を見える化した結果、出費の大半が飲み会などの交際費だったことが判明。
概ね予想はしていましたが、想像以上の金額だったため、飲み会をグッと抑えることで資産の増加に寄与することができました。
しかし、後半はカメラの趣味がエスカレートし、見事に右肩下がり。
節約という抱負に襲いかかるカメラ沼との葛藤は、当分続くことになりそうです。
…ということで、本当にカメラに明け暮れた 1年でした。
まだまだ書きたいこともありますが、初詣にも出かけなくてはなりませんので、本日はこの辺で。来年も宜しくお願い致します!