1998/06/11の日記

1998年の日記

こんにちは。　岩崎です。

いきなりですが、今日いつも以上に熱心に『 Visual C++5.0 』を勉強していて、とっても難しい事に気がつきました。

未だに１％も扱えません…。
ココ数ヶ月、やっぱり『 Visual C++5.0 』は、アイコン作成のみに使用されそうです…。

さて、いよいよ１１月２０日に発売を決定してしまった、セガの『Ｄｒｅａｍｃａｓｔ（以下:ドリームキャスト）』。

今までのセガのイメージとは、ちょっとずれていると思うこのドリームキャスト。
やっぱり１２８ビットのＣＰＵをつんでしまった見たいです…。
秒速３００万ポリゴン以上表示可能というＰＳの数倍の処理速度。
ＣＤ－ＲＯＭの方も１ＧＢを超える特殊なフォーマット採用。
しかも、真面目にマイクロソフトのＷｉｎＣＥカスタムバージョンを採用。

さらに、コードは下からでているわ、やたらとデカイわで、ビックリするほどダサいコントローラ。
だが、このコントローラに繋ぐＰＤＡはただもんじゃ無い。

重量４５ｇのこのＰＤＡには、色々な利用価値があるのが恐ろしい…。

例えばゲーセンでの使用。
このＰＤＡとゲーセンのゲーム機器と接続可能になれば、家でプレイしたデータをアーケードに持ち込んでまた新たな使用もできる。
さらに、ＰＨＳに繋いでデータを遠く離れた知り合いに転送等など
利用価値は無限大である。

そしてこのＰＤＡをコントローラに繋いで利用すれば、カードゲーム等の個人データの表示部分としても役にたったりする。

例えばＵＮＯのゲームをやっているとしても、このゲームを２人でやるのは不可能である。
何故なら各自持っているカードが、ＴＶ画面に表示されてしまい、相手の持っているカードが丸見えだからである。

しかし、このＰＡＤの液晶部分を見ながら操作すれば、相手に持っているカードを知られなくて済む。
つまり、今までのゲームではできなかった、カードゲームの対戦も可能になるわけだ。

このことを応用すれば、また新しいジャンルのゲームが発売される可能性は０では無い事は確かだ。

ただ、スクウェアの参入予定がないのはかなり痛い。
（他社にとってはこのハードでの邪魔者？はいなくなるわけだが…）
その他『検討中』のメーカーも多く、発売後の戦略がどうなるか？ということだ。
それに、Ｎ６４でさえ開発が難しいといわれている今なのに、１２８ビットものハードを１００％活用できるソフトを、作り出せるソフトメーカーがあわられるのもかなり時間がかかるだろうと思う。
Ｎ６４のソフトの中には、ＰＳでも実行可能なソフトが無いわけでもないだろうし…、
さらに、発売日の１ヶ月後以内には、ＦＦⅧの発売予定という、とても大きなイベントがある事も見過ごすわけにはいかない。
『ゲームにのめり込ませ考える隙を与えない』とまで言う
ファミコンから始まった、発売１０周年目のＦＦ。
ＣＥＳＡ大賞で密かに全部門制覇を目指すスクウェアにとって、ドリームキャストの発売は敵ではないのか？

マイクロソフト社が協力だけでなく、積極的な働きかけをしていきたいと言っているが…。　どうなるか？

一部が他のハードの真似だとかささやかれているドリームキャスト、今後の動きにとても関心のある部分だ。
何か情報をしっている人。メール下さい。

★　特別付録！プレイステーションとドリームキャスト　★

　　　　　　　プレイステーション　vs　ドリームキャスト

　　　ＣＰＵ　３２ビット　ＲＩＳＣ　　１２８ビット　ＲＩＳＣ
　動作周波数　３３．８MHz 　　　　　　２００MHz
メインメモリ　１６Ｍビット　　　　　　１６Ｍバイト
３Ｄ演算能力　150万ポリゴン/秒　　　　300万ポリゴン/秒以上
最大表示色数　1677万色　　　　　　　　1677万色
　　　　音源　PCM24チャンネル 　　　　PCM64チャンネル
　　メディア　CD-ROM　　　　　　　　　CD-ROM（特殊フォーマット）
DATA保存方法　メモリーカードを使用　　ＰＤＡ使用
外形寸法(mm)　270×188×60　　　　　　190×195×78　　（幅×奥行×高さ）

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１９９８年　６月　１１日　木曜日　　岩崎 仁【ID:FZK11464】