1998/08/05の日記

1998年の日記


こんにちは。 岩崎です。

今日はちょっとした事で電化製品のお店に行ったんですが、ちょっとした事だったはずなのに2時間も居座ってしまいました…。(^^;

…なぜこんな事になったのか話すと長くなってしまいますが、話しましょう。  ←(結局話したかった自分)

まず、パソコンのコーナーに行くのは定番です。
結構安かったりしますからね。 …別に買うわけじゃないけどさ。
…そしたら、TFT液晶のディスプレイが結構盛ん。
流行っているんですかね。5台以上はおいてありました。
そしたら結構綺麗綺麗。今のTHT液晶ってこんなに綺麗だったんですね。
端の方も結構くっきりしてますし、色むらが少ないです。

…で、いつも液晶などの判別に使用するのが、Win95後半のものに付属している、『迷路』というスクリーンセーバー。
反応が遅かったり、残像が凄いと、迷路の真中に白い線が入ってしまうので、結構わかりやすかったりします。

…でもこの液晶ほぼ敏感。ハッキリ写ってました。
しかし!欲しくない!こんなものは買わんぞ!と思って次のコーナー。

やっぱりなんて言ってもデジカメ。
結構安くなっているって言っても、100万画素以上のものは、そこそこの値段はするのは当たり前。
やっぱりFinePix700を欲しいと思い、そこで数十分いじくりまわしてました。 どうせお店のもんですし。
色々耐久テストをしてみないとね。
結構裏はぼろかったなんてのが買ってから判明したら嫌だし。
…って買うのか?買えるのか?

そんでそろそろ帰ろうと思っていた所で、とんでもないものを見つけてしまいました。
それがHMD(ヘッドマウントディスプレイ)。
『今日の日記』にちょくちょく出てくるこの名前。
もうわかってますよね。
頭に装着するテレビで大画面が楽しめるっていう例のものです。
実はこのHMDがお店に飾ってあったわけなんですねぇ~。
もちろん電源ON!!

これはさっそく試してみないとね!
何て言ってもちょっと前に液晶プロジェクターをやめて、やっぱりHMDか?なんて思っていた所だしぃ~!!!
しかも、運が良い事にソニー(SONY)のグラストロン(Glasstron)も、オリンパス(OLYMPOS)のアイトレック(Eye-TREK)もおいてあるし。

※オリンポスのアイトレックは、 正確にはFMD(フェイスマウントディスプレイ)です。

さぁさぁ!まずは小型のアイトレックから…、
…とココで復習。ソニーのグラストロンと、オリンパスのアイトレックを比べて見ることにします。

     ソニーグラストロン   vs   オリンパスアイトレック
定  価 77,000円      <   65,000円
販売価格 約70,000円     <   約60,000円
質  量 約150g       <   約110g
大きさmm 165×56×110mm <   170×50×55mm
画面サイズ 2m先に52インチ   <   2m先に62インチ
液晶詳細 0.7型TFTカラー液晶×2 =   0.7型TFTカラー液晶×2
画素数  18万画素       =   18万画素
装着方法 ベルト式        ?   眼鏡式
特殊機能 シースルー機能     >   無し
その他  遮光フード付き     >   フレームアダプター付き

※真中のマークはどちらが勝っているか劣っているかを表示。
※販売価格は近くのお店や通信販売4ヶ所の平均。
※大きさはケーブルを含まず、突起部も含まない大きさ。幅×高さ×奥行き。

…と言う様にどっちかと言うとオリンパスのアイトレックの方が、安いし、小さいし、画面デカイしで、良い事だらけ。
僕もこれで良かったら買っちゃう感じです。

と思ったらどっちかというと、オリンパスの方が重いような感じ。
多分これは、装着する方法違うんでこうなったんだと思います。
オリンパスの方は眼鏡タイプなので、110gの重心が全て鼻にかかってきます。
しかし、ソニーの方はベルト式で、重さが分散されて軽いように感じるんだと思います。
また、ソニーの方がフィット感があるので、激しく頭を動かす人はソニーの方がいいですね。
眼鏡の軽さでもさがってくるのに、オリンパスは110gですからね。
さがってくるのは当たり前です。あまり動く事はできません。

それに、オリンパスの方が大きいはずの液晶も特に激しい変化も無く。
ほぼ同じ大きさと言っても問題は無い感じ。
そこで、さっそく液晶の件でそれぞれのお客様相談室に電話。
それぞれの液晶の大きさ、水平・垂直角度…等を聞いてきました。
すると、ソニーの方は0.7型TFT液晶。
オリンパスの方も0.7型TFT液晶でした。
…と言う事は、画面を大きく拡大している分、オリンパスの方が理屈的には画像が荒いって事ですよね。

…でも、まぁそんなに違いは感じませんでしたが…。
(お店では激しい動きのデモを流して欲しかった…。)

…と言う事はですよ。
オリンパスのアイトレックの方よりも、ソニーのグラストロンの方が良いって事ですよね。

…でもそんなに違いはないし、あとは1万円の差って所ですね。

そう言う時はオプションや周辺機器のラインナップや値段の確認。
ステーキが安くてもご飯が高くちゃ嫌だしね。

《 ソニー:グラクトロン SONY Glasstron 》
 オプション
  ・ACアダプター
  ・AVコード(特殊ステレオミニプラグ<->特殊ステレオミニプラグ)
        (特殊ステレオミニプラグ<->ピンプラグ)
  ・キャリングケース×2
  ・遮光フード
 周辺機器(パンフレット(1998.5.)より)
  ・テレビチューナー 22,000円
  ・バッテリーパック  7,500円/12,000円/18,000円

《 オリンパス:アイトレック OLYMPOS EYE-TREK 》
 オプション(※同じ物はソニーのパンフレットの用語に変更)
  ・ACアダプター
  ・AVコード
  ・フレームアダプター(頭周りが小さい方へ…)
  ・専用ポーチ
 周辺機器(パンフレット(1998.6.)より)
  ・バッテリーパック    7,500円
  ・キャリングケース    3,400円(今月発売予定)
  ・フレームユニット    3,800円
  ・バッテリーチャージャー 9,800円

…特に目だった変化はないですね。
オリンパスの方のパンフレットはちょっと詳しすぎですね。
ソニーでもバッテリーチャージャーなども売ってます。
ただ付属しているから書いてないだけでしょう。
それとも高すぎて書かないのか?

しかし僕はソニー派。何て言ってもベルト式の装着方法だし。
さっきも言ったけど、やっぱり眼鏡式は1点に重心がかかるし。

それに、ソニーのグラストロンには『シースルー機能』もついてるし。
…え?シースルー機能って何? ほっほっほっ。それでは説明でっせ。

このシースルー機能って言うのは、HMDのシャッター部分を外す事で、画面が空中に浮いているように見えると言う凄い機能。
お店でやってみたけど、特に違和感なく使用できました。

…でも、こんなに良い事ばかりじゃないんだよね。
これはどちらのHMDにも共通の事で、昔と違って小型化が進んだために、なんだか視覚の端の方は外の風景丸見え。これじゃあなんか迫力が無いし…。

…しかぁ~し!!ソニーはちゃんとそんな事も予測済み!
なんとオプションに『遮光フード』付き!!
これで視覚の端から見える外の風景を完全にカット!!
暗闇に移る画像が楽しめるってわけだ!
コレこそ運べる映画館HMDの醍醐味ってもんよ!!

…って事でグラストロン買うかな?


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1998年 8月 5日 水曜日  岩崎 仁【ID:FZK11464】

※ 本ページは、テキスト形式で配信されていた時代の過去記事を一括で変換しています。一部、読みにくい部分があるかと思いますが、ご容赦ください。

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