1999/06/10の日記

1999年の日記

こんにちは。 岩崎です。

昨日パソコンは起動しなくなったと思っていたら、今度はカシオペアが起動しなくなってしまい、色々と頑張った甲斐も無く、見事に修理を必要という状況になってしまいました…。
…これからと言う時だったのですが…。(:_;)

しかし、WinCEは実にソフト次第ですね…。
まずPIM管理として使用するにしても、『 Pocket Outlook 』が非常に使いにくいので、PIM管理の前に問題が生じています。
何か良いソフトは無いのでしょうか?

また、MP3プレーヤーにしても、XAudioというソフトは、1分で電源が切れてしまうという問題が生じている為に、全く使用価値がありません。
E-500に付属していたMP3プレーヤーなら、もちろんずぅ~っと再生可能なんですが、シャッフル再生等がないし、やたらに重いのでかなり使えません。
結局当たり前ながら、Rio等の専用機には勝つ事が出来ないわけですね。

やはりソフトで質が決まるようなWinCE機。

そんな中、RioもビックリのMP3プレーヤーが、6月15日に『 Dynamic Naked Audio 』から発売される事になりました。
その名も『 Pocket Digital Audio(以下:PDA) 』!

一体どの辺がRioもビックリなのか?と言いますと、その大きさがRioもビックリの大きさなんです。

Rioの大きさ、8.9(高)×6.4(幅)×1.6(奥行)cmに対し、なんとこのPDAの大きさは、5.3(高)×4.6(幅)×1.6(奥行)cmと、その差は一目瞭然。
なんと500円玉を4つ並べた大きさよりも小さいのです!

 ○○ ←500円玉
 ○○   なんとコレよりも小さい!!

まさに世界最小最軽量といった感じですね。
しかもなんと本体価格がたったの6,800円!!
駆動時間も単4電池1本で約4.5時間再生。こいつは買いだ!!

…と僕も一瞬思ったんですが、実はこれ結構高価なオプションを、『必ず』揃えなくてはいけないというオチなんです。(^_^;

まず、このPDAはデータを保存するものに、『MMC(MultiMediaCard)』というものを採用していますので、これを買わなくちゃ音楽が保存できません。

しかしMMCなんて多分このDNAくらいしか発売していないので、純正品を購入する羽目になり、この時点で32MBのMMC、約12,000円の出費になります。

ちなみにPDAはこのMMCを2スロット持っているので、もう1枚買うことで本領発揮と言う事になります。

…が、本領発揮といっても、前回言った通り、64MBにはアルバム1枚とちょっとしか曲が入らないので、2枚揃えて、始めて使える様になるという方が良いかも知れません。

さらに、このPDAはデータ転送用の端子が無い為に、MMCに曲を保存する事ができません。

…つまり、別にMMCに曲を書き込み、読みこむ為の、MMCリーダー、ライタが必要になってくるわけです。
…そう言う事で、この時点でさらに4,800円の出費。

しかも、このリーダー、ライタはシリアルポートに接続するものなので、Rio同様、極力遅いですので書きこむ時にはそれなりの覚悟が必要です。


…結局このPDAを100%満足に使用する為には、
 本体     6,800円
 MMC×2 24,000円
 リーダー   4,800円

…と言う事で、合計35,600円必要なわけです。
MMCが1枚の場合でも、23,600円は必要です。

予想以上にお金がかかり、使いづらくて、しょうもない…。
…しかし、500円玉4枚の大きさよりも小さい、5.3(高)×4.6(幅)×1.6(奥行)cmという大きさはやはり見逃せません。

せめて、メディアには互換性のある(普通のリーダーでも読める)、スマートメディアを使用して欲しかったですね…。
もしくは、MMCのリーダーがUSB接続だったら良かったです…。
一応Mac版としてUSB対応のリーダーが発売予定らしいですけど。

あと、エフェクトは3種類あるものの、プレイモードにシャッフルは無く、リピートオールのみ。
始めて見せる人へのビビリ度は期待できますけど、上記のようなデメリットを大きく抱えていますんで、懐に余裕がある人でも、あんまり買わない方が良いと思います。(^^;
これにあおられて他のメーカーからも、もっと使いやすいMP3プレーヤーが発売されるでしょう。
Rioなんかもそろそろ新しいものを発売する時期ですし。

ちなみに、このPDAの発売元、DNAのホームページは、『 http://www.dynamicnakedaudio.com/japan/index.html 』です。

それにしてもこのDNA。
まさにこのPDAに全てを賭けていますといった感じで、今後、様々なカラーバリエーションや、コンビニ等での発売も考えている様です。


…それにしても今日は、SONYから新しい再生専用MDプレーヤー、『 MZ-E80 』が発売される日だったので、わざわざ電化製品店まで足を運んだのですが、見事に発売していませんでした。全く品揃えの悪い店じゃい。
(MZ-E80については『 今日の日記 No.688 』参照)

しかし、松下こと、Panasonicから、世界最小、最軽量、さらには世界最長時間再生という録再用MDが発売されていた事が判明。
これでSONYが発売している『 MZ-R55 』は、録再機で世界最小、最軽量で無くなったワケだ。
やはり『世界○○』は松下のものですね。

メーカー  型番: 高さ   幅  奥行き   重量 ガム電池再生時間
SONY (MZ-R55):7.9×8.4×1.9cm 147g 約 4時間
Panasonic(MR100):7.7×8.4×1.9cm 136g 約10時間

…って事でなかなか Panasonicもやるもんだねぇ~。
しかもこの録再、最小、最軽量、最長再生だけでなく、ディスプレイには見やすい2行表示で、最高24文字を一気に表示可能!
それにジョグダイヤル付きで文字入力も楽っぽいし。

…しかしこうやって見てみると、MDも色々と機能が増えていますね。

でもやっぱり、いずれはメモリーステックプレーヤーとかも、Panasonicから出る様になるのかなぁ~?
もし出たとして、またまた世界最小なんて出したとしたら、SONYが提案するメモリースティックなのに、SONY格好つかないね…。(^-^;


…あ、そう言えばアメリカのコンピューターゲームショーに、SONYやらセガやらが出てきて、グランツーリスモPS2版がプレイできたそうですね。
実に羨ましいッス…!

…と言う事で、今日はこの辺で失礼致します。m(_ _)m


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1999年 6月 10日 木曜日  岩崎 仁【NIFTY ID:FZK11464】

※ 本ページは、テキスト形式で配信されていた時代の過去記事を一括で変換しています。一部、読みにくい部分があるかと思いますが、ご容赦ください。

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