1999/09/07の日記

1999年の日記

こんにちは。　岩崎です。

ｉＭａｃのパクリだとＡｐｐｌｅに訴えられた、ソーテックのＷｉｎｄｏｗｓマシンｅ-ｏｎｅが、実はかなりの絶好調で売れているらしく、今は品薄状態で、なんと発売後１ヶ月で５万台も売れているんだとか…。
さらにメモリ数を増やしたモデルや、ビジネスモデルなど、ｅ-ｏｎｅシリーズをさらに大きくしていくみたいですね…。
いや～、ホントに今後の展開が見逃せないソーテックのｅ-ｏｎｅは、一体いつ販売停止になるんでしょうか？(笑)

また余談ですが、対するｉＭａｃのノート版、ｉＢｏｏｋが、１０月上旬に１９８,０００円で日本で発売される事が発表になりました。

ちなみに、日本で発売されるｉＢｏｏｋは、キーボードの配置が変っただけで、ハードの仕様の変更は一切無し。
大きさは、３４４(幅)×３１.５～５２(高)×２９４(奥行)mmで、重量は３kgとかなり大きく重いので、どちらかと言うと、部屋の中や旅行先での落ちついた使用が向いている感じです。

…とそう言えば昨日、ホームページのアクセス数が４０人/日を超すと言う予想外の展開を迎え、いよいよ５,０００人を突破しました！！！

もちろん今回も悲しい事に５,０００をＧＥＴしました！
…と言うようなメールは届いていません(泣)。

今回も実に残念ですね…。
次回５,０５０とか５,５５５等で、メールが来る事を祈ります。

さて、日に日に無意味に増えて行くデジタルカメラの画素数ですが、今度はＳＯＮＹが一般向けとして、３２４万画素というＣＣＤを発表しました。
ちなみにこの３２４万画素というのは、一般向けのＣＣＤとしては業界最高の画素数で、近々このＣＣＤを使用したデジタルカメラが発表になると思います。

で、撮影される画像のサイズは、大体２,０８８×１,５５０と言う事なので、Ｂ５サイズに２００dpi以上での印刷が可能です。

しかし、実際はもうちょっと欲しいですし、結構中途半端な大きさ。
ならば１５０万画素で手軽な撮影が良いですよね。

…というかこの頃１,０００dpiを超えるプリンタが多いですが、それを１００％活用できないと言う方がいらっしゃるかと思います。
実際ペイント等でそのまま印刷された画像と言うのもは、１００dpi程度なので、プリンタの実力を出しきれてないんですよね。
ただプリンタの設定を上げても画質を良くしない限りは、お店においてあるような、サンプルの様に綺麗な印刷は行えません。

そもそも『 dpi 』というのは『 Dot Per Inch 』の略で、そのまま１インチ(約25.4mm)に印刷されるドット(点々)の数を示します。

例えば１×１インチの同じ大きさの方眼紙があったとして、それを塗りつぶして絵を描く場合、どう考えても桝目の細かい方眼紙の方が細かな絵が描けますよね？？

　｜←　１インチ　→｜　　｜←　１インチ　→｜
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…どうです？
どうみても右側の方眼紙の方が、より複雑な絵が描けるでしょ？

つまり、３００dpiというのは、１インチに３００個の点々で印刷されると言う事なんです。

では、もし３００×３００のドットの大きさの画像を、３００dpiで印刷するとどうなるでしょうか？？

３００×３００ドットの画像と言う事は、縦横に３００個の点々があると言う事ですよね、…で、３００dpiというのは、１インチに３００個の点々を印刷するワケですから、その画像の３００個の点々は、全て１インチの中に収まってしまうと言うワケで、最終的に印刷される大きさは１×１インチになると言う事です。

通常、ペイント等で３００×３００の画像を印刷すると、１００dpi程で印刷される為、３×３インチ(76.2mm)程で印刷されますが、１インチに１００個の点々しかない為に、３００dpiで印刷したものとでは画像の鮮明さが違うわけです。

つまり、Ａ４サイズ(210×297mm)に超高画質な４００dpiで印刷する場合は、なんと、３,３０７×４,６７７ドットという、巨大な画像が無いと意味が無いと言う事なんですね。

…しかし、実際インクジェット系のプリンタで印刷する場合、インクがにじんでしまったりして意味が無いので、３００dpi、２,４８０×３,５０８ドットの画質があれば、Ａ４サイズにとても綺麗に印刷ができると言うワケです。

もし『 FinePix2700 』で撮った写真を３００dpiで綺麗に印刷したいなら、１,８００×１,２００ドット(216万画素)しかないので、葉書サイズ(148×100mm)が適当だと言う事です。

まぁ、画像を２倍くらいに引き伸ばして、Ａ４サイズ(210×297mm)の印刷もなんとか可能ですが、引き伸ばし方によってはやっぱり画質が落ちてしまいますね…。

…と言う事で、ちょっとだけ『 dpi 』のお話でしたが、いつかは約にたつと思います。
後はソフトで実際に印刷する dpi(解像度)をしっかり設定して、印刷をして見てください。

もし良く解らない場合は、同じ画像を２枚用意して、片方の１枚の縦横を１/２にペイント等で縮小して、ワードパッドに２枚の画像を張りつけます。
当たり前ながら縮小していない方の画像は大きいので、小さい方の画像に大きさを合わせます。
そうして印刷を行えば、２枚の解像度の差は２倍になって、印刷結果にも解像度の差が出てきます。

これと同じ様にスキャナも３００dpi等、解像度を大きくして読み取ると、１インチの部分を３００個の点々として読みこむので、１×１インチの大きさの紙を３００dpiでスキャンすると、３００×３００ドットの画像になり、１００dpiで読みこめば、１００×１００ドットの画像になると言うワケです。

…いや～、この話題は前回にもチラッと出たのですが、ちょっと説明不足の部分もあったって事で、丁度良かったので、もう一度書く事にしました。
また、丁度今日これと似たような質問が来たのですが、メールでの返事がイマイチ複雑になってしまったような感じがしたので、ココで再度リニューアルして説明をし直させて頂きます。

ちなみに丁度前回、母の頼みで画集を葉書版程の大きさのシールにしたのですが、さすがに３００dpiで処理をしただけあって、自分でも万足の良く仕上がりになりました。
また、プリンタもプリンタだけに凄く綺麗な仕上がりです。
もう市販並と言っても過言では無いでしょう。
ただ、好きゃなの色が可笑しいので、色の補修に苦労しましたけどね。(^x^;

…で、今頃ですが、今日の話題はなんて言ってもマイクロソフトの新しいマウス、『 IntelMouse(インテリマウス) 』でしょう！(^^)

数ヶ月前、『 今日の日記 No.692 』辺りから発売を心待ちにしていた、このインテリマウスの詳細が、ついに発表になったんです！！

もう説明は不要かと思いますが、このマウスにはマウスボールが無く、変りに『 IntelEye 』と呼ばれる光学センサーが付いて、この光学センサーが、マウスの下の設置面を読みとって、マウスの移動距離を測ると言うワケです(Optical Tracking Technology)。

その為に、マウスのボールにゴミが入り動きが悪くなる等もなく、平らでないジーンズの上でも使用できるという素晴らしいマウスなのです。

マウスのボールはどうしてもゴミを巻きとってしまいますし、かなり能率が悪かったんですよね。しかし、これでもう安心！
マウスの掃除なんて一切不用です！

しかも、１秒間に１,５００回もマウスの下の設置面を読みとるので、今まで以上にスムーズな動作を実現しています！！
まさに次世代のマウスなんですよね。

ちなみに、今回発売されるマウスは、『 IntelMouse Explorer 』と、『 IntelMouse with Optical Technology 』の２種類。

『 Explorer 』の方は銀ギラリンでスタイリッシュなデザイン。
電源が入るとお尻の方もピカリと光ります。
さらに、横に２つのボタンが追加され、このボタンに様々な動作を割り当てる事で、切り取りやペースト、ブラウザの戻るや進むボタン等がワンタッチで行えます。

…で、僕的には、その２つのボタンを取り除いた、安価モデルの『 with Optical Technology 』がお薦めです！！

デザインは、マイクロソフトの標準のホイールマウスと同じで、丁度、今僕が持っているマウスと全く同じデザインです。

その為に、外見は今まで通り平凡なのに、裏を返してビックリできるという、超さり気ない技術の凄さがＧＯＯＤ！！

ちなみに、気になる発売日は１０月の２２日で、価格は『 Explorer 』が９,８００円、『 with Optical Technology 』の方は６,８００円と、最新テクノロジーマウスなのに超安価！！
下手な光学式マウスよりも滅茶苦茶安いです！！
もうこれは予約して買うしかないでしょう！！！！

もちろんインターフェースはＵＳＢで、一応ＰＳ/２変換コネクタが付属します。

ちなみにその他の詳細は、以下のマイクロソフトのホームページで確認する事ができますから、興味のある人は早速顔を出しましょう！！
http://www.microsoft.com/japan/presspass/releases/0907mous.htm

…と言う事で、今日は色々なニュースが飛び交ってしまい、なんだかややこしくなってしまいましたが、今日はこの辺で失礼致します。^-^/~

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　━━╋━╋━┫　DHC-MD575 の発売まであと３日！！！　┣━╋━╋━━
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１９９９年　９月　７日　火曜日　　岩崎 仁【NIFTY ID:FZK11464】