2000年の日記
こんにちは。 岩崎です。
今日は、知り合いのパソコンを見に行ったんですが、そこで噂のUSBをサポートしているWin95を発見しました!
CD-ROMの Microsoft Windows95 Companion 後に、『 with USB Support 』の文字が入っているんです。
Win95で、USBをサポートしているパソコンがあるっていうのは知っていましたが、ちゃんとそれ用のCD-ROMをマイクロソフトが出している事に驚きです。
今までは販売メーカーが独自に、USBドライバーを添付しているのかと思っていましたし…。
…という事で、その後今度は、パソコンが起動しないと言う件で、友達の家に訪問し、さらにその後パソコンの操作の事で来客が来てしまった為、気が付いたら25日が終わってしまいました…。
3日くらい前からちゃんと寝てないし、さすがにそろそろ危ないんですが、25日の分の日記を書いてから、ゆっくり眠りたいと思います。
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前回メモリースティックの普及促進に向けて、CPUの大手メーカーIntelと技術協力をする事を発表しましたが、今度は、結構有名な半導体メーカーである、TI(テキサス インスツルメンツ:Texas Instruments)とも、技術協力する事を発表しました!
TIによれば世界の6割以上のデジタル携帯電話等で、TI製のDSPが使用されているんだそうです。
DSP(Digital Singnal Processor)と言うのは、音声を転送する為の信号に変換したり、信号を音声に変更したりする処理装置(プロセッサー)の事を言います。
SONYはTIに対して、著作権保護技術の MagicGate や、音声圧縮技術である ATRAC3 等の技術を提供し、TIはメモリースティック対応機器向けのLSIを開発し、提供する事になります。 (Large Scale Integration)
このLSIのお陰で、モバイル端末や携帯用の音楽受信端末等の開発を、SONYも含めメモリースティックに対応した商品を開発するメーカー等が、より簡単に開発する事ができるようになります。
さらに、音楽関係で有名なオンキョーや、コンパック、日立、三菱等の、合計19社とライセンス契約する事になり、これで合計46社がメモリースティック業界に参入してきた事になります。
パソコンメーカーから自動車メーカーまで、よりマルチメディアなメディアとして成長していくメモリースティックに、SDカードはどうやって立ち向かってゆくんでしょうかね…。
98年の9月に発売してから既に1年半が経っていて、300万本も出荷しているみたいですし、そろそろ64MB以上の物が発売されても良い頃ですからね…。
かなりの魅力を持っていないければ、SDカードの普及は見込めないかも知れません…。
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一体型パソコンe-oneを発売したソーテックから、A4型の一体型ノートパソコンe-noteが発表されました。
e-oneは随分iMacに似ている感じでしたが、こちらは普通のノートパソコンといった感じです。
ポイントはなんと言っても128,000円という安価な点で、2000年のソーテックはノートに力を入れるみたいです。
デスクトップは既に十分安くなっていますし、それぞれのユーザーにあったパソコンがかなり登場してきていますから、そろそろノートパソコンの方にも力を入れておくべきでしょうね。
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日記の話題一覧表から間違って消してしまった為に、随分と話題に出すのが遅れてしまったのですが、あのアイワからMP3プレーヤー(MM-FX500)が発表されました。
アイワと言えば安価でそこそこ良い商品?を販売し続けている、電化製品のメーカーですが、そんなアイワが遂にMP3業界にも参入して来たということです。
ですが、様々な種類のMP3プレーヤーが発売されている以上、今までの様なありきたりのMP3プレーヤーでは、売上を伸ばすことは出来ません…。
しかし、今回発表されたプレーヤーは、大きさは90×65×18.5mmだし、再生時間はたったの10時間だし、記録メディアはMMC(Multi Media Card)だし、まぁまぁな機能としてはボイスメモだけだしと、ココまでなら別に凄いプレーヤーではありません。
このプレーヤーの最大のポイントは、LINE入力での録音が可能だと言う事なんです。
つまり、ラジオやコンポ、マイク等で出力されたアナログ信号を、MP3に変換して保存する事が可能なんですね。
その為、パソコンでの面走な作業を省く事ができるので、パソコンは良く解らないという人も、気軽に使用できるようになるワケです。
しかし、パソコンが良く解らない人が、MP3プレーヤーに手を出すはずが無いので、これはこれで失敗っぽい可能性が高いです。(^x^;
それに、なんだか面倒な著作権保護機能が搭載されているし、接続には低速なシリアルポートだし、内臓メモリを搭載していないんで、今の所最大64MB(約60分)くらいしか記録できないし、しかも、定価は39,800円もするしで、上級者や中級者も手を出さないと思います…。
結局どのタイプの人にも向いてない中途半端な商品だって事ですね…。
ちなみに発売日は6月1日。
折角メモリースティックのライセンス社になっているんだから、メモリースティックでも採用すれば良かったと思うんですけどね…。
それなら変な著作権機能も搭載する事はなかっただろうし…。
…また、このアイワからも3月1日に、5.1chのドルビーデジタルに対応したスピーカーが発売されます。
光デジタル入力に対応しているので、プレステ2にも接続する事ができますが、ユーザーを固定化したくないのか、プレステ2対応という明記はありませんでした。
…でも、発売日からみると少しは意識していると思います。
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Win2000用のパソコンは、Ultra 160 SCSI と、10,000回転/分の高速ハードディスクで作成してやるぜ!
…と気合を入れていたんですが、シーゲートから15,000回転/分という、桁外れのとんでもないハードディスクが発表されました!!
当たり前ながら15,000回転/分は世界最速で、平均シークタイムは、3.9ms!
最大データ転送速度は48MB/秒にも達しているんだとか…。
まさに Ultra 160 SCSI に相応しいハードディスクですよね。
もちろん価格の方も1G=1万に近い状態になりつつあるんですが、15,000回転/分という桁外れの速度は実に魅力的です…。
まだ具体的な発売日等は発表されていないんですが、18GBのハードディスクが、8月頃に登場するんだとか…。
だったら新しいパソコンの作成は、2000年の後半でも良いんじゃない??
そしたら、新しいCPUであるウィラメットや、転送速度60MB/秒を実現したUSB2.0も登場してくるし、ダイレクトRDRAMの価格や、2世代DVD-RAMの価格も安定してくるハズです…。
そして今回の超高速ハードディスクが搭載できるなら、これはもしかして待っていた方が良いかも知れませんよね…。
…という事で、さすがにそろそろ眠くなってきたので、ドリキャスの時計の話題等は明日に持って行くことにします…。m(_ _)m
それでは今日はこの辺で…。^-^/~
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岩崎 仁(FZK11464@nifty.ne.jp) 2000年 2月 25日 金曜日
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