2000/02/26の日記

2000年の日記

こんにちは。 岩崎です。

今日は電話も何にも無く、久しぶりにぐっすり眠る事ができました。(^^)

しかし、ちょっと寝すぎた為に日記を書く時間があまりありません。
昨日の話題も残っていたし、ちょっと大変です…。

やはり午後5時頃に目覚めた時に、起きておくべきでしたね…。

               - * -

いよいよ期待のプレステ2(プレイステーション2)の発売が、1週間後に迫ってきました!!!!(>_<)/

色んな意味で凄いハードである事は間違い無いですから、これから発売される次世代機の中でNo.1になる事は間違いないでしょう。

マイクロソフトが発売するという噂のXBoxや、任天堂+松下のドルフィンも、全く敵じゃない事は確かです。

ハードを発売したら、当たり前ながらソフトの種類も増やさなくてはいけません。

もちろん、タダソフトの数を増やすだけでは、現在のプレステの様に質の悪いソフトも増えてしまいますが、良質なソフトにこだわっていれば、任天堂のN64のようにハードの売れ行きにも影響してきます。

しかし、プレステ2はプレステのソフトと互換性を持たせる事で、今までの3,000タイトルと言う様々なソフトが使用できるし、既に300近いのメーカーが参入している為、様々なソフトが次々と発売される事は間違い無いです。

その為、ハードが発売された後に、ソフトの数が少ないという状況は避けられるワケです。

しかも、タダのプレステのソフトが動作するのではなく、ロード時間が短縮されたり、より高画質にする事が出来る為、新たにプレステを購入しようと思っていた人は間違い無く買いですし、プレステのゲームは、より高画質になり、ロード時間が少なくなるとなれば、今までプレステを持っていた人も購入すると思います。


さらにDVDビデオをサポートする為、DVDプレーヤーとしても購入する人もいるかもしれません。

128ビットという超高速なCPUを搭載している為、10万円程の高級DVDプレーヤー程の画質で、ドルビーデジタルの他にも、高音質なDTSに対応しているという素晴らしさ。

さらにプレーヤーは書き換え可能なので、DVDビデオに新しい規格が加わっても簡単に対応する事が可能になります。


また、偶然にも3月17日には、話題のマトリックスもDVDビデオとして発売されますし、プレステ2のお陰で本格的にDVDビデオの普及が始まると思います。

既に100万台以上の予約が入っているプレステ2ですから、DVD版とVHS版の両方がレンタルされている場合、100万人以上の人達は、VHSでは無くDVDをレンタルする事になります。

VHSよりもDVDの方が、高音質、高画質ですし、DVDの方が安価だし、何回再生してもテープが劣化する事も無いので、レンタル店としても実にありがたい事です。


そして21世紀である2001年からは、プレステ2でインターネットの時代がやってきますが、自分的にはこれが一番凄い事になるんじゃないかな?と思っています。

このインターネットは、CATV(ケーブルテレビ)網を使用する為に、NTTの電話線の数十倍以上高速で、高額なNTTの電話料金は一切不要ですから、複数での通信対戦等も可能だし、ソフトのダウンロード等も可能です。

さらにパソコン以上に手軽にインターネットをする事ができるワケです。

もちろん、ドリームキャスト等もインターネットをする事が可能ですが、安価で高速という点とSONYという事を考えれば、初心者でも安心してインターネットを楽しむ事ができます。


インターネットと言う物がどれだけ便利な物かって点は、日記を読んでいる人なら、もはや説明する必要もないでしょう。

ですから、インターネットをしたいからという事で、パソコンを購入している人が最近かなり増えています。

そして、インターネットをする為に、パソコンの普及が考えられています。

…と言うか、パソコンはインターネットをする為にあると考えている人が、少なくありません。

しかし、プレステ2が普及してくれば、いずれインターネットをする為には、パソコンよりもプレステ2となる可能性があるワケです。

もちろん、ドルフィンその他の選択肢も21世紀にはあると思いますが、選択するならプレステ2という状況になっていると思います。

そうなると、ますますプレステ2のシェアが上がってゆく事になり、どんどんプレステ2の力が揺ぎ無い物になってゆくハズです。


…もしそういう事になれば、1家に1台のプレステ2という状態も実現する時がくるかもしれません。

まさにプレステ2は家電の中心の機器として君臨する事になるでしょう。


…と、さすがにココまでくるかは解りませんが、とにかくプレステ2は、ただのゲーム機としての枠を超えられる、まさにエンターテイメント機器になれる可能性があるというワケです。


そのエンターテイメント性の高い1つの理由として、USBやi.Link等のインターフェースを搭載している事があります。

N64やドリームキャスト用として作成された周辺機器は、そのハードでしか使用することができないし、E-Mail等、何か新しい事を始めるたびに、キーボード等の周辺機器を専用に作成する必要がありました。

専用と言う事は、ハードを持っている人意外は購入する事が無い為、どうしても高価になってしまいます。

そこで、パソコンで使用されているインターフェースを搭載する事で、パソコンで使用されている周辺機器を使用できるようにすれば、周辺機器を安価に購入できるだけではなく、既に発売されている様々な周辺機器を使用できるので、ゲームの幅を広げる事ができるというワケです。


しかし、少し前だったら、将来を期待できる組み合わせだったハズの、USBとi.Linkでしたが、時代が変わってしまい、ちょっと雲行きが怪しくなっています…。

低速ながらパソコンの標準インターフェースとして採用されたUSBは、確実にシェアを拡大していき、前回最高60MB/秒を実現したUSB2.0が発表され、まさに将来を期待されるインターフェースになりましたが、プレステ2に採用されているUSBは、現在主流のUSB1.1で、最高速度はたったの1.5MB/秒…。

その為、今後発売されるであろうUSB2.0の周辺機器は、プレステ2で使用する事が出来ないわけなんです…。


でも、転送速度が50MB/秒のi.Linkもある為、ハードディスク等の高速なデータ転送を行う周辺機器は、i.Linkを使用すれば良いハズです。

ところがこのi.Linkは、ライセンス料が高額だったりと色々評判が悪く、結局パソコンで標準インターフェースになる事ができませんでした…。

その為、i.Linkを使用した周辺機器は殆ど発売されず、パソコン業界では、絶滅するまでカウントダウン状態なのです…。


…と言う事は、パソコンで使用されている周辺機器を使用するハズだったのに、USBは2.0にバージョンアップされてしまうし、i.Linkの周辺機器はさっぱり発売されず、プレステ2で使用できる周辺機器は数割程度と言う事になります。

もちろん周辺機器を使用する為のソフトであるドライバ等の問題がある為に、最初から全ての周辺機器が使用できるワケではありませんが、『動作しない』と『接続できない』は全然違うと思います。

まぁ、キーボードやマウス等、ゲームで使用する物はUSB1.1で十分ですし、家電の世界ではi.Linkがバリバリ現役なので、家電の中心となるには、i.Linkで十分という話もあるんですけど、エンターテイメント機となるには、少し問題があるかもしれません…。

とりあえず途中でUSB2.0に対応させるか、i.LinkとUSB2.0を変換させる物が発売される事を願いたいです。

               - * -

上記の話題とくっ付けても良かったんですが、セガのドリキャス(ドリームキャスト)が、スウォッチが提案している、世界共通のインターネット時間『 .beat 』を採用する事が決定しました。

.beat と言うのは、スイスのビール市を標準として、1日を@1,000に分けた時間の事で、0時の時は@000、12時の時は@500という感じで表示します。

.beat を採用する事で、世界中で共通の時間を使用することができ、ネットワーク対戦等をする場合や、待ち合わせ等をする時に便利になると言う事です。

その他にも時計内にURL等を記録しておいて、ドリキャスに接続した専用機に時計をかざすだけで、そのURLにジャンプする事ができる、『 Swatch Access 』等が発表になっていました。

そんな物の為に、わざわざ非接触型記憶チップを搭載するほどの事では無いと思うんですが、セガのニュースリリース等を見ると、かなり力を入れているみたいです。

               - * -

…という事で、とっくに1日が終わり1時近い時間になってしまいました…。
結局話題を2つに絞って、急いではみたいんですが、やっぱりこれくらいの日記を書くのは4時間近くかかりますね…。(^x^;

なんだか最近日が過ぎてからの登録が多くて申し訳ないです…。m(_ _)m

それでは今日はこの辺で…。^-^/~


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 岩崎 仁(FZK11464@nifty.ne.jp)  2000年 2月 26日 土曜日
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※ 本ページは、テキスト形式で配信されていた時代の過去記事を一括で変換しています。一部、読みにくい部分があるかと思いますが、ご容赦ください。

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