2000/03/05の日記

2000年の日記

こんにちは。 岩崎です。

昨日遂にプレステ2が発売されたと言う事で、今まで以上にアチコチでプレステ2の話題を聞くようになりました。

プレステドットコムの殆どの予約者にも無事に行き渡ったみたいですし、出だしは順調と言った感じですね。(^^)

何て言っても佐川急便のプレステ2専用トラックで、朝から1日がかりで配達されたみたいですしね。
しかも、受け取りには身分証明書等が必要だったとか…。(^x^;

もちろん、こういった状態ですから『2日で初期ロット100万台出荷!』
…という目標は余裕でクリアしていると思います…。

あとは、品薄の状態をどうやって解決するかって事ですね。
とりあえず月に50万台もの量産状態が整ったらしいので、スグに品薄の状態も解決するとは思いますが、もしかすると月に50万台でも、当分は品薄状態になるかも知れません…。
何ていってもこの人気ですから、需要がかなり激しいと思いますし、まさに『出せば売れる』という状態でしょう。


それにしても、早速プレステ2ひったくり事件がおきちゃいましたね。(^^;
なんかそれなりに予想はしていたんですが、既に数件起きてしまったみたいです…。

埼玉県では左手に持っていたプレステ2を、後ろからきたバイクにバックごとひったくられたみたいです。

バイクに乗っていたのは2人で、後ろに乗っていた茶髪の男がプレステ2をひったくったみたいで、その被害者はなんと中学3年生(15歳)。

中学生はやっと小遣いを貯めて購入したのに…と、かなりショックを受けているみたいです。

そりゃぁそうですよね…中学生にとって39,800円はかなり高額だし、何て言っても発売日に苦労して入手したのに、いきなりひったくられたワケですから、悔しいどころじゃありません。

『発売日買った』と『発売日じゃない』ってのはかなり違いますからね…。
お陰でこの中学生は、発売日に買ったのに、発売日に遊べなかったワケですから、なんかこっちまで同情しちゃいますよ…。(;_;)


…という事で、今日もプレステ2をプレイしに出かけました(爆)。
相変わらず何処のお店もリッジレーサー5ってのが気に入りませんが、メニュー画面の深水 藍のシルエットの動きがなんか良い感じなんで、とりあえずOKという事にしましょう(笑)。

それでは、今日は昨日出来なかったリセットをしてみたいと思います。(^-^)

昨日はすっかりゲーム画面等に夢中になってしまって、すっかり忘れていたんですが、毎回変わるという噂の起動画面を見るべく、お店に無断でリセットボタンを押してみる事にしました。

すると『 Sony Computer Entertainment Inc. 』という文字が表示され、ぐぐっと画面にズーム&回転がかかり(時間にして約3秒)、『 PlayStation2 』のロゴが表示されました。

何度がリセットを押してみたんですが、やっぱり色々なゲームをプレイしてみないと、起動画面が変わらないみたいですね…。

どうやら違いを見るには、もっと色々なお店に行って、リセットを押しまくらないと駄目みたいです。(^x^;

ただ、今回みた画面は前回発表になった時のものよりも、宇宙にういている多角形のオブジェクトが大きかった感じでしたし、多角形と言うよりも立方体に近い感じでした。


それにしても、4倍速DVD-ROMドライブを搭載しているとは言え、読み込む量が増えたので、やっぱりロード時間が気になりますね…。

まぁ、ソフトにもよりけりなんですが、リッジレーサーはそんな感じがしてました。


それと、ちょうど隣にプレステがあったので、コントローラを比べてみたんですが、プレステ2のデュアルショック2の方が、微妙にストローク(押し込められる深さ)が長めでした。

特に十字キーが押しやすくなっている感じです。 …気のせいかな??


…という事で、プレステ2を見に行ったついでにテレビも見てきたんで、今日はテレビの話題で(勝手に)盛り上がろうと思います。


まず、松下のタウか?SONYのベガか?
…という究極(?)の選択をしなくてはならないんですが、結局SONYのベガになりました。

友達には、タウにするだのベガにするだのって滅茶苦茶言ってましたけど、結局ベガにする事にしたんです。
その理由は、タウのデザインが意外に悪かった為です。

今日言ったお店では、丁度隣にSONYのテレビもあり、それぞれのテレビを見比べる事が出来たんですが、SONYのデザインもカタログで見るよりもいい感じだし、タウのデザインが悪いというか、材質が悪い感じです…。

松下ももうちょっとしっかりとしたデザインだと良かったんですけどね…。
特に前面端子のカバーの部分は何とかして欲しいです…。
デザインだけ(?)がポイントだったタウにとって、これはかなりのダメージとなってしまいました…。


…ってな事で、結局28型のワイドテレビ、『 KV-28DRX9 』に決定か?と思いきや、ちょっと問題が出てきました。

実際に見てみると28型が非常に小さい事が判明したんです。
まぁ、隣に大きなテレビがあった事と、お店で見るのと部屋にもってくるのとでは全然違うって事もありますけど、さすがにこれは小さ過ぎ…。
やっぱり最低ランク。滅茶苦茶迫力がありません…。(;_+)

やっぱり1ランク上げた KV-32DRX9 を選択した方が良いんでしょうか??

でも、売価は260,000円弱と一気に6万円以上もアップするので、とても手が出せる物ではありません…。(T_T)


…という事で、様々なテレビの画面のサイズを紙で実際に作ってみて、実際に比べて見る事にしました(笑)。

そうして、3枚…4枚…と作っているうちに、4:3の普通のテレビの方お得だと言う事に気が付きました。

34型のテレビなら、上下を黒くして16:9の画面を見ても、29型のワイドテレビ以上の大きさになるんです。

しかも、34型の KV-34DRX5 の値段は、29型のワイドテレビである KV-28DRX9 と同じかそれ以下の価格ですから、29型のワイドテレビよりも、34型の普通のテレビの方が断然お得だと言うワケです!!


もちろん入力端子数や機能その他は全く同じで、あえて違う所といえば、ワイドテレビの方は、他チャンネルを一気に表示できる機能があるという違いだけです。

もちろんかなり違いの出る機能なんですが、自分はあまり使う事は無い機能なので、無くても良いかな?と言う事になりました。

今のテレビでも2画面とか、マルチ画面とか出来るんですけど、全てのチャンネルが同時に動くわけじゃないので、チャンネルを自分で回した方が早いんですよね…。(^x^;

それに、改めて見ると横に伸びている番組はかなり嫌だったですし…。
太ってるとかそう言う問題じゃなくて、見る気になれません…。
あれじゃあせっかく綺麗な画質でも台無しですよね…。

…という事で、結局 KV-34DRX5 を購入するのがベストな選択となりました。


テレビが決まったら、次は配置の問題です。

別に見れれば良いんだよって感じですが、5.1chの6本のスピーカーの存在もありますから、 ┌───────┐
 │◆ [TV] ◆┼─→ スピーカー
 │       │
 │   ○   │
 │◆     ◆│
 └───────┘
…見たいな感じで、真中の方に設置したいですよね。

ところが、部屋の真中にはパソコンを設置する予定なので、パソコンを優先するか、テレビを優先するか??という事になります。

しかし、パソコンを操作している時は、CDを聴くくらいなので、真中にある必要は無いという事になり、テレビを優先する事になりました。

でも、CDを聴く時だってちゃんとバランスの良い位置にいて、ちゃんとステレオを実感しながら音楽を聴きたいですよね…。


…という事で、この件を友達に相談した所、テレビではなくプロジェクターを購入したら??と言う事になりました。

つまり、普通は小型のテレビを置いておいて、大画面で見たくなったら、パソコンの前にスクリーンを出して、映画館の様に大画面を楽しめば良いワケです。(^^)

34型ともなれば、テレビ自体の大きさは、871×667×576mm と、とても巨大なものとなってしまい、総重量も83kgと、普通のサイズじゃありませんが、プロジェクターなら全然場所も取らないし、20型とか30型とかみみっちい事を言ってないで、100型とか150型とか、映画館並のサイズを実現する事ができます!


…とは言っても皆さんこのプロジェクターの価格を甘く見ているみたいで、簡単に言うんですが、300,000円や500,000円は全然安い方で、企業用ともなると、3,000,000円や、4,000,000円なんてものもありますから、映画館で使用する様なプロジェクターは、一体いくらするのか想像も付きません…。

しかし、当たり前ながら家庭用のものもあり、50,000円や、100,000円等、とっても可愛い物も発売しています。

ですが、ハッキリ言ってこういったものは、かなり部屋を暗くしないとまともに見る事ができないし、画質もかなり悪いですから、実用性があんまり無いんですよね…。

前回もこう言ったプロジェクターに興味を持って、購入計画を立てていましたが、あまりにも画質が悪かったので諦めたワケです。

一般向けって言うのは、テレビを見る為に作られているんで、液晶の解像度が18万画素前後なんですよね…。
何度も言うようにこの解像度では、画素が少な過ぎて完璧にテレビの画像を表示できないんです。

ですから、まともに表示させる為には、パソコンを使ってプレゼンテーションを行う用に作られている、パソコン用の液晶プロジェクターを選択するのが高画質で良いんですが、そうなってくるとどうしても企業用となってしまい、高価になってしまうと言うワケなんです……。


でも、一応探してみるもんですね。
SONYから去年の12月に結構安価でそこそこ使える、B5サイズの液晶プロジェクターが発売されていた事が判明しました。

安価と言っても398,000円(売価340,000円前後)程するんですが、仕様的にはなかなか良い感じです。

0.7型ポリシリコリン液晶パネルをRGBに独立させた3枚搭載し、800×600ドットとテレビの画像を表示するには丁度良い解像度。
さらに輝度も600lm(ルーメン)と合格サイズで、改装はマグネシウム合金ボディでデザインも最高です。(^^)

…とは言ったものの、やはり398,000円は高価すぎる為、もうちょっと待って、お金が貯まるようになってきたら購入しようと思います。

まぁ、SONY以外のプロジェクターなら、もうちょっと安価な物があると思うんですけど、SONY好きとしては、やっぱりSONYの物を購入しておかないとね。

それに液晶プロジェクターの価格もじわじわ低価格化が進んでいますし、近い将来、SONYからこのスペックで、200,000円なんてものも出てくるかもしれません。

その時までは、パソコンを隅っこに置いて我慢しておこうと思います。


…と、ココで話はちょっとずれますが、ベガを購入したら是非プレステ等は専用端子で接続するのが良いですね。

SONYの殆どのテレビには、『AVマルチ入力』という入力端子があるんですが、実はこれプレステ専用の入力端子なんです。(^-^)

これは、別名『RBG入力端子』と言う物で、映像信号としては最も高画質なモノなんです。


既に知っていると思いますが、カラーテレビ等では、実は全て、全て赤(R)、緑(G)、青(B)の3つの色の組み合わせで、様々な色を表示しています。

映像を送るには、この3つの色をどれくらいの明るさで表示するか?
…という信号を送る事になります。


普通、ビデオやプレステ等を接続する時は、黄・白・赤のケーブルで接続しますが、これはコンポジットビデオ信号という方式で、実は一番画質が悪い方式です。

この3色のケーブルのうち、映像を送っているのは、黄色のケーブルだけで、その他のケーブルは左右の音声の信号を送っています(赤が右で白が左)。

通常、赤緑青の3色がどれくらいで光るか?という情報は、1回で送る必要がある為、黄色のケーブル1本だけでは送る事ができません。

そこで、この3色の情報を1つにまとめて転送しているワケです。

その為、色々と制約されていて、さらに信号が干渉したりするので、画質が悪くなるというワケなんですよね。

しかし、ケーブルが1本の為に、手軽に扱えると言うメリットがあるワケです。

そこで、手軽に高画質を楽しもうと言う事で登場したのが、S映像という物です。

S映像と言うのは、黄色のケーブルの代わりに、少し大きめのケーブルが付いていて、S端子に接続するのですが、このS映像は、どれくらいの明るさで表示するのか?という信号と、どの色を表示するか?という2つの信号が別々になっているので、先ほどのコンポジットビデオ信号よりは画質が少し良くなるワケです。

…ですが、どの色を表示するのか?等の情報は、結局ごちゃまぜになっているので、あまり高画質とは言いにくいものなんです。


ですが、AVマルチ入力(RGB入力端子)で採用しているものは、ケーブルの見かけは1本でも、中に沢山のケーブルがまとまっていて、赤緑青それぞれの信号を別々に送っているし、さらに1秒間にどれくらいの速度で画面に表示するか等の情報も、一緒に送られているので高画質なんですね。

実はパソコンの接続にもこの方法が使用されているので、パソコンの画面は、テレビの画面に比べて綺麗なんですよね。


しかし、この信号の全てが最高というワケではありません。
通常テレビで使用されているカラーテレビの伝送方法には、NTSCと言う物が使用されていて、テレビでRGBの信号を直接表示する事ができず、一度このNTSCの方法に変換する必要があるワケなんです。

そこで、このNTSCに最適化されている規格が、最近のテレビでもよく見かけるようになった、コンポーネント信号と言う物なんです。

これは、黄・白・赤のケーブルににているケーブルで接続するんですが、黄色のケーブルの代わりに、オレンジ、青、緑のケーブルで接続するモノで、コンポーネント信号に対応しているテレビ等には、この5本分のケーブルを接続する部分があると思います。

形が違うけれども、D端子と言うもこのコンポーネント信号の事で、BSデジタル放送等で採用されていますし、DVDビデオ等もこのコンポーネント信号で記録されているので、こう言った物を見る場合には、コンポーネント信号で接続すれば、余計な変換回路を一切通す必要が無いので、綺麗な画面を実現する事ができるというワケです。

プレステ2を主にDVDプレーヤーとして使用するなら、このコンポーネント信号で接続するのがオススメですね。

もし、他の出力方法で接続していた場合は、折角カラーテレビのNTSC信号なのに、別な出力方式に変換してから、もう1度NTSC信号に変換する必要があります。

特にプレステ2は変換する為の回路がそんなに良い物ではないので、画質がかなり劣化する事は避けられません。


しかし、プレステ2を主にゲーム機として使用する人にとっては、コンポーネント出力よりも、AVマルチ(RGB)出力がオススメです。

プレステ2のゲームは、RGB出力で画像が出力されるので、下手にコンポーネント出力なんかで接続していると、折角の高画質なのに、一度コンポーネント出力に変換する事になってしまうので、せっかくの高画質が台無しになってしまうんですよね…。(;_;)

DVDも見るし、ゲームもしたいという自分は、どちらにするか本当に迷ってしまう所ですが、ゲームは画面の違いが解る静止画が多いので、AVマルチ(RGB)出力にする事にしました。

DVDプレーヤーとしてはちょい画質の悪くなってしまった感じですが、その辺は5.1chのスピーカーでカバーするつもりです。(^x^;


…という事で、今日は話題を区切る事も無く、完全にプレステ2関連の話題1色って感じでしたが、皆さんも全てコンポジットビデオ信号での接続では無く、自分のテレビにあった接続をしてみると良いかも知れません。

ちなみにプレステでは以下のようなケーブルが発売されています。

【プレステ1用】
 ◆コンポジットビデオ信号で接続するなら…。 ※付属品と同じ物です。
  AVケーブル (映像/音声一体型) SCPH-1140  1,000円

 ◆S映像で密かに画質アップするなら…。
  S端子ケーブル         SCPH-1100  3,000円

 ◆本当の画質を楽しみたいなら…。
  RGBケーブル         SCPH-1050  2,500円

 ◆ベガを持っていてさらなる高画質を体験したいなら…。
  マルチAVケーブル       VMC-AVM250 3,000円

【プレステ2用】
 ◆コンポジットビデオ信号で接続するなら…。 ※付属品と同じ物です。
  AVケーブル (映像/音声一体型) SCPH-10030 1,000円

 ◆S映像で密かに画質アップするなら…。
  S端子ケーブル         SCPH-10060 3,000円

 ◆DVDビデオを真の映像で見るなら…。
  プレイステーション2専用コンポーネントAVケーブル
                  SCPH-10100 2,500円

 ◆本当の画質を楽しみたいなら…。
  RGBケーブル         SCPH-1050  2,500円

 ◆ベガを持っていてさらなる高画質を体験したいなら…。
  マルチAVケーブル       VMC-AVM250 3,000円

…以上ですね。

S端子ケーブル等は同じものだと思うんですが、型番が違ったので、別々に乗せておきました。

それでは、今日はこの辺で失礼致します。^-^/~


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 岩崎 仁(FZK11464@nifty.ne.jp)   2000年 3月 5日 日曜日
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※ 本ページは、テキスト形式で配信されていた時代の過去記事を一括で変換しています。一部、読みにくい部分があるかと思いますが、ご容赦ください。

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