2000年の日記
こんにちは。 昨日に続き今日も1時間目を欠席した岩崎です。
やはり、ゲームは夜遅くまでやる物じゃないな。
さて、期待のCPUであるウィラメット(Willamette)を搭載したパソコンを、来年にでも作成するつもりと言うのは、前々から言っている事ですが、そのウィラメットの商品名が『 Pentium4 』になる事が、昨日Intelから正式に発表されました!!
ポイントは、Pentium II や Pentium III の様なローマ数字ではなく、 Pentium4とアラビア数字で書いてあることで、ロゴマークの文字などが浮き彫りになっている所ですね。
僕的にはウィラメットの方が良いと思うんですけど、世界的に有名な『ペンティアム』という名前を採用するみたいです。
この Pentium4と言うのは、今年中に1.4GHzが発売され、来年末には2GHz近くになると予想されている、驚異的なディスクトップ用のCPUです。
76個の新しい命令を追加した、ストリーミングSIMD拡張命令や、400MHzの転送レート、高度な分岐予測&極めて深いパイプライン等、現状況では飛びぬけた性能を実現している究極のCPUと言った感じです。
特に、クロック周波数の2倍の速度で動作する整数演算ユニットが特徴的で、1.5GHzの Pentium4なら、なんと3GHzもの速度で整数演算を行う事になります。
整数演算ユニットと言うのは、名前の通り整数を計算する部分で、ゲーム機とは違い、基本的に整数計算の多いパソコンでは、かなりのスピードアップが期待されます。
…という事で、今スグにでもGETしたいPentium4ですが、Pentium2、3とは違う、新しいソケットWを使用する為に、比較的、安定したマザーボード等が出てくるまで、待たなくちゃいけないんですよね。
まぁ、Pentium4が出た瞬間に飛びつく予算も無いと思うんで、結果的に待つ状態になると思いますけど、とりあえず購入するのは来年の5月あたりになりそうですね。
もしかすると年末にノートパソコンを購入するかも知れませんしね。
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メルコからD3シリーズの発表に合わせて、デザイン重視のMOドライブ(MOU-640R)も発表されました。
D3と言うのは、Good Design、High Developed、Easy Device の、3つの『D』を取った物で、性能の他、デザインも重視される時代にあわせた製品を販売するシリーズです。
そのシリーズ第1弾として発表されたのが、640MBのMOドライブで、デザイン的には、I/OデータのMOドライブに丸みを持たせた感じです。
I/Oデータの物がiMacに似せた物だとすれば、今回のMOドライブは、丁度G4に似せたデザインといった感じですね。
…と、ココまでならライバル会社のパクリで終わってしまうんですが、なんと言ってもD3シリーズだけに、様々なポイントが盛りだくさんです。
まず、素材にアルミニウム等を採用して、高い放熱効果を実現していますし、6色のイルミネーションパーツと、専用の白色LEDを組み合わせて、鮮やかに光る格好良いドライブに仕上がっています。
そして、1番のポイントは、なんと言っても業界初の新機能である『USB電源連動機能』でしょう。
この機能は、パソコンの起動や終了に合わせて、MOドライブの電源も自動的にON/OFFする素晴らしい機能で、内臓ドライブの様に手軽で、電源の入れ忘れや、切り忘れがありません。
多分今後のD3シリーズにも、このUSB電源連動機能を採用してくると思います。
…という事で、ドライブも富士通製だし、デザインも悪くは無いので、外付けの640MBのMOドライブの購入を考えている人には、結構オススメの1品かも知れませんが、シンプルな色のパソコン環境の中に、クリスタルなデザインの周辺機器があったら、かなり浮いてしまいますし、他の周辺機器との組み合わせも考えた上で購入するのが無難ですね。
ちなみに発売日は7月上旬で、定価は44,500円となっています。
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…ってな事で、今日はCD-Rを購入する為にラオックスに行ってきました。
そろそろ借りてきたいCDも増えてきたので、その前にパソコン中に入っているWAVE音を、CD-Rに移動しておこうと言うワケです。
何て言っても、WAVE音だけで10GB以上もあるので、近々CDを借りてきたら、完全にパンクしちゃいますしね。(^x^;
…で、もちろんメディアはTDKの10枚パック。
やっぱり統一性が無くなるので、太陽誘電はタブーでしょう(爆)。
そうして、ついでにHMDも見てきたんですが、オリンパスのFMD-700も結構良い感じだって事が判明しました。
別にワイド画面ってワケでも無いし、液晶の画素数も18万画素と、特別凄い機能は無さそうなんですが、OSR(Optical Super Resolution)という機能を搭載している為に、18万画素の液晶で、72万画素相当の画質を実現しています。
具体的には、1つの画素を1/120秒単位で、光学的に4箇所にずらしながら表示する事で、18万画素の液晶で4枚分の、72万画素相当の画質を実現したというワケです。
また、可能な限り歪みを抑えた、高精度フリーシェイプトプリズムや、臨場感溢れるサウンドを再現するBBE回路を採用し、この機能で105gを実現する等、恐ろしく高級で高機能なHMDに仕上がっています。
その為に、かなり画質がシャープですし、72万画素もあれば、テレビの画像を十二分に表示する事が可能ですし、実際に見てみると、かなり画質がシャープで、画質のザラツキ等もありませんでした。
…という事で、結構買いかと思ったんですが、デザインもイマイチ悪いし、定価が150,000円と聞いて、一気に引きました。(^x^;
やはり、SONYが新しいHMDを発売するのを待つしかないですね…。
…とは言っても、昔のアイトレックを売ってしまってから1年以上が経ち、ずぅ~っと、HMDが無い生活続いていますから、そろそろ発売してもらわないと、色々と困りますし、問題も出てきます…。
前回グラストロン(PLM-A55)が発売されてから、既に2年以上が経過していますから、そろそろ発売しても良いと思うんですが、一体SONYは何をしているんでしょうか??
とりあえず、めがねタイプのHMD(PLM-A35)を、グラストロン『ライト』として発売しているので、今まで通りのグラストロンが発売されるとは思うんですけどね…。
…という事で、今日はこの辺で失礼致します。^-^/~
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岩崎 仁(FZK11464@nifty.ne.jp) 2000年 6月 29日 木曜日
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