2000年の日記
こんにちは。 岩崎です。
相変わらず順調に壁紙が増え続けている今日この頃ですが、最近はパソコンの壁紙になるだけでは物足りなくなってきた為、前々から、写真みたいに印刷して飾ってやろうと思いました。
しかし、わざわざ印刷して飾るのは大変だし、数百枚ある壁紙から、印刷する壁紙を選択するのも面倒だしと、それなりのコストと手間がかかる割には、大した物が出来ない事が判明。
そこで、結局飾るのは諦めていたんですが、昨日、MS(メモリースティック)の話題を出した時に、SONYからデジタルフォトフレームが発売されていた事を思い出します。
デジタルフォトフレーム(PHD-A55)と言うのは、液晶テレビの様な物で、MS内に記録されている画像を表示してくれる『だけ』のアイテムです。
言い換えれば、MS用画像ビューアーと言った感じですね。
つまり、このデジタルフォトフレームを使用すれば、いちいち印刷しなくても、壁紙を気軽に表示する事が出来ると言うワケです。
【 主 な 仕 様 】
商品名:デジタルフォトフレーム
型番:PHD-A55
発表日:1999年 2月18日
発売日:1999年 4月 1日
対応メディア:メモリースティック(別売)
表示可能形式:MS対応の映像機器で撮影した静止画(JPEG)や動画(MPEG)。
液晶モニター:5.5型TFT液晶(対角線は約12cm前後)
総画素数:224,640ドット
電源:ACアダプター
消費電力:通常表示時 7.4W
スタンバイ時 2.7W
外形寸法:約215×162×40mm
質量:約900g
また、上記の仕様を見れば一目瞭然ですが、JEPGの表示が可能なので、持っている壁紙を640×480ドットに縮小して、JPEGに変換すれば、かなりの高画質で保存したとしても、せいぜい80KB以下なので、64MBのMSに、なんと800枚以上の壁紙を保存する事が可能です!
ココで、640×480ドットまで解像度を落したら、画質が悪くなってしまうのでは?と思う人も多いと思いますが、640×480ドットの画素数は、307,200ドットなので、224,640ドットしかないデジタルフォトフレームには、十分過ぎる画質なんですよね。
さらに、このデジタルフォトフレームは、普通の写真立てには出来ない、音声や動画の再生も可能!
ただし、再生できるフォーマットがかなり限定されているらしいので、SONYのデジカメを持っていない人にとっては、かなりのおまけ機能と考えた方が良さそうです。
しかし、このフォトフレームが凄いのはこれだけではありません。
まず、手をかざすだけで液晶モニターのON/OFFができる、タッチレスセンサーを搭載しているので、壁紙を表示させたい時に瞬時に呼び出す事が可能ですし、次々と画像を表示させるスライドショー機能や、画像の一覧表示が出来るインデックス再生機能等も搭載しています。
また、本体が横置きされたのか、縦置きされたのかを自動で判断する、自動縦横検出機能付きで、置き方に合わせた適切な表示を行ってくれる等、まさに高機能なフォトフレームになっています。
それに、アクリルパネルを使用したデザインもスッゴク良い感じですし、早速購入リストに入れたい所だったんですが、なんと受注生産品で定価が99,800円だった事が判明…。(-_-;
一度『 今日の日記 No.656 』で話題に出していて、少し高いという事は覚えていたんですが、まさかココまで高価なものだったとは意外でしたね…。
…という事で、あっという間に夢は消え去り、やはり壁紙は、パソコンの背景として使用する物だと言う事が改めて良く解りました。(^x^;
とりあえず、こう言ったデジタルフォトフレームの第2弾が、安価版として、発売される事を期待する事にしましょう。
一応、こう言ったMS用画像ビューアー機能を搭載した、液晶テレビ(FDL-1500MX1)等が発売されているので、発売される可能性は十分あると思います。
ちなみに、デジタルフォトフレームの第2弾には、写真を入れ替える時のエフェクト機能を搭載してもらいたいですね。
あと、もう2回りくらい小さくてコンパクトな物になれば、かなり使いやすいかも知れません。
20,000円前後なら、まず買いですね。(^-^)
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北斗の拳や明日のジョー、ストリートファイターにビートマニア等、最近タイピングソフトが話題になっていますが、今度はイーフロンティアという所から、頭文字Dをモチーフにしたタイピングソフトが発売される事になりました。
その名も『頭文字D 橋涼介のタイピング最速理論』で、7月28日から4,800円で発売されます(Win95/98/NT4.0、2000は予定)。
具体的には、パソコンに精通しているという同社の(勝手な)イメージから、高橋涼介がこのゲームの主役となり、公道バトルを繰り広げると言う物で、コーナー(カーブ)に差し掛かるたびにキー入力画面が表示されるという内容。
もちろん入力ミスやタイムオーバーになれば、カーブを曲がり切れなかったりする等の、様々なアクシデントが発生すると思うんですが、このソフトの最大の売りは、フジテレビで使用されているムービーをそのまま利用している点で、声優や収録曲等のアニメと同じ物を使用しているという点です。
まぁ、下手にオリジナル仕様にしてしまうと、手間もかかって面倒だし、好みが分かれてしまう可能性もあるので、そのまま使用するのが1番無難ですね。
…という事で、今度もどんどん増えて続けるだろうタイピングソフトですが、そろそろ、巨人の星が出てきても、おかしくないですね。
SSI辺りから出ないだろうか??
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さて、逸早く1GHzの Athlon を採用し、セレクトシリーズの発売を開始したゲートウェイですが、その『 Select 1000 』の一部が、ハングアップしてしまう場合があることが判明しました!
どうやら原因不明のバグらしく、詳しい発表はされていませんが、現在は、Select 1000 の販売と出荷を一時停止しているみたいです。
ちなみに、既に注文してしまったユーザーには、2万円引きで購入するか、原因が追求できるまで発送を延期するかの選択をする事が可能らしいです。
とりあえず、ハングアップするのは結構厳しい欠陥なので、絶対延期するのが賢い選択だと思います。
確かに待ち遠しいんですけど、2万円じゃ取り返しのつかないバグだった場合に、後悔したくありませんからね。
…という事で、今日はこの辺で失礼致します。^-^/~
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岩崎 仁(FZK11464@nifty.ne.jp) 2000年 7月 4日 火曜日
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