2002年の日記
こんにちは。 今日は画像情報技能検定の日だった岩崎です。
画像情報技能検定というのは、マルチメディア検定、画像処理検定、CG検定の総称みたいなんですが、今回はマルチメディア検定の2級と、画像処理検定とCG検定の3級を、気合で一気に受けてきました。
《CG-ARTS協会》http://www.cgarts.or.jp/
学校がCG関連の学科でもないし、完全に趣味程度のレベルなので、それなりの勉強をしておいた方が良かったとは思うのですが、結局、なんの勉強もせずに受験するコトとなったんですよね。
こうして、まずは3級のCG検定と画像処理検定を受検したのですが、3級と良いながらも、思っていた以上に難しかったです。
Aの画像をBのようにするには、どういった処理を行えば良いか?といった、いかにも画像処理っぽい問題なら、なんとかカンで解けるんですが、中には、↓こんな問題も出てくるんですよね…。
┌────────────────────────────────┐
| 図形の特徴を示す指標であるオイラー数とよばれるものはどれか。 |
| |
| 解答群 ア.連結成分の数から穴の数を引いた値 |
| イ.連結成分の画素数の合計 |
| ウ.連結成分の周囲の長さの合計 |
| エ.連結成分の外接長方形の面積 |
└────────────────────────────────┘
さすがにこれは『オイラー数』や『連結成分』といった用語を知らないと、解くコトができない為、その次にあった↓この問題も上げ上げ状態。
┌────────────────────────────────┐
| 右図の連結成分の数は、連結性を ┏┳┓ |
| 4連結で考えるといくつになるか。 ┗╋╋┳┓ ┏┓ |
| ┗┻┻╋┓┏┓┣╋┳┓ |
| 解答群 ア.1 イ.2 ┗╋╋┛┗┻┻┛ |
| ウ.3 エ.4 オ.5 ┗┛ |
└────────────────────────────────┘
さらにその後も、連結成分とやらの問題が続き、かなり困りました…。
ちなみに、僕もわからないので、上記の問題の答えは不明です。(-_-;
オイラー数ってヤツは、アが正解だと思うんですが…。
また、マルチメディア検定2級の方も、けっこう難しい感じで、超簡単!と言われていた3級とは大違いって感じでした。
こちらも、量子化や符号化、キュービックコンボリューション内挿法、ニアレストネイバ内挿法など、知らない用語がバンバン出てきて、ハッキリ言って勉強していないと、かなりツライです…。
例えば↓こんな問題。
┌────────────────────────────────┐
| 写真(アナログ画像)をディジタル画像として、コンピュータに取り |
| 込むには【 a 】変換を行う必要がある。画像の【 a 】変換 |
| は、座標を離散的な値に変換する空間的離散化である【 b 】と、|
| 濃淡をを離散的な値に変換する信号強度の離散化である【 c 】 |
| の2段階に分けられる。 |
| |
| 解答群 ア.標本化 イ.符号化 ウ.ベクトル化 |
| エ.量子化 オ.A/D カ.D/A |
└────────────────────────────────┘
上記の問題同様、用語さえしっかり押さえておけば、なんなく解ける問題なのですが、量子化や符号化などが、ゴチャゴチャになっている自分には、けっこう難問でした…。
ちなみに、これに関連する問題がこの後にも続きます。
それと、結構ややこしかったのが変な図形の問題。
問題が長いので、簡略化しちゃいますが、再帰的処理によって生成された、数理図形の図形があって、n回目に描いた図形の一辺と、n+1回目に描いた図形の一辺の長さの比率を求めると言う感じのもの…。
『マルチメディア』というだけあって、本当に幅広く出題されました…。
ただ、すべての教室において窓際という好条件に加え、幸運にも集中力が意外と持ったので、もしかすると、もしかするかも知れませんね(笑)。
ちなみに、合格発表は1ヶ月以内にあるみたいです。
- * -
こうして、なんとか試験も終了し、出かけたついでに、帰りにラオックスに寄ってきました。
目的は、ついに発売となったSHARPのMURAMASAを確認する為です。
《製品情報》http://www.sharp.co.jp/products/pcmt2h1w/index.html
19.6mmという薄さで、コンパクトフラッシュスロットを搭載し、さらに無線LANまで内蔵されましたからね。かなり注目度は高いです。
ところが、予想以上にデザインが最悪でした…。(;_;)
これでデザインが良ければ、ベストバイの製品だったのかも知れませんが、表のデザインが以前よりも微妙になり、手前のプラスチック部分が、ありえないくらいに安っぽさを強調しています…。
おまけに、あんなにまでスッキリしていた、シンプルな背面もゴチャゴチャしてしまい、もはやMURAMASAを選択肢に入れる方がおかしくなってきました。
こうなると、やはり1番無難なモデルは、VAIOのSRシリーズかも知れませんね…。
コンパクトフラッシュスロットが無いのが残念ですが、丁度良い大きさで、Bluetoothや無線LANを内蔵していますし、キーの配置も1番理想に近いんです。
東芝のDynabookSSも悪くは無いんですが、前回も行ったとおり、ハードディスクの容量が足りないと思いますし、持ち運ぶには、ギリギリの大きさという感じがしますしね…。
ちなみにラオックス仙台店の価格は以下の通りでした。
メーカー 製品名 型番 売価 発売日
SONY VAIO SR PCG-SR7E/P 209,800円 2002/05/25
TOSHIBA DynabookSS S5 PAS5280PNKW 244.800円 2002/06/21
SHARP MURAMASA PCMT2-H1W 249,800円 2002/06/29
やはり発売したのが早いだけあって、VAIOが1番安いですね。
他のノートが少々割高ってのもあると思いますが、この仕様で20万円程度なら、妥当な金額って感じです。
…と言うコトで、ようやく欲しいノートパソコンが決まったものの、この金欠状態では、購入するのは非常に難しそうですね…。(;_;)
また、ラオックス店内をぶらぶらしていたら、この金欠状態にもかかわらず、LightWave3Dが欲しくなってきました(爆)。
最近、新しいバージョンのShadeが発表されたし、小出君が3DCGに興味を持ち始めた影響で、ぷつりぷつりと、また3DCGに興味が沸いてきたんですよね。(^-^;
既にShadeR4やR5を購入して、見事に失敗しているので、もう無理だってコトが分かっただろう?って感じなんですが、ShadeじゃなくてLightWaveの方が自分には向いていると言う、無茶苦茶な考えがあって、完全に諦めていたワケじゃなかったんです。
そんな、LightWaveが、いつのまにか7.5にまでバージョンアップしていて、カタログがおいてあったので、とりあえず目を通してみたら、かなり欲しくなってきました。
そこで、改めて価格を確認したら、213,890円(Win版)と、とても購入できる金額ではありません(泣)。
ところが、ホームページで確認してみたところ、LightWaveにも『学割』という制度があるコトが判明!(>_<)
《D・STORMによる製品情報》http://www.dstorm.co.jp/LightWave/
ただ、LightWaveには学割版というパッケージが無く、学生版申込書によって特別に割引されるものなので、具体的な金額は不明みたいです…。
しかし、学割だと半額近くになるらしいので、かなりお徳ですよね!
でも、半額でも10万円ですから、やはり手ごろな価格ではありません…。
ShadeR5の二の舞になる可能性があるのに、とても10万円は出せないッス…。(-_-;
…というか、その前に入手すべきソフトは、どう考えてもVS(VisualStudio).NETですね。
ようやく譲ってもらったVS.NETが英語版だったという、とても笑えない結果に終わってしまった為、改めて譲ってくださる方を探しているものの、滅多に購入しない製品だけに、なかなか売り手が見つかりません…。
やはり自分で購入した方が早そうだし、スゴク手っ取り早いので、もう購入しちゃっても良いんですが、あと1万円ほど足りないんですよね…。
なんだかこの調子だと、CD-Rドライブどころか、VS.NETも購入できずに終わってしまいそうな感じです…。
この際C#のみに焦点をあてて、VisualC#だけを単体で購入するか?!とも考えたんですが、VS.NETのアカデミック版を購入するよりは、どう考えても無駄ですし、C#がコケた時の為に、保証としてVB.NETも欲しい所ですよね。
こんなにプログラムをやりたいと思うコトは数年に1回だと思うし、今ならC言語も覚えられそうな感じなので、このやる気が冷めないうちにC#をやりたいんですけど、肝心のVS.NETが無いのが、非常に悔しいです。
…というコトで、この燃え上がるやる気で、なんとか英語版を操作できないか?と思い、とりあえず英語版のVS.NETを入れてみるコトにしました。
5枚のCDを入れ替えながら、1時間以上にも及ぶセットアップが完了し、ついに自分のパソコンにも、(英語版だけど).NETテクノロジーがっ!!
しかし、隅から隅まですべてが英語と言うインターフェースには、英検4級にも落ちる自分の英語力では、とても理解的できるものではなく、30分の格闘の末、実行形式を吐き出して終了…。これが精一杯です。
何かエラーメッセージが表示されても、なんていっても英語だし、ヘルプさえも英語なので、エラーに対して対処できず(泣)。
こうして、今までかかっていたインストール時間は、一体なんだったんだ?と突っ込みたいくらいに、あっけなく終了。
やはり、日本語版を購入するしかなさそうです…。
- * -
せっかく購入したVisualStudio.NETが、不覚にも英語版だった為、タイピングに燃えている今日この頃ですが、ときメモタイピングは体験版で遊ぶのが1番面白いコトが判明しました(爆)。
製品版の方が、色々なキャラクターが出てきて面白そうなんですが、キャラクターごとにレベルが独立してあがっていくので、後半になると、キャラクターごとにレベルが変わってしまうんですよね。
レベルが高いと入力する文字が増えるので、点数が高いのですが、レベルが低いキャラクターではどうしても点数が低くなってしまうし、入力する文字が簡単すぎて、全然おもしろくないんです…。
おまけに1人だけ徹底してやると、他のキャラクターのレベルが下がっていくシステムになっているので、全員のレベルをまんべんなくあげるといったコトもできず、製品版のシステムは実につまんないです。
それぞれのキャラクターに思い入れがあるなら、それなりにやる気も起きるんですが、点数に集中している側としては、レベルの低い(高得点が出ない)キャラクターはやる気がないんですよね。
また、ハイスコアもキャラクターごとに設定されるので、結局1人のキャラクターだけをやっていた方が面白いんです。
そうなると、体験版と何にも変わらない感じなんですが、体験版ではハイスコアが見れないのが欠点なんですよね…。
もし体験版でハイスコアが見れたら、製品版の購入は不要だったかも知れません。(^-^;
自分としては、このキャラクターは簡単、このキャラクターは難しいって感じで、キャラクターごとにレベルをつけて欲しかったですね。
みんな同じレベルでは、同じことの繰り返しで、とても12人分やれる気力はありません…。
実際にやってみると分かるのですが、評価が最悪の時から、告白に持ち込むまでの苦労は、並大抵のものじゃないです…。(-_-メ
…というコトで、長々と書いてしまったのですが、今日はこの辺で失礼致します。^-^/~
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フォント一覧印刷君4.21ついに登場! http://www.mushikabu.net/
岩崎 仁(FZK11464@nifty.com) 2002年 6月 30日 日曜日
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※ 本ページは、テキスト形式で配信されていた時代の過去記事を一括で変換しています。一部、読みにくい部分があるかと思いますが、ご容赦ください。