2004年の日記
こんにちは。 やっぱり革靴は買いに行くコトができなかった岩崎です。
1月に取り寄せておいた革靴が、ついに入荷したらしいので、さっそく買いに行こうと思ったのですが、やっぱり会社を抜け出すコトが出来ませんでした。
今日は、本来“ノン残業Day”だった為、なんとか抜け出せる要因はあったのですが、今日に限ってまさかの遅刻。
よりによって上司からの電話で起床し、3時間もの遅れをとってしまい、とても抜け出せる状況ではありませんでした。(;д;)
それに、自分の中では日曜日に買いに行く方向で進んでいるし、天候が悪い日も続いている為、今日買いに行けないコトは重大な問題ではなさそうですね。
それよりも問題なのは、DoCoMoの大発表です。
「月々3,900円で、パケット代の定額制がスタート!」
以前から話題にはなっていましたが、まさか本当に実現してくるとは思ってもいませんでした。
NHKのニュースで流れていた通り、6月1日からスタートするみたいです。
そもそもauが定額制を実現できたのは、通信方式の大幅な変更によって可能にしたワケですが、FOMAはそういった変更はありません。
それに、定額制を導入しなくても、十分DoCoMoには魅力があるとは思っていたのですが、ついに定額制を導入しちゃったみたいですね。
以前から、結局 皆DoCoMoになると思っているのですが、今回の発表で、確実にau等の寿命が縮まってしまったと思います。
やはりN900iは購入しておくべきでした。
近々、N900iSの発売が予定されていて、年末には901iシリーズも登場してくるらしいのですが、ココでN900iを購入してこそ価値がありそうです。
こうなってくると、ますます発売日を逃してしまったコトが悔やまれますね。
ちなみに、月々3,900円で定額制にな出来るのは、プラン67、プラン100、プラン150のユーザーのみ。
ただ、通信費に定額制を導入しちゃうくらいのユーザーなら、通話もそこそこしていると思うので、特に問題は無いんじゃないかと思います。
また、auの定額制WIN同様に、パソコンやPDAなどを利用した通信費はサービス外。
あくまでもiモードを利用中の通信費だけが対象となります。
これに対抗してauのWINは、パソコンの通信も定額制です!!となれば最高なんですケドねぇ。
それにしても、auの「WIN」といい、DoCoMoの「パケホーダイ」といい、定額制のサービス名はこんなんで良いんだろうか??
また、地上デジタル放送の携帯端末向けフォーマットが、ついに確定したらしいですね!
2003年12月1日からスタートした地上デジタル放送ですが、携帯端末に向けた放送も考えられていました。
最近、テレビ機能を搭載した携帯電話などが注目されていますが、地上デジタル放送に向けて…という意味もあるワケです。
しかし、ライセンスの問題などで、肝心のフォーマットが決定していませんでした。
どういった形式で携帯端末に番組を放送するか?という、非常に肝心な部分が決定していなかった為、携帯電話の方も発売できない状態だったんですよね。
ですが、ようやくフォーマットが決定したみたいで、2005年くらいにはサービスが開始する見込みだそうです。
2003年の10月に発売されたV601Nは、砂嵐になる確率が高かったのですが、デジタル放送なら、鮮明な番組が楽しめそうですね。
…と言うコトで、次世代のアイテムに触れたところで、さらにSonyからも次世代アイテムが登場していたコトが判明。
電子ブックを読むための携帯端末「リブリエ」という商品なんですが、液晶に電子ペーパー「E-Ink」を採用しているのが最大の特徴です。
端末のデザインや仕様などは、去年Sonyが電子ブック規格である、「BBeB」を発表した時に登場したモノと何ら変わらない感じですが、ついに商品化されたコトが素晴らしいです。
既に、松下からも同じような電子ブック、「シグマブック」が発売になっていますが、あちらが採用しているのは、以前から利用されていたコレステリック液晶。
しかし、Sonyの「リブリエ」に採用されている液晶ディスプレイ、「E-Ink」は全く新しい技術で、新しいモノ好きとしては、非常に注目度が高いです。
ナゼ、今までの液晶が利用されず、新しい液晶が利用されないのか??
それは、消費電力や視野角の問題が大きく関係しています。
これまでの液晶を、電子ブックなどに採用してしまっては、消費電力が非常に問題となり、動作時間に大きく影響してきます。
特に電子ブックなどの液晶は、携帯電話の数倍の大きさが必要とされる為、その消費電力はハンパじゃないコトになります。
また、液晶が大きくなると視野角の問題も重要になってきます。
見る角度によっては色が変わったり、コントラストが変わってしまうのでは、電子ブックには向いていません。
あくまでも読みやすいコトが、電子ブックの液晶に求められる最も重要な要素なワケです。
そこで登場するのがE-Inkなんですよね。
なんとゼロに等しいくらいの低電力で、紙に近いコントラストを実現できるという凄まじい液晶です。
そのヒミツは、髪の毛ほどの直径しかない非常に小さなマイクロカプセル。
E-Inkには、このマイクロカプセルが大量に敷き詰められていて、その中には、さらに小さな白と黒の粒子が入っています。
白い粒子はプラスの電気、黒い粒子はマイナスの電気を帯びています。
この状態で、マイクロカプセルの底から、プラスの電気を流してみるコトにします。
するとプラスに引かれた、黒い粒子はマイクロカプセルの底に溜まり、逆に白い粒子はマイクロカプセルの上部に移動します。
そうなると、マイクロカプセルの上部(ユーザー側)からは、白い粒子しか見えなくなるので、そのマイクロカプセルの色は「白」というコトになります。
逆にマイナスの電気を流すと、マイクロカプセルは黒に変わるコトになります。
そして、1度移動した粒子は元に戻りにくい為、表示を維持する為に電気を消費するコトもありません。
極端に言ってしまえば、一切電力を利用せず、書換えは他の端末を利用するというコトも可能なワケです。
また、実際に白や黒の粒子が見えている為、視野角の問題も解消され、ほぼ180度に近い視野角を実現しています。
非常に薄くできるというのも大きな特徴だと思います。
ただ、こういった仕組み上、高速な書換えは不向きです。
しかし電子ブックなどは、基本的に高速な書換えを必要としない為、非常に向いている液晶なんですよね。
その他にも、時計の液晶やカードのポイント表示など、長時間表示し続ける必要性があるモノには、どんどん利用できる技術だと思われます。
電子ペーパーの技術は、本当に様々なモノが考え出されているので、リブリエに採用されている液晶は、上記に書いているだけでは無いかも知れませんケドね。(^x^;
ちなみに、リブリエの発売日は4月24日でオープン価格。
売価は、約4万円前後だそうです。
確かにE-Inkの技術は気になりますが、4万円も出せるかどうかは微妙なところですね…。
そもそも小説を読まないタイプなので、店頭でいじっておくくらいにしておいた方が良いのカモ知れません。
そう言えば、7月に新しいネットワークウォークマンが発売になるみたいですね。
128MBと256MBくらいのフラッシュメモリが内蔵されていて、非常にコンパクトなんだそうです。
曲名の表示などは可能らしいのですが、今さら低容量のフラッシュメモリプレーヤーが発売されたところで、どれだけの魅力が出てくるのかが謎。
激安!ともなれば話は違いますが、Sonyだけに、驚きの低価格は期待できそうにないですし、それ以上の付加価値に期待って感じですね。
今のところ約70時間の連続再生が可能というコトが判っているのですが、1日1時間くらい利用できれば良い自分にとっては、微妙な魅力です。
ちなみに、好い加減ネットワークウォークマンを卒業するコトにして、ハードディスクプレーヤー辺りを購入してみようかな?と思っています。
とりあえず、アップルの「iPod mini」に期待しています。
…と言うコトで、色々と発表があったモノを一気に書き上げてしまった為、かなりゴチャゴチャになってしまいましたが、今日はこの辺で失礼致します。^-^/~
とりあえず、時代が変わりつつあるって感じですね。
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
日記への意見や感想等、随時募集中!! http://www.mushikabu.net/
岩崎 仁(FZK11464@nifty.com) 2004年 3月 24日 水曜日
◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
※ 本ページは、テキスト形式で配信されていた時代の過去記事を一括で変換しています。一部、読みにくい部分があるかと思いますが、ご容赦ください。