ついに明かされる数日間を消費するイベントとは？

2004年の日記

こんにちは。　なんと実家に戻ってきちゃった岩崎です。

少し前から行っていた「数日間を消費するイベント」ってのは、実は福島の“実家に帰る”という計画でした。

滅多に実家に戻らない自分だし、この混みあうゴールデンウィークですから、当然のように、今回も帰る予定はありませんでした。

そもそも、あと１年くらいは帰るコトを考えてなかったので、１ヶ月程度の長期休暇があっても、まず帰るコトはなかったと思います。

しかし、今年のゴールデンウィークだけは、少し帰る予定ができました。

…と言うのも、ママさんが入院してしまったのです。(;д;)

ただ、ママさんからは大したコトはないと聞いていたし、入院期間も１～２週間と短期なモノ。
聞いたところでは、ケガの内容もそんなに重症ではないみたいです。

その為、特に帰るコトを強制されたワケでもなく、ママさんからの“帰ってきてコール”もありません。
むしろ、わざわざ来るコトないからねぇと、拒否されているくらい。

「自分の体は自分が１番良く知っている」
この言葉ほどアテにならないモノはないですが、看護婦のママさんだけに、少しはアテになりそうです。

しかし、ママさんにとっては、ある意味 久々の休日だと思うし、丁度「母の日」も近いというコトで帰るコトを決意しました。

カーネーションを持って、アポなしで病室に乗り込む予定です。
もちろん「念のため連絡先だけ聞いておくよ」とか良いながら、病院なども確認済み。用意周到。準備は万端です。

これまで日記でも黙っていたのは、ママさんが日記を読む可能性があるため。
日記で計画がバレてしまったら、ミもフタもありませんからね。

こうして、昨日の夜から寝る間も惜しんで実家に帰る準備をしていました。

滅多に帰らないだけに、帰る為に必要なモノもスグに出てこないし、携帯電話の充電器なども、机の裏を通っている始末。

ホームページの更新なども一段落させ、無駄に溜まっていたメールも、大半を一掃。

こうして着々と帰る準備が進んでいたのですが、いざ本格的に帰る準備を始めてみると、やたら時間がかかってしまいました。

ノートパソコンのケースが見つからないやら、モノを入れるバッグがないやらで、１時間も遅れてしまいます…。

結局６時に出る予定が、７時過ぎになってしまい、多少の遅れが出たものの無事に出発。

当然、得意の新幹線で帰るワケですが、問題はその乗車率でした。

２日になり、多少落ち着いているとは言え、昨日の乗車率も余裕で１００％を超えているだけに、指定席を取るどころか、自由席に座れるかさえも微妙です。

少しの望みをかけて指定席を取りに行ってみるものの、当然のように取れる見込みは無く、かなり先の新幹線も予約で一杯…。

覚悟して自由席に乗るしかなさそうです。(;д;)

…と思って新幹線に乗ってみたら、意外と席がある感じ。
ただ、誰かと隣同士になってしまうのは避けられません。

その為、どうせ隣になるのなら…と人を選んでいたら、気が付いた頃には空きが無く、結局オヤジの隣になってしまいました。

妙に落ち着きのないオヤジで、なんだかイラだっている感じ。
おかげでコッチもイラだってくるし、よりによってこんな所に座ってしまったよ…と後悔しまくりです。

最初に見つけた空席には、かなり普通の子が座っていたんですが、そこで妥協しておくべきでした。
今から考えると、そこが１番のベストだったのカモ知れません。

しかし、幸いにも２駅くらい進んだところで、前の席が一気に空いたので、すかさず移動。
落ち着きのないオヤジとはオサラバして、あとは、カワイイ子が隣に座ってくれるコトを祈るだけです。

そう思っていると、偶然にもカワイイ子が車内に登場！

これはチャンスだと思い、密かに期待していたら、隣の空席を目ざとく見つけたオバチャンが後ろから登場。

女の子がどこに座るか戸惑っているスキに、大事な隣の席に座られてしまいました…。

かなり落ち込んでいるところに、オバチャンのキツ過ぎる香水で、さらに追い込まれます。(=д=;

香水のにおいは、どうやっても逃れるコトができず、落ち着きのないオヤジの方が、まだマシだったカモ知れません。

そんなこんなで、なんとか福島に到着。なんだか、とても長い２時間でした。

こうして、久しぶりに福島の空気を吸い、溢れる自然に感激。
やっぱり写真撮りまくりです。(^x^;

駅の近くでカーネーションや母の日グッズを購入し、いよいよママさんの入院している病院に向かうコトとなりました。

しかし、思っていたよりも病院が遠いらしく、タクシーの場合は、１,０００円弱かかってしまうとのコト…。

１,０００円以内なら妥協できるケド、その“弱”ってのが微妙。

そこで、１,０００円で行ける所まで行って、後は歩くコトにしました。

…と言いながら、タクシーの人に“弱”の部分をまけてもらうのが目的。

さすがに病院までとは言いませんが、１,０００円で行ける所までというと、結構１,０００円を越えて走ってくれるコトが多いです。
特に目的地がもぅ少しの場所にあれば、メーターを１,０００円で止めて、目的地まで行ってくれるコトも多々あります。

同じように、目的地まで２,０００円弱と言われたら２,０００円まで、３,０００円弱と言われたら３,０００円までにしておくと、数百円まけてもらえるコトが可能です。

最初から１,０００円しか出さない！って言っているので、無駄にメーターをあげるといった行為もないですし、「母親の見舞いです」とも言えば、ますますまけてくれる可能性大。

今回もバッチリまけてもらい、かなり前からメーターが１,０００円でストップ。
なんと、そのまま病院まで運んでもらいました。

最低でも３００円くらい得しちゃった感じですね。

ちなみに、まけてもらったら、それなりに嬉しさをアピールしないとダメです。
「えぇ？良いんですか！？ありがとうございます！！」と、オーバー気味に感謝の気持ちを伝えれば、お互い気持ちが良いモノです。

こうして、ついに病院に到着！
いよいよママさんに会えるかと思いきや、病院の入り口にありえない張紙をみつけてしまいました…。

なんと面会時間は１４時からだそうです。
病院に来るコトなんて滅多にないので、“面会時間”があるコトをスッカリ忘れていました…。

現在１１時前…。あと３時間以上も待たされるの！？(;д;)

…と思いきや、中の人に聞いてみたら何事もなく病室に移動できました。
面会時間は１４時から！という大きな張紙は、一体なんだったんだろう？というくらいスムーズです。

すると、ちょうど病室から出てくるママさんを発見！

「母の日、おめでとう！」

…と、ワケのわからない挨拶で始まり、「数日間を消費するイベント」のクライマックスを迎えるコトとなりました。

…と言うコトで、日頃のママさんに感謝しつつ、これからの健康を祈って、今日はこの辺で失礼致します。^-^/~

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　岩崎 仁(FZK11464@nifty.com)　　　　２００４年　５月　２日　日曜日
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