2005年の日記
こんにちは。 本日も花火に行ってきた岩崎です。
以前から、友達と花火に行く予定があったのですが、なかなか予定が合わず、今日になってしまいました。
しかし、先週の「東京湾大華火祭」で首都圏の花火は終了。
そこで、本日は埼玉まで襲撃するコトが決定!
池袋から、湘南新宿ラインで1時間。
往復2時間以上という道のりを乗り越え、埼玉の「熊谷花火大会」を見に行くコトにしました。
今年で56回目となる熊谷花火大会は、埼玉でも2番目に大きい(らしい)花火大会。
メッセージ花火なども加えて1万発があがるそうです。
ちなみに1番は15,000発が打ちあがる「さいたま市花火大会」。
残念ながら、これは13日に終わってしまいました。
12時には行きますよ!と言っていた友達が、2時間近く遅れて到着。
しかし、それでも15時前なので、マンションで打ち上げ場所の確認などをしながら16時前に出発。
目的の熊谷には、2時間前の17時に到着しました。
とりあえず食事をして、駅の周辺をウロウロしながら、ゆっくりと会場へ向かったのですが、出店の数が非常に多いです。
タコ焼きや焼そば、キャバブやカステラなどの飲食系はもちろん、金魚すくいやスーパーボールなど、懐かしい遊べる出店もたくさん並んでいました。
通路の端から端までって感じで、50以上の出店はあったと思います。
まさにお祭り気分。
これまで行った花火大会の中では、ダントツで1番多い印象です。
こんなにあると、ついつい誘惑に負けてしまいそうですが、駅にあるロッテリアでガッツリ食べてきたので、誘惑に打ち勝つコトができます。
しかし、せっかくお祭りに来たのだから、バナナチョコは食べたいところ。
節約という文字が自分の中で葛藤しています。
すると、一緒に行った友達が、「この先にバナナチョコがあったらおごってあげるよ!」と、突然言い出しました。
「まじで!?」思わず大コーフンの俺。
必死になって探すと、見事に1店だけありました!
ちょっと小さめのお店でしたが、200円と妥当な価格。
友達が、本当におごってくれたので感謝感激です。
おかげで、無事にバナナチョコを美味しく食べるコトができました♪
やっぱりお祭りに来たらバナナチョコを食べないとね!
こうして、17時半には会場に到着したのですが、そこには想像を絶する数の観客がひしめいていました。
毎年45万人程度の来客数。
これは隅田川や江戸川の半分にも満たない人数だし、東京湾にも満たない人数。
また、土手周辺で行なうし、首都圏の花火ではないので、そんなに混雑はしないのかな?と思っていたのですが、どうやら甘かったようです。
打ち上げには、まだ1時間以上も時間があるというのに、ラグビー場には、端から端まで凄まじい人。
本当に午後4時まで入場禁止だったのか?!と疑いたくなるくらい、既に人が揃っていました。
どうやら、観覧場所がある程度決まっているので、そこに集中してしまうみたいですね。
とりあえず、近くにいた警備員さんに打ち上げ場所の確認と、観覧可能な場所を確認します。
事前に調べた情報によると、打ち上げ場所の正面は招待席&会員席となっており、自由に入場できないみたいですし、とうぜん立入禁止区域も存在します。
しかし、打ち上げ場所の正面を指さして、「あの辺は全然OKですよ」と教えてくれました。
なんだー!全然OKなの?
…と言うコトで、打ち上げ場所の目の前に向かって突き進みます。
ラグビー場を通り越して、土手の通りでみるコトにしました。
今回も、打ち上げ場所まで500m以内。
恐らく400mくらいだと思います。
前回の市川の花火を見て以来、「花火を見るなら500m以内」が鉄則となりつつありますね。
こうして、1時間前からずっと座って待っていたのですが、さすがに待っていただけの甲斐はありました。
打ち上げ場所に近いコトもあり、凄まじい迫力!!
しかし、非常に重大な問題がありました。
なんと1発ずつしかあがらないのです。
かなり地域に密着した花火みたいで、1発あがる度に説明とメッセージがアナウンスされるのです。
「次は10番。7号玉1発。淳子へ。誕生日おめでとう!
これからもずっと大切にします。提供、克彦。
それでは、どうぞ!」
そして、1発どーーん!!
正直、かなり退屈な花火です。
特に、直前に行っていた花火が5秒で1,000発以上が打ちあがるという、市川市民納涼花火大会だったので、この落ち着きぶりは凄まじいモノでした。
意外と10号玉(尺玉)が多く上がるのですが、単発なので寂しいモノ。
回りからは拍手の1つもあがりません。
しかし、花火は坦々と打ち上げられます。
「次は16番。8号1発。エミ&ボス結婚おめでとう♪
第1号ベイビ~に沢山の愛を込めて(はぁと)。提供、奈良っ子。
それでは、どうぞ!」
…一体、この退屈な花火はいつまで続くのでしょうか?
いくら500m圏内とは言え、1発づつあがっていたのでは、なんの面白みもありません。
2時間もかけて1万発しかあがらないので、なにかあるとは思ったのですが、ココまで退屈な花火だとは思いませんでした。
稀にスターマイン(連続花火)も打ちあがるのですが、非常に小さいスターマインで、一発ものに比べると随分と迫力に欠けます。
こうして、約20分くらいが経過した時、ついに連続で花火があがりました。
…と言っても、7号・8号・10号が、それぞれ1発ずつの合計3発。
たった3発だったのですが、これまでずっと1発ずつあがっていたので妙に新鮮でした。
「愛する美樹ちゃんへ。
これからの夫婦生活は今以上に幸せにするからね!
提供、博史より。」
やはり愛のパワーは凄まじいです。
ですが、同時に3発ではなく、前の1発が消えたときに、次に1発。
結局、夜空には1発しかあがりません。
さすがに後半は派手な花火があがっていましたが、全体的な構成は変わらず、基本的にアナウンスが流れてから打ち上げ。
このアナウンスが少なくても10秒以上はかかるので、随分と時間を取られます。
打ち上げ時間よりも、アナウンスが多いコトが少なくなく、企業提供の花火となると、メッセージが長い長い。
毎月7の付く日はラッキーセブンデーだとか、宇宙一安い激安店を目指すとか、常に皆様の期待にそえる品揃えだとか、とにかくメッセージが長いのです。
今回は94番までプログラムにあったので、アナウンスの数は94回。
さらに、途中でコンクールの結果発表だの、注意事項だの、面倒なアナウンスで中断されるコトも多かったので、実際は100回以上のアナウンスがあったと思います。
恐らく、打ち上げ時間の半分はアナウンスの時間。非常に内容が薄いです。
さすが1時間も乗ってやってきてしまっただけに、随分と田舎の花火に近づいてしまいました。
これでは福島の花火と大差ありません。
…と、随分と否定的な感想となってしまいましたが、1発1発に提供が発生しているだけあって、花火の質は高いようです。
残り30分ともなると、スターマインに合わせて大きな花火が連続であがるなど、そこそこ楽しませてくれました。
スターマインが、どんどん大きくなってきて、その横に同時に上がる10号玉といった迫力は、なかなかのモノでした。
また、毎回毎回アナウンスの休憩が入るので、保存が遅いP901iSでも、十分ついていくコトができたのは幸い。
確かに人は多かったのですが、観客場所も非常に広いので、そこそこゆっくり見るコトができるかと思います。
また出店の多さも必見。
恐らく、出店で買った食べ物などをつまみつつ、ゆっくり見る花火なんでしょうね。
ギャーギャー騒がず落ち着いてみるような、古風スタイルの花火のようです。
とりあえず、ゆっくり見れたコトを考えれば隅田川よりも好印象。
往復1,900円もかけて行く価値があったかどうかが微妙なところですが、この夏を締めくくる、良い思い出になったと思います。
そして、今回の花火に付き合ってくれただけじゃなく、活動資金を貸してくれた友達に、とにかく感謝。
お互い給料日前にもかかわらず、本当にサンキューです。
そんな本日の出費額は以下の通り。
交通費 2,000円
飲食代 510円
-------------------------
合計 2,510円
交通費が高くついてしまいましたが、友達が活動資金を貸してくれたおかげで、無事に花火大会に向かうコトができました。
飲食代は、花火の前にロッテリアで食べた分+αのみ。
飲み物も友達がごちそうしてくれたので、随分と抑えるコトができました。
しかし、このまま友達などに頼っているワケにもいきませんし、早く完済してしまって、世話になった友達などに還元したいところですね。
ちなみに、(観客的には煙たい)メッセージ花火の料金は、以下のようになっているようです。
7号玉(直径21cm) 23,000円
8号玉(直径24cm) 35,000円
10号玉(直径30cm) 50,000円
スターマイン 250,000円 ~
さすがにスターマインは高そうですが、7号玉などは、気軽に出せそうな金額ですね。
FOMAの新機種を購入するより安いです。
毎年5~6月くらい(?)に募集しているそうなので、興味のある方は、熊谷市観光協会事務局に連絡してみると良いかと思います。
しかし、今回の花火で本当に困ったのは、P901iSのおかしな行動。
なんと、突然電源が落ちるコトが多々あったのです。
いざ写真を撮ろうかと思ったら、突然の再起動。
たぶん10回くらいは落ちてしまい、再起動に非常に時間がかかるので、その度に大事なシャッターチャンスを逃していました。
セルフモードに切り替えたとたんに安定したので、恐らく電波が混みあっていたせいだと思うのですが、混みあっていたからって、突然再起動はヒドい話です。
時にはアンテナのマークが消えてしまうという事件もあり、非常に不安定な状態でした。
ますます使えない印象のP901iS。
NTTドコモ市場では、こんな端末が売れているというのだから、本当に恐ろしいキャリアですね。
また、パケホーダイのユーザーは繋がりにくくなる状態があるようですが、明確な差がありました。
一緒に行った友達もFOMAを利用していたのですが、友達が電波が入る状況だったとしても、自分はずっと圏外という状態でした。
ようやく繋がったのは、会場から2駅くらい離れた時。
パケホーダイにすると、確実に繋がりにくくなるようですね。
…と言うコトで、今年最後の花火大会を満喫してきたので、今日はこの辺で失礼したいと思います。^-^/~
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岩崎 仁(FZK11464@nifty.com) 2005年 8月 20日 土曜日
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