新ウォークマンへの期待。

2005年の日記

こんにちは。 今日も1日寝て過ごしてしまった岩崎です。

早く起きたら髪でも切りに行こうかな?と思っていたのですが、起きたのが20時過ぎ。とても髪を切りに行く時間ではありませんでした。

天気が良かったら洗濯などもしたかったのですが、結局なんの予定もこなせなかった感じです。

やはり休みが1日だけってのはツラいですね。
なんにもできない感じだし、見事に昼夜逆転してしまいます。

このまま徹夜で会社に行ったら、間違いなく眠たくなりそうですが、かと言って、夜になっても眠たくなるハズがありません。

少しでも良いから寝ておいて、明日は早めに寝るのが良さそうですね。


さて、相変わらず調子が悪かった「SonicStage」。

ネットワークウォークマンの音楽を管理するソフトウェアですが、11月1日に、新しいバージョンが公開されました。

圧縮しても音質が劣化しない、「AAL(ATRAC Advanced Lossless)」への対応が1番のポイント。

見た目は大した変更がないようですが、このバージョンアップは、自分にとって大きな変更となりました。


今年の4月に新しいネットワークウォークマン、「NW-E507」を購入した自分ですが、購入して1ヶ月もしないうちから、重大な問題が発生していました。

音楽を管理するSonicStageが、自分のパソコンでは動作しないという状況に陥ってしまったのです。

ウォークマンを認識しない、音楽の取りこみに時間がかかる、フリーズする、終了できないなど、その不具合ぶりは凄まじいです。

ですが、すべての原因はSonicStageではないようです。
自分のパソコンは決して良い環境ではないため、なんらかのソフトウェアと競合してしまい、不安定になっていると考えられます。

結局、自分のパソコンで音楽を転送するコトができず、ノートパソコンで音楽の管理をするコトになりました。

しかし、いちいちノートパソコンを開くのは面倒なので、そのうち音楽の転送を行なわなくなってしまいました。

そして、気がつけばウォークマンを利用しない日々が続いていたのです。


ところが、試しにダウンロードしてみた、最新版の3.3を導入してみたところ、見事に動作してくれました。

今までの不具合なんて、なかったかのように普通に動いているのです。

相変わらず処理は遅いですが、故意的に遅いのではなく、恐らく自分のパソコンが遅いのでしょう。処理が追いついていません。

しかし、その点をガマンすれば普通に動作。
ウォークマンもちゃんと認識するし、転送で失敗するコトもありません。

あまりにも動きすぎるので、最初は疑っていましたが、3日間様子を見ても、不安定になる様子はありません。

AALの対応だけじゃなく、なんらかの改良が行なわれたようです。


数ヶ月ぶりに操作する、ウォークマン内の曲データ。

あまりにも嬉しくなってしまったので、前々から気になっていた安室奈美恵のCDを借りてきました。

「評価」など、以前のバージョンにはなかった項目も増えています。

残念ながら、自分の持っているNW-E507では、評価の設定が反映されるコトはありませんが、音楽ソフトウェアには標準的な項目が追加されたのは嬉しいですね。

他にもWMAの取りこみに対応したり、著作権保護の処理を無視したりできるようになりました。

また「ダイナミックプレイリスト」という機能が追加されています。

iTunesの「スマートプレイリスト」と同じような機能。
条件を指定すると、それに該当する曲が動的に作成されるようになります。

スマートプレイリストを操作した時、このプレイリスト機能は非常に便利だと思っていたので、SonicStageにも採用されたのは嬉しい限り。

しかし、後発にもかかわらず、非常に使いにくく、機能も劣っているのが気になります。

SonicStageでは、登録日や評価などを1つ設定できるだけで、その条件も1ヶ月以内とか、選択肢で用意されているのみ。
非常に自由度が低いです。

それに比べてiTunesは、コメントやビットレートなど、多くの項目を条件として指定できます。

特に複数の条件を組み合わせるコトができるのは、非常に大きな違いです。
もちろん、複数の条件はANDやORの指定が可能です。

自分の場合、「シングル」のみという条件と、トラック番号が「1曲目」という条件を組み合わせて、「シングル1曲目のみ」というスマートプレイリストを作成していました。

しかし、SonicStageでは、同じプレイリストを作成するコトができません。

シングルとか、1曲目などの条件も設定できないので、似たようなプレイリストさえも作成できないのです。

画面の作り的にもSonicStageは酷いもの。
まったく考えられていません。

また、せっかく搭載されたAALも、利用するコトができませんでした。

どうやら音楽CDから取り込む時のみ利用できるようで、WAVEファイルからの変換には対応していないようです。

AALは良く考えられているフォーマット形式だったので、ぜひ利用していこうかと思ったのですが、非常に残念ですね。


そして、無事にSonicStageが動作するようになったのですが、本格的に利用できるか?というと、まだまだ疑問が残るところです。

iTunesとSonicStageでは、比べるコトなくSonicStageの操作性が悪いのは明らかです。

操作性が悪い、インターフェースも悪い、ファイルの扱いも複雑、動作が思い…等など、欠点はいくらでも出てきます。


そもそも、アルバムという単位にこだわっている時点でダメだと思うし、音楽データの管理方法にも疑問があります。

基本的に曲名などの情報は、音楽ファイルと1対1だと思いますが、SonicStageでは、曲情報と曲データが1対nの関係です。
つまり1つの曲情報に対して、複数の音楽ファイルが存在しています。

WAVEファイルを取り込んで、それをフォーマット変換し、さらにウォークマン用に変換すると、3つのファイルが作成されます。

しかし、それを3つのファイルと見せずに、画面上では1つの曲として扱っています。

恐らく音楽形式を意識させずに管理させようという考えだと思うのですが、おかげで意識する方には非常に煩わしい機能です。

そもそも、そんな面倒なコトをしなくても、iTunesではスマートに行なえていますし、初心者の人も普通に利用できています。

こういった部分にも、SonicStageの問題点が存在しています。


今月中旬には、新しいウォークマンが発売され、SonicStageに代わって、「CONNECT Player」が付属してきます。

このCONNECT Playerが、どこまで使いものになるかが、今後の自分の音楽ライフを、大きく左右するコトになりそうです。

アルバムという考え方の廃止、処理速度の改善など、よりシンプルに作り上げられていれば、もう1度ウォークマンを利用するコトになりそうですね。

また、音楽配信により力を入れるのであれば、今の作りではマズいでしょう。

ソフトウェアと一体化しているiTunesに対して、SonicStageはブラウザでダウンロードサイトを表示しているのみ。

これでは音楽の検索性も悪いですし、使い勝手も悪いです。

あからさまにiTunesをパクれとは言いません。
ただ、もう少しインターフェースについて、真剣に考える必要があるのでは?と思います。


そもそも、なぜココまで音楽管理ソフトウェアにこだわるのかと言えば、そろそろ自分も、“音楽をダウンロードする生活”にシフトしていこうと考えているからです。

今は、音楽CDをレンタルする生活。
毎回欲しい曲をリストアップして、TSUTAYAの中を徘徊し、音楽CDからWAVEファイルを取りこみ、曲名をつけて、ちゃんと取り込めているか確認し、WMAに変換して、曲データを入力して、さらにATRAC3に変換して、プレーヤーに転送する。

……とにかく手間なのです。

Appleが国内でも音楽サイトを展開してくれたおかげで、1曲の値段も随分と下がっています。
100円とか200円なら、レンタルCDと変わらないですし、録音する手間を考えれば、むしろ安いのカモ知れません。

「あ!欲しい」と思った曲があって、その瞬間に入手できているというのは、非常に便利です。


しかし、これには1つ問題があります。
著作権保護という、厄介な問題です。

この保護のおかげで、iTunesでダウンロードした曲は、SonicStageに移動するコトはできません。

つまり1曲でもダウンロードし始めたら、ずっとそのサービスに付き合っていく必要があります。
あとから変更するコトは困難です。

もちろん、お金があれば可能ですが、とてもじゃないですが、そんな余力はありません。
ダウンロードしなおす手間もあるでしょう。

今のところ、iTunes+MusicStoaという選択肢が有力です。
これだけユーザーが多いのですから、例え“今だけ”になってしまっても、何らかの対応がされる可能性があります。

しかし、Sony好きの自分にとっては、できればSonyと付き合っていきたいのです。

ウォークマンとして、これまでの音楽シーンを支えてきたSonyですから、例え今が怪しい状態でも、(遠い目で見れば)Appleよりも将来性があるような気がします。
ずっと音楽を支えてくれるのではないでしょうか?

その為にも、Sonyにはいち早く優良なサービスを展開してもらいたい。
良質なサービスが整えば、ある程度の著作権保護は苦ではないでしょう。

著作権保護を感じる以上は、そのサービスに問題があると感じています。

そんな意味でも、CONNECT Playerには期待しているのです。


NW-E500シリーズの上位機種に当たる、新しいネットワークウォークマンNW-A600シリーズは、随分とソフトウェアの改良が行なわれている様子。

特にシャッフル機能が充実しているようですが、やっぱり内部データの操作は行なえないのかが気になる点です。

曲の削除などが行なえるようになれば、より便利になると思うのですが…。

SonicStageでも、評価などの項目が追加されたのだから、ウォークマン本体でも「評価」の項目が操作できると良いですよね。

再生回数などは保存しているのだから、そのついでに評価などが行なえれば良いですね。

CONNECT Playerでしか評価をつけられないのでは、不便で仕方ないです。


Sonyの情報などを見ていても、どうもCONNECT Playerに、頼りすぎている部分があるのも残念なところ。

CONNECT Playerがあって、ウォークマンがある状態。
プレーヤーで全てを解決できるようなiPodとは違います。

アーティストの情報なども、すべてCONNECT Playerで行なって、その一部をウォークマンに転送している感じ。

パソコンから一部の音楽を持ち出すと言うよりは、一部の音楽を切り出すといった感じ。
持ち出した曲に対しては、あまり興味がないようです。

いずれにしても、色々と気になる新しいウォークマン。

将来的にはWMAに対応するらしいので、またその時に考えてみようかと思います。

…と言うコトで、今日はすっかりウォークマン1色になってしまいましたが、色々と期待していますというコトで、今日はこの辺で失礼致します。^-^/~

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 岩崎 仁(FZK11464@nifty.com)   2005年 11月 6日 日曜日
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秋を堪能できず残念です。
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