ついに発表されたRev.Aへの期待。

2006年の日記

こんにちは。 今日は定時で退社した岩崎です。

定時で退社してから、池袋の雑貨屋を探索。

今度の送別会に、なにか送別品を買おうと探すコトにしました。

ところが、せっかくの定時退社だと言うのに、リニューアル中だの、休日だので、無駄足ばかり。

フランフランや東急ハンズにまで裏切られてしまい、目的のお店を巡るコトができませんでした。

当然のように、良いアイテムを見つけるコトができず、手ぶらで帰宅。
かなりガッカリな1日となってしまいました。

今度の日曜日に、早起きして探すしかなさそうです。


ただ、「ヒントミント」という、セレブ愛用ミントを発見しました。

本当に“セレブ愛用”かどうかは不明ですが、元々は、フォーシーズンズという高級ホテルで配布したのが始まりんだとか。

その他にも、アカデミー賞などでも配布されるなど、ちょっと話題になっていたんですよね。

ただ、わざわざ探すほどでもないし、話題に出す機会も無かったので、そのまま流れてしまいました。

たまに思い出すものの、今さらだしなーと思っていたら、なぜかユナイテッドアローズで発見。

どうやら、アローズスペシャル版が販売されているようです。

調べてみたら、去年から販売しているみたいですね。
ぜんぜん気が付きませんでした。

ヒントミントは、そのケースも話題の1つなのですが、UAスペシャル版はオリジナルとは違うようです。

ただ、味の方も気になったので思わず購入。

今回は、チョコレートミントを購入してみたのですが、そこまでスゴイ!って味でもないですね。普通でしょうか。
チョコレートミント、そのままです。

ただ、口の中に残った時のチョコレート感が、少し上質な気がします。

まぁ300円くらいだし、話題作りには良いですかね?

使い終わった後はフリスクでも入れて、ちょっぴりセレブ気分です。

               - * -

さて、昨日の日記でも触れましたが、ついに「Rev.A」が正式に発表となったようです。

Rev.Aとは、通信方式の一種で、わかりやすく言えば、WINの改良版です。

正式には「CDMA2000 1x EV-DO Revision A」といい、去年の6月に、auから正式な採用が発表されていました。

ちなみに、WINで採用されている通信方式を「Rev.0」と区別します。


Rev.Aの特徴は、以下の3点と言われています。

 ・通信速度の向上
 ・マルチキャストへの対応
 ・QoS(パケット通信の遅延制御)

また、WINの改良版であるコトから、WINで採用されている通信方式(Rev.0)との相性も良く、これまでのネットワーク設備が、そのまま利用できるのも特徴でしょう。

これらの特徴を活用すれば、これまでのauでは不可能だったサービスも実現可能となります。


ただ、これはあくまでもQUALCOMMが開発した規格の一種であり、auがどのように採用するのかは不透明な状態でした。

なにかと制約が多い日本では、「仕様的にはできるけど提供はできない」というコトが多いですしね。

また、仕様的に可能であっても、それが具体的なサービスに繋がらない場合も少なくありません。
ビジネスとして提供できなければ、採用する意味がないからです。


ようやく発表された、ニュースリリースを確認してみると、やはり上記の3点を活用して、新しいサービスを提供しようとしているようです。

特に目立って書いてあるのは、「VoIP」と「BCMCS」の2点。

マルチキャストによる「BCMCS」の実現、高速化された通信速度にQoSが加わるコトで、VoIPが実現します。


BCMCSとは、ブロードキャスト/マルチキャストサービスの略。

非常に少ない帯域で、大量のユーザーにコンテンツの一斉配信が可能。
色々とデメリットもあるのですが、検討されている利用方法ならメリットの方が大きいでしょう。

長時間の動画配信や、ニュースなどのリアルタイム配信などが、このBCMCSによって可能となります。

ようは、今まで以上に多くの人に向けて、データの配信が可能になったというワケです。


VoIPとは、流行のIP電話。
用途は色々と検討されていますが、まずは「テレビ電話」として機能するようです。

ついにauにもテレビ電話の時代が来るワケです。

これまでauは「テレビ電話なんて使い道ねーよ!
ムービーの方が使えるだろ?」と言っていたワケですが、実は技術的に採用できないという問題があったのです。

WINのシステムは、通信速度は状況に応じて自動的に処理されていたので、鬼のように遅延する(反応が遅い)可能性があります。

テレビ電話などにおいて、データの遅延は大きな問題。
声が遅れて聞こえるのでは話になりません。

しかし、Rev.Aにて採用されるQoSの採用で、この問題を解決するコトができます。

極端に言ってしまえば、テレビ電話を利用しているユーザーのデータを優先させ、できるだけ遅延が起こらないようにするコトができるのです。

ユーザーに対して、一定の回線確保を保証する。
それが「Quality of Service」、QoS制度というワケですね。

それ以外にも、送信速度の向上、遅延が起きにくい新技術の採用など、テレビ電話を実現するための制度がRev.Aには整っています。


Rev.Aの登場によって、ますます面白くなるauですが、本当に面白くなるのは、ココからです。

Rev.0…Rev.A…と登場しているワケですから、その次がないワケがありません。
既にRev.Bが存在しており、Rev.Cも規定されつつあります。

そして、最終的に到着するのが、auが1つの目標としている「ウルトラ3G構想」。

簡単に言えば、通信方式や回線などを意識せずに、いつでもどこでもアクセスが可能になるというモノ。

例えば、自宅に居る場合は固定回線を利用したり、アクセススポットがある場合は、無線LANを利用したりといったモノです。

適材適所とでもいうのでしょうか、現在利用できる回線などを、シームレスに利用する。
それがウルトラ3G構想です。


そして、Rev.Aはウルトラ3G構想に近づく第1歩。

ウルトラ3GのコアとなるのはコアネットワークのIP化ですが、VoIPの導入も、そんなIP化に向けた展開の1つとなります。

固定回線との融合は非常に複雑です。
コンテンツ面も含めた融合を考えないと、混乱の元となりますが、既に2004年から、このIP化に向けて工事を行なっているようですし、今後の展開に期待したいところですね。

一応、2010年にIP化のインフラ整備が完了する目標。
VoIPが本格化するのも、その時からだそうです。

来月の頭に、より具体的な戦略などを聞いてくる予定です。
また、その時に新しい発見ができると良いですね。

ちなみに、Rev.Aに向けた新機種は、来週に発表される予定。
期待のW43CAなども、ココで登場するかと思われます。

ただ、既にW51CAなんて話もあるんですよね。
Rev.Aに対応したモデルは、51シリーズで統一するのでしょうか??

いずれにしても、ナンバーポータビリティに向けて、かなりの意気込みがあると思われるので、W41シリーズ以上の驚きがあるんじゃないかと期待しています。

それでは、今日はこの辺で…。^-^/~

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 岩崎 仁(FZK11464@nifty.com)   2006年 8月 23日 水曜日
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※ 本ページは、テキスト形式で配信されていた時代の過去記事を一括で変換しています。一部、読みにくい部分があるかと思いますが、ご容赦ください。

久々にスーツ購入で絶好調。のメインビジュアル久々にスーツ購入で絶好調。
予定を詰め込むタイプです。
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