WebPへの移行を考える

こんにちは。急に WebPへの移行を思い立った岩崎です。

Blogをリニューアルした段階では、まだまだ発展途上の状態でしたが、気がつけば ほとんどの機種が対応している 画像形式 WebP。
せっかくなので本記事で、移行テストをしてみようと思います。

写真、イラスト、ピクト画像、アニメーションなど、種類の異なる画像を用意。
本 Blogは CMSによってシステム管理されているので、テンプレートにも影響は出ないかを 本記事で検証してみようと思います。

WebPへの移行を考えるのメインビジュアル
メインビジュアルも WebPに変換。メインビジュアルは 裏側で色々と工夫しているだけに、変な影響が出ないかが心配です。

もう、ほとんどの環境で対応していることもそうですが、TinyPNGが WebPに対応していたのが移行の後押し。
実は、本 Blogの画像圧縮のワークフローには TinyPNGが組み込まれているので、ちょっとした修正のみで対応ができます。

…ということで、早速いくつかの画像を用意してみました。
Photoshopにて 圧縮無しの WebPを作成し、TinyPNGにて圧縮されています。

従来の JPEG画像と比較

まずは普通の写真から。
もともとの JPEG(左)も TinyPNGにて圧縮され 312KB と充分に小さいですが、さらに圧縮されて 143KB!

半分以下のファイルサイズとなりましたが、特に画質の劣化は感じられません。

JPEG 312KB (100%) Before
WebP 143KB (46%) After


次は、ゲームのスクリーンショットから。
こちらも 160KBから 92KBと 半分近い圧縮率。

じっくり見ると JPEGの方が良い場所もありますが、半分に軽減できていることを考えると許容範囲ですね。

JPEG 160KB (100%) Before
WebP 92KB (58%) After

次は PNG。
わずかですがファイルサイズが増えてしまいました(+0.35KB)。

PNGは色数を 2色だけにしたインデックスカラーと かなり圧縮されている状態なので、そのまま比較するのは酷ですね。
逆に言えば、インデックスカラーといった手間をかけなくても、同様のサイズにまで圧縮できるのは素晴らしい。

PNG 8.27KB (100%) Before
WebP 8.62KB (104%) After

環境によっては再生できない場合が多そうですが、アニメーションも追加してみました。
TinyPNGでは、GIFや アニメーションWebPに対応していないので、別環境にて作成。

ファイルサイズは 1割程度の差。
GIFは 256色までしか利用できないため、拡大すると粒状感がありますが、非可逆圧縮のために精密さが残りますね。
WebPはフルカラーを扱えるため拡大しても滑らかですが、全体的に繊細さが薄れてしまいモヤッとしています。

状況や素材にもよりますが、アニメーションGIFでも良さそうですね。

GIF 3.36KB (100%) Before
WebP 2.79KB (83%) After

…ということで、そこまで画質の違いはないものの、圧縮率はウワサ通りですね。

編集環境なども随分と整ってきていて、数年前に感じた「特殊なファイルを操作している」という感覚はありませんでした。
この記事で様子を見て、特に支障がないようであれば、乗り換えていこうかと思います!

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