2003年の日記
こんにちは。 新人研修に励んでいる岩崎です。
今は電話応対の練習をしているのですが、メチャクチャ難しいですね。(=д=;
実は、今週の頭から研修メニューとなっているのですが、様々な場合があり、それに色々と対応していかなければならないので本当に大変です。
名前の呼び方１つにとっても、『さん』をつけたり『様』をつけたり、『部長』にしたり『室長』にしたり…と、かなり大変ですし、話す相手によっても変更する必要があります。
また、話しながらも正確にメモも取らなくてはイケませんし、アッチもコッチも精一杯って感じですね。(=д=;
しかし、明日からは実際に電話を取るみたいだし、出来ないと居残り決定なので、本気でやらないと大変なコトになりそうです。
とりあえず頑張っては居るものの、今までサッパリ敬語などを使ったコトが無かったので、焦ってしまうと、つい普段の言葉が出てしまう感じですね…。
年下の同僚にも、『先輩は、謙譲語とか尊敬語が一緒になっているんですよ。』
…とか言われるし。謙譲語って何だよぉ…。(;д;)
…って言うか、自分から言わせれば、謙譲語と尊敬語の違いが明確になっている、あんたがスゴイです。
でも、名刺交換のときに、『俺は岩崎 仁というモノです。』ってのは大失敗だったな。
…『俺は語りたい！』の言い過ぎだろうか？？(=д=;
一種の職業病と行っておこう(笑)。
さて、ついに発表されたＤｏＣｏＭｏの５０５ｉシリーズですが、昨日も言っていた通り、とんでもないコトになってきたなって感じですね。
まず１つは、『ＭａｃｒｏｍｅｄｉａＦｌａｓｈの搭載』。
Ｆｌａｓｈ(フラッシュ)って何？って感じですが、これはパソコン向けのホームページなどで、非常に多く利用されているアニメーション形式なんですよね。
これまで携帯でアニメーション(動画)を見るには、専用の動画形式を利用するか、ＧＩＦアニメーションを利用するのが一般的でした。
ａｕのムービーメールや、Ｊ-ＰＨＯＮＥのムービー写メール、ＦＯＭＡのｉモーションなどが前者の専用形式にあたります。
専用の形式の場合、ビデオカメラのような動画を送受信できるのですが、それだけデータ量が大きくなってしまい、送受信に、時間もパケット代もかかってしまうんですよね…。
対するＧＩＦアニメーションは、ｉモードのサイトなどで、小さく動いているＮＥＷなどのマークなどで利用されています。
こちらはデータサイズが小さいので扱いやすいのですが、パタパタアニメのように、簡単なアニメーションしか実現するコトが出来なかったんですよね。
そこで、より扱いやすいアニメーションの形式として、Ｆｌａｓｈが採用されたというワケなんです。
データサイズが比較的小さいため、ダウンロードの時間も少なくて済みますし、かつ、スムーズなアニメーションを表現するコトが可能です。
もちろん、携帯電話の処理能力のコトを考えれば、そんなに複雑なアニメーションは難しいと思うのですが、よりサイトの表現力が向上するコトは確かですし、採用された価値は十分にあると思います。
また、独自の形式ではなく、パソコンでは標準的に利用されている形式を採用したというコトも、ＤｏＣｏＭｏの素晴らしいところですよね。
その為、特に面倒な技術を覚えなくても設置するコトができますし、市販のソフトウェアを利用して、アニメーションの作成も可能になります。
また、多くの携帯電話には、１ページの最大サイズに制限があるのですが、ＤｏＣｏＭｏの携帯電話は、たったの１０ＫＢしかありません。
その為、Ｆｌａｓｈのアニメーションなんて再生するには、少し物足りない容量となってしまうのですが、５０５ｉシリーズでは、２０ＫＢに向上。
また着信メロディや、壁紙などの最大ダウンロードサイズも、２０ＫＢに向上したので、より自由度が増したのではないかと思います。
そして、なにより魅力的なのが液晶の高解像度化が標準化されたコト。
液晶の解像度が向上すれば、それだけ表示できる情報量も増えてくるので、高解像度化というのは、非常に重要な要素だと思うんですよね。
例えば、１文字の漢字を表示するのに１６×１６ドットを使用する場合、１２０×１６０ドットの液晶では、最大７×１０文字で、たったの７０文字程度しか表示するコトができません。
しかし、５０５ｉシリーズでは、２４０×３２０ドット(ＱＶＧＡ)の高解像度化が行なわれたので、最大１５×２０文字で、なんと３００文字も表示するコトが可能です！！
もちろん、それだけ文字の大きさが小さくなってしまうワケですが、逆に高解像度で、７０文字程度の表示を行なえば、１文字の漢字に３２×３２ドット使用するコトができるので、難しい漢字でも、潰せずに表示できるワケなんですよね。
もちろん、表示文字数の利点だけではなく、様々な部分に利点が出てくるので、高解像度化は非常にポイントが高いんですよね。
しかし、むやみに高解像度化してしまうと、色々と問題が出てきてしまうのも事実でした。
これまでの壁紙を高解像度の液晶に表示すると、非常に小さくなってしまうし、ｉアプリなども実行しにくい環境となってしまうのです。
何度かｉアプリなどを実行したコトがある人なら解ると思うのですが、一部のｉアプリは、画面にピッタリ納まらないコトが多いんですよね。
それは、利用している携帯電話の解像度よりも、作成されているｉアプリの解像度が小さいので、左右や上下に隙間が出来てしまうワケです。
それが高解像度化された液晶ともなると、ますます隙間が出来てしまい、最悪、画面の３/４以上が空白という場合もありえます。
その為、一部の機種が高解像度化されたからといっても、対応してくれるサイトが、なかなか無かったんですよね。
対応してくれるサイトが少ないと、せっかく高解像度化されたのに利用価値が薄れてしまい、結果的には携帯電話の売れ行きに影響してきます。
それが、さらに対応してくれるサイトを減らす原因にもなり、イマイチ高解像度化は盛り上がりに欠けていました。
ところが、５０５ｉシリーズは、一部の機種だけが高解像度というワケではなく、シリーズ全体で高解像度化が行なわれたという部分が非常に重要です。
シリーズ全体でＱＶＧＡサイズに統一されれば、壁紙サイトなどでも非常に対応がしやすいですし、ｉアプリなども作成しやすくなるんですよね。
その為、ますます高解像度化された価値が出てきて、ＱＶＧＡという高解像度を、有意義に利用できるというワケなんですよね。
その他にも、より強力になったｉアプリや、外部メモリーカードの標準搭載、内蔵カメラのメガピクセル化、テレビなどのリモコン機能搭載など、１日の日記では良い切れないくらいの、素晴らしい進化があります。
最近、携帯電話が飽和状態となってしまい、進化が乏しいと言われていましたが、５０５ｉシリーズは、久しぶりの革命！といった感じですね。
ライトユーザーには、少しインパクトが足りない気がしますが、その辺は、さすがＤｏＣｏＭｏといった感じで、非常にウマい宣伝をしています。
今回も、６機種を同時に発表する時点で、かなりのインパクトを与えていますし、今までに無いくらいＤｏＣｏＭｏの意気込みを感じるんですよね。
機種の方は、３ヶ月以内に順次発売されていくみたいですが、発売される前から、この盛り上がりようはスゴイですし、今後の宣伝がヤバいコトになりそうな感じです。
とりあえず、今までの様なａｕやＪ-ＰＨＯＮＥでは、全然太刀打ちできないレベルだと思うので、ＤｏＣｏＭｏのシェアは、これ以上に伸びるでしょうね…。
ＦＯＭＡという目標を目の前にして、いよいよａｕやＪ-ＰＨＯＮＥを潰しに来たなって感じです。
とりあえずａｕなどが、いかに５０５ｉシリーズに対応していくかが、非常に楽しみな所です。
ただ、せっかく外部メモリーカードが標準搭載されたのに、メディアが統一されなかったのは非常に残念ですね…。
もちろん、メモリースティックを推進するＳＯＮＹと、ＳＤカードを推進するＰａｎａｓｏｎｉｃが居るわけですから、統一する方が無理なワケなんですが、少し魅力が薄れてしまっています。
理想としては、すべての機種が同じメディアを利用し、機種間でデータの移行が簡単に行なえるなどができると便利なんですけどね。
ただ、そんなにメディアが混乱しているワケではなく、『メモリースティックＤｕｏ』と、『ｍｉｎｉＳＤ』の２つだけなので、ＤｏＣｏＭｏも、それなりに解っているみたいです。
また、１ページの最大容量が２０ＫＢになったワケですが、今後のコトを考えたら、一気に３０ＫＢまで増やしても、良かったんじゃないかな？と思います。
ＱＶＧＡクラスの壁紙(ＪＰＥＧ画像)ともなると、余裕で２０ＫＢを超える場合も多いですしね。
将来的に少なくなったら増やすという考えでは、混乱が生じてしまいますし、ココで一気にあげてしまっても問題は無いと思います。
さらに料金プランの変更が無いのも残念なところ。
ＤｏＣｏＭｏを利用しないユーザーの多くは、料金が高いというコトを不満に上げているユーザーも多いみたいですし、せめてパケットの割引プランくらい発表してくれると、ますますライバル潰しになったと思うんですよね。(^-^;
ただ、そんなコトをしなくても、間違いなく売れるシリーズだと思うので、今後の発表に期待したいところです。
ＳＯＮＹのＳＯ５０５ｉなんて、かなり斬新なデザインで、かなり良いと思いますよ。
基本的な操作性の良さは、ＳＯ２１２ｉでも十分に理解しましたし、非常に定評がありますからね。
あのデザインに惚れ込んでしまったら、購入するしかないかな？という感じです(笑)。
しかし、新人の安価な給料で購入できるだろうか？？(;д;)
…と言うコトで、サラサラと書きつづってしまったんですが、明日も早いので、今日はこの辺で失礼致します。^-^/~
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岩崎 仁(FZK11464@nifty.com) ２００３年 ４月 ９日 水曜日
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