NASの不調をキッカケに 思わず購入してしまった「G-RAID mini GEN3」。
さっそく NASのデータを移行したいところですが、利用できない状態が続いていました。付属のユーティリティ(G-Tech RAID Configuration Utility)が動作せず、RAIDレベルが変更できないのです。
起動画面は表示されるものの terminate called throwing an exceptionと表示されてしまい、ユーティリティ自体が落ちてしまいます。色々と試してみるものの解決せず、Windowsから初期化するコトで、RAIDレベルの変更に成功しました。
5日ほど前に購入した、外部HDD「G-RAID mini GEN3」。
コンパクトサイズで 収納場所が限られるシェアハウスにピッタリ…なのですが、付属のユーティリティ「G-Tech RAID Configuration Utility」が動作せず、RAIDレベルが変更できない状態が続いていました。
出荷状態が RAID 0 のストライピング。
自分は 耐障害性の高い RAID 1 ミラーリングを求めている為、まずは RAIDレベルの変更が必要です。RAIDレベルを変更すると保存データは消えてしまう為、とりあえず初期状態のまま利用する…というワケにもいきません。
起動画面までは表示されるものの、G-RAIDの検索プロセスでエラー。
terminate called throwing an exceptionと表示されてしまい、ユーティリティ自体が落ちてしまいます。明らかに Mac向けの製品だと思うのですが、Macで起動できないとは悔しい限り。
Windows環境で解決
色々と試しているうち、Windowsで初期化するという方法を思いつきました。
初めは Windowsで処理するために、ファイルシステムが NTFSになってしまうコトを危惧していましたが、結果としては問題ありませんでした。
付属ユーティリティでは あくまでも RAIDレベルの変更のみを行っているようで、フォーマット自体は OS付属のユーティリティに任せている様子。その為、Windowsで RAIDモードを変更し、その後 Macでフォーマットし直せば、Mac標準のファイルシステム HFS+(MacOS 拡張)で利用できるようです。
- Windows用のドライバをG-Technologyからダウンロード
(解凍時にエラーが出ましたが大丈夫そうです) - Windowsに G-RAID miniを接続(新しいデバイスとして認識されるが無視)
- ダウンロードしたユーティリティ G-Tech Configuratorを起動
- RAIDレベル選択画面(Choose new RAID level)が表示されるので、
RAID 1 (Protected)を選択して Configure - 数分ほどで完了。Configuration Successful!画面で Exit.
(通常は この流れで初期化を行うのですが、初期化せずに取り外します。) - 次に G-RAID miniを Macに接続
- ディスクが読み取れない!的なメッセージが表示されるので「初期化...」
- パーティションを設定して、あとは通常通り初期化を行う
手順としては上記のような感じ。
G-RAID miniの容量が、半分の 500GBに減っているのがポイントです。
Macだけで完結できなかったの残念ですが、利用したのは Windows 7の VAIO X。
貧弱な Atom PCですし、ドライバもインストール形式ではないので、身近な Windowsユーザに協力してもらえれば解決できるかと思います。
こうして、無事に RAIDレベルが変更になったのは良いのですが、相変わらずユーティリティは利用できないまま。ディスクのステータスなども確認できないですし、なにか事故が遭った時も 無事に復旧できるのかがナゾ…。
そのうち改善されるとを祈りつつ、今日はこの辺で失礼致します。^-^/~
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