こんにちは。Creative Suiteのライセンスに悩まされる岩崎です。
Macから Windowsへ移行するなど、異なる OSへクロスアップグレードが行えない場合が多い Adobe製品。店頭でも「改めて通常版を購入していただく必要があります。」と案内を受けてしまいます。
そこで、念のためサポートセンターに確認したところ、特定の条件を満たせば ライセンスを移行できるコトが判明。 Adobeの Webサイトを見ても あまり詳しく記載されていないようなので、その方法と条件を紹介させていただきます。
Macに移行するにあたって気になっていたのが、ソフトウェアのライセンス。
既に Adobe Creative Suiteのライセンスを持っているにもかかわらず、またウン十万もだして製品版を購入するのはツラすぎる。
せめて Photoshopだけでも…と考えましたが、Creative Suiteなどの統合製品から 単体製品へアップグレードは行えないのだそうです。
サポートセンターのみで クロスアップグレードが可能
ところがどっこい。サポートセンターに確認したところ、下記の条件を満たせば 特別にクロスアップグレードが可能との回答が得られました。
特別処置として存在しているようで、そんなに大々的に受け付けているワケではないそうです。
- OSの乗り換えができるのは 5回まで
- サポートセンター経由での購入のみ
- 登録者と注文者が同じである
まず、OSの乗り換えや 言語の変更などの特殊対応は 1人 5回までという制限があるそうです。あくまでも目安だそうで 厳密にはオーバーしても大丈夫なんだそうですが、承認が下りにくくなったり 別途費用が発生するのだとか。
購入も サポートセンター経由のみに限られます。
どうやら特殊対応を行った場合は ライセンス認証で失敗し、そのまま手詰まりとなってしまうケースが多いのだそうです。その場合に復旧できるよう購入元をしっかりと把握するため、サポートセンターでの購入のみに限られているのだとか。その為、注文も登録者本人が行う必要があるそうです。
クロスアップグレードの注意点
クロスアップグレードの注意点としては、下記の通り。
- 単体製品へのアップグレードはできない
- 移行できる OSは Macと Windows間に限られる
- 両方の OSで利用するのはライセンス違反(Boot Campも NG)
- 販売価格は 通常価格と同じ
特に明記がない場合、対象は Macと Windows間の乗り換えに限られるそうで、両方の OSにインストールするなどはライセンス違反。Boot Campでの利用する場合も、別途ライセンスが必要なんだそうです。
単体製品へのアップグレードできないのは、クロスアップグレードに限らず Creative Suiteの仕様。
価格も安くなるといったコトはなく、アップグレード版の価格がそのまま適用されます。岩崎の場合は、CS 3.0 Design Standardから CS 5.5 Design Standardへのアップグレードなので 108,990円。
ただ、いくつかのキャンペーンを紹介され、実質価格は 78,091円。
今回の場合は 10% OFF & 2万円キャッシュバック適用となるそうで、さすがの直販価格。ただ、この辺りは時期によって大きく変動がありそうなので、タイミング次第でしょうか。
…というコトで、一応 クロスアップグレードが可能のようですが、結局 Photoshopのみを単体で購入するコトとしました。
8万円以下で 最新版の Photoshopや Illustratorなどが入手できると考えれば、随分と心が揺らぎます。ただ、すべての製品を使いこなせていないという現状を配慮し、別の方法を選択する形としました。
この日記には、まだコメントがありません。お気軽にどうぞ。