こんにちは。早くも VAIO X が届いてしまった岩崎です。
予定では 1月中旬と言われていたので、15日前後の到着を考えていました。そう思っていたところに、まさかの「商品発送のお知らせ」メールが届きます。もう?!と驚いていたら、あっという間に到着しました。
長野県を出たかと思いきや、翌日の早朝には東京に到着。そのまま 朝 10時には自宅に到着してしまったようです。なんという素早さ。さすがクロネコヤマトです。
最近、体調不良でぐったりしていましたが、非常に“良い薬”がやってきました。
まずは不要なソフトの整理から
市販のパソコンなら仕方のないコトですが、とにかく余計なソフトウェアが多い VAIO X。まずはソフトウェアの整理から始めました。
VAIO特有の付属ソフトから McAfee、Skypeといった市販ソフトまで、どんどん削除。30個以上のソフトウェアは削除できたと思います。
中には「VAIOが不安定になる」という地雷的なサービスもあるようで、インターネットの情報を確認しながら削除していきました。*1
余計なソフトウェアを排除できたこともあり、プログラムの一覧も非常にスッキリ。Cドライブの使用領域も 15GB程度となりました。不要なサービスも無効とし、全体的な動作も改善されたように思えます。
- *1
- VAIO Updateが なかなか常駐から消えてくれずに苦労しましたが、タスク スケジューラに登録されていました。その他 Prepare Your VAIOなどもタスクに登録されているので、すべて削除してしまうとログイン後の負荷も軽減できそうです。
快適な操作性
気になる動作速度ですが、なかなか使える速度です。
これですべての作業が行えるかは微妙なところですが、メールを送るのはモチロン、簡単な資料作成などは行えそうな感じ。定評のある Windows 7 も相まって、実に快適な操作性です。
HP Mini 1000 の SSDには、随分とプチフリに悩まされましたが、今のところプチフリのような現象は見受けられません。全体を通して非常にスムーズなアクセスが実現されており、VAIOオーナーメイドで Samsung製を選択した価値がありました。
ただ、どこでも言われているようにキーボードが入力しにくいようです。
キーボードの手前にある段差が厄介で、スペースキーを押すたびに親指に当たってしまいます。タッチ感も安っぽく、コストダウンの影響が感じられます。慣れの問題もあるとは思いますが、決して快適でないコトは確か。薄型化のために仕方ないとは思いますが、少し残念な部分です。
VAIO X VPCX11ALJ | HP Mini 1000 NE576PA-AAAB | Aspire one AOA150-Bw | ||
---|---|---|---|---|
ALL | ALL | 41,904 | 32,204 | 34,135 |
CPU | Integer | 101,391 | 92,237 | 92,251 |
Float | 71,152 | 64,437 | 63,373 | |
Memory | R | 55,912 | 47,735 | 46,726 |
W | 56,114 | 47,857 | 47,256 | |
RW | 97,888 | 84,650 | 82,578 | |
VIDEO | Rectangle | 2,963 | 73,800 | 16,773 |
Text | 18,741 | 5,986 | 6,716 | |
Ellipse | 11,192 | 3,520 | 4,280 | |
BitBlt | 6,171 | 249 | 253 | |
DirectDraw | 3 | 29 | 30 | |
DISK | Read | 79,012 | 37,007 | 48,878 |
Write | 22,629 | 12,225 | 47,805 | |
RRead | 51,664 | 33,085 | 8,161 | |
RWrite | 10,051 | 3,465 | 20,349 |
せっかくなので、これまで利用していた Netbookでのベンチマーク比較も行ってみました。
Aspire oneに比べると 約 1.2倍のパフォーマンスが出ています。
数値だけで見ると大差は無さそうですが、メモリやディスクパフォーマンスの影響は大きく、随分と体感速度が違います。ただ、描画に関してはモタツキを感じるコトも少なくありません。恐らく Windows 7 の影響だと思いますが、ベンチマーク上でも VIDEOの数値は低いです。
大満足の VAIO X
まだ購入したばかりで、本格的な稼働は行っていませんが、モバイル性の高さは非常に魅力。
やはり、13.9mmのフルフラットボディ& 780gという軽量ボディのインパクトは強力です。これまで 2.5kg近いパソコンを持ち歩いていたコトを考えると、比べものにならないくらいに快適。
多少キーボードの操作性が悪いですが、全体的なパフォーマンスも悪くないですし、もう昔のパソコンを持ち歩く気にはなれません。実際の業務でも、メイン端末として利用できそうな勢いです。
また、Windows 7 が予想以上に改善されており、様々な点で操作性が向上しています。
Vistaと比べて大きな変更がないと思っていましたが、大きな誤解だったようです。「フォルダー」や「プリンター」など、語尾が伸びるようになってしまったのは違和感がありますが、タスクバー関連の操作性は優秀。
細かなところでは「通常使うプリンターの管理」が便利。ネットワーク環境を認識し、通常利用するプリンタを自動的に変更してくれるのです。常駐先や会社、自宅など、様々な場所で活躍する VAIO X だからこそ、手放せない機能です。
…と言うコトで、購入して大正解だった VAIO X。今月から本気で仕事が増えていますが、これまで以上に多くのタスクをこなせそうです。あとは体力勝負ですね。
この日記には、まだコメントがありません。お気軽にどうぞ。