新しいiPod nanoが登場してから 2週間以上が経過。
自分も思わず購入してしまったワケですが、特に不満なく利用しています。
製品情報:iPod+iTunes (Apple)
デザインも、2世代目のiPod nanoよりもダンゼン魅力的。馴れとは恐ろしいモノです。
今日は前回の日記のレビューも含め、使い続けて感じたコトなどを追記していきたいと思います。
音楽機能の魅力
- 一覧の表示件数がUP!
- 再生中にシャッフルオプションが変更できる
- 曲のレート(★マーク)が常に表示されている
- イコライザがわかりやすい
再生中にシャッフルオプションが変更できるようになったのは大きな改良点。
これまでは毎回メニューに戻り設定を変更する必要があったので、かなり気軽に変更できるようになりました。
個人的にベストだと思った改良点は、曲のレート(★マーク)が常に表示されている点。
こまめにレートをつけていって、お気に入りリストを作成するのが好きなので、レートが常に表示されているのは便利です。常に評価をしているか?といった確認も、ひと目で行えるようになりました。
ソフトウェアの魅力
- アートワークを一覧できる「Cover Flow」が追加された
- グラフィカルな画面で楽しくなる操作性
- アイコンも多用され分かりやすさが向上
- フォントが一新され読みやすくなった
アートワークが一覧できる「Cover Flow」が追加されたのは有名な点ですが、その他にも様々な点がグラフィカルに一新されました。
メニューなどでも再生中のアートワークが表示されるなど、非常にリッチなインターフェースです。
個人的に魅力と感じるのは新しいフォントの採用。
これまでのiPod nanoでは、日本語フォントがギザギザで一般的なモノでした。ところが、新しいフォントではアンチエイリアスが有効になり、英語と日本語が入り混じった曲名などもバランスよく表示されます。
ハードウェアの魅力
- 意外とコンパクトでデザインもスッキリ
- 液晶が見やすい (解像度向上&輝度UP)
- 画面の明るさの設定が追加された
- 角が丸いのでスーツのポケットを傷めない
これまでiPod nanoと比べると、持ち歩きやすさが増した気がします。
縦型のモノは、ポケットに入れておくと折れそうな不安があったのですが、新しいタイプは面積に安定感があるので、気軽に持ち歩けるようになりました。
画面の明るさを変えるコトができるので、再生時間の調整などもできそうです。
液晶を明るくすれば、当然キレイに見えますが、そのぶん電池の消費が激しくなります。
なので、画面の明るさを暗くして再生時間を重視するといったコトも可能になると思います。
角が丸いというのは何気にポイントが高いです。
2世代目のiPod nanoは、角がカクカクしていたのでスーツのポケットを傷めがちでした。新しいiPod nanoは角が丸く、その心配は不要です。狭いポケットにいれる時も、引っかかるようなコトもなくなりました。
残念なところ
- 省電力の画面になると曲名が表示されない
- 鏡面仕上げは指紋が目立つ
- ホールドスイッチを片手で操作しにくい
- クリック音がヘッドホンから出せなくなった
- いくつかのアートワークが表示されない
- クリックホイールが小さくなった (大きな支障は感じない)
初代iPod nanoのように背面が鏡面仕上げになったコトにより、非常に指紋が目立つようになりました。
2世代目iPod nanoは全面がツヤ消し素材だったので、裸で持っていても気にならなかったのですが、この点は残念なところ。ケース販売を促進させる作戦でしょうか?
しかし、そんなコトよりも問題なのは、省電力モード。
新しいiPod nanoは、バックライトが消えてから 1分が経過すると、省電力画面に移行するようになりました。
このモードになると、表示されていたアートワークや曲名などが消え、現在の時間と電池残量のみが表示されるようになります。
その為、現在の曲名をスグに確認できなくなりました。
確認するためには、その度にホールドを外し、省電力画面を解除する必要があります。これまではバックライトが消えるだけだったので、かなりの煩わしさがあります。
一定の再生時間を確保するためには必要なモードだとは思うのですが、不便であるのは事実。
今後、ファームウェアのバージョンアップなどで、このモードに移行するかどうかを設定できるようになるコトを期待したいです。
…というコトで、最後に不満が目立つ感じになってしまいましたが、全体的には非常に良好。サイズもちょうど良いですし、毎日のように愛用しています。
2世代目iPod nanoと比べてもダンゼン魅力的。今さら2世代目に戻るのは困難でしょう。画面も大きいし、再生中の情報量が増した点も大きいです。
ムービー対応という点が目立つ今回のiPod nanoですが、音楽機能だけでも魅力が増したモデルだと思います。
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