こんにちは。 Inspiron Mini 9 を店頭で発見した岩崎です。
ちょっと出かける用事があったので、ついでにビックカメラ池袋本店に立ち寄ったところ Inspiron Mini 9 の実機を発見!まだ発売はしていないようですが、気になっていたキーボードの使用感などを確認するコトができました。
総合的に判断すると、かなり魅力的なモデルの様子。個人的には Aspire one を上回ったと感じていますが、最後の課題に決断を下すコトができません。
Acerの「Aspire one」を購入しようと思っていたタイミングでの発表となった DELLの Netbook「Inspiron Mini 9」。
かなり注目のモデルではあるのですが、変則的なキーボードが気になっていました。多くのキーが妙な位置に配置され、半角/全角キーに関しては カーソルキーの右側という、かなり特殊なレイアウトです。
とりあえず Aspire one の購入は待ち状態とし、実際に店頭で確認してから決断しようというコトになりました。
かなりの慣れを必要とするキーボード
気になっていたキーボードですが、意外と入力できるようです。
人間、慣れてしまうというか 1時間も操作していると、そこそこ打てるようになってしまうようです。
ただ、完全にミスタッチが無くなるワケではないようで、ちょこちょことミスが発生します。本格的な文字入力となると、悩ましい配置であるコトは否めません。
- 「半角/全角」を押したつもりが、Escを押してしまう。
- Shiftを押したつもりが、「半角/全角」を押してしまう。
- Enterを押したつもりが、「む」を押してしまう。
- ファンクションキーと 1段目の数字を押してしまう。
この辺りが、主に目立ったミスタッチ。
意外と Enterの上部を押すコトが多いようで、そのたびに「む」を押していました。確定したつもりで、確定されていないのは 結構ストレス。
なにかとキーボードを確認する必要があり、特に Enter周辺の記号は 未確認で入力するコトは困難でした。
ファンクションキーが物理的に存在しないのも大きな痛手。
ノートパソコンにはマウスがないので、ショートカットキーを多用するのですが、ファンクションキーを利用するモノは直感的に利用できません。
F7でカタカナへ変換、F8で半角へ変換なども多用している人は、そのたびに Fnキーを押す必要があります。
この時、ファンクションキーと間違って、1段目の数字キーを押してしまうコトも多かったです。
ウィンドウを閉じるときは Alt + Fn + F が正解ですが、Alt + 4 とか無意味なボタンを押していました。1段目はファンクションキーというのが鉄則だっただけに、こういった予期せぬミスも増えてきます。
諦めきれないコンパクトデザイン
個人的なポイントとしては、コンパクト・デザイン・SSDの 3点。
Aspire oneと比べると、親指 1個分 幅が小さいだけですが、随分とコンパクトに感じます。これなら携帯性も良さそうですし、お昼に抜け出して利用するには最適です。
なにより、シンプルな背面に惹かれます。角を落とした丸みのあるフォルムで、無駄な凹凸もなく カバンからの出し入れもラクチンそうです。
振動などに強い SSDが採用されている点も見逃せないところ。
休憩時間と共に電源を入れ、カフェに移動する間に起動するコトも、SSDなら可能。振動に弱い HDDでは、カフェに移動してから電源を入れるしかありません。起動時間も遅いので、大事な休憩時間をムダにしてしまいます。
実際に、店頭で簡単な比較をしてみたのですが、やはり SSDは高速でした。
再起動の時間を比べてみても、Inspiron Mini 9 がダントツ。HDDタイプの Aspire one とは、明らかな差がありました。
バッテリーの持ちも改善されますし、ファンレスという点にも惹かれてしまいます。
最後の課題をどうするか
時間にして 1時間以上。閉店ギリギリまで実機に触れてきたワケですが、なかなか魅力的なモデルのようです。
キーボードの変則具合は かなり気になるところですが、それ以上の特徴を備えているワケで、総合得点はプラス。
16GBモデルは 64,980円と、他メーカーに比べると高価ですが、妥協できる範囲内。求めているものは一通り搭載されていますし、全体的にスッキリとしたデザインは なによりの魅力です。
そうなると、Aspire one よりも Inspiron Mini 9 と言う結論に至るワケですが、最後の課題がもうひとつ…。
DELLは ヨドバシカメラで取り扱っていないので、ポイントが加算されません。もしヨドバシカメラで発売されていれば、間違いなく Inspiron Mini 9 だっただけに 実に悔しい課題です。
…と言うコトで、ヨドバシポイントを妥協するだけの価値があるかどうかが、最終課題となりそうです。その辺を 今晩じっくりと考えるコトとして、今日はこの辺で失礼致します。^-^/~
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