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Movable Typeのデータベースを MySQL 5.1 へ移行

古いバージョンの MySQLで Movable Typeを利用していました。

こんにちは。データベースをバージョンアップさせた岩崎です。

現在はさくらのレンタルサーバMovable Typeを導入していますが、データベースが古いバージョンのままでした。既に MySQL 5.1 が提供されているコトは知っていたのですが、現在のデータベースを全削除する必要があり、なかなか移行には至りませんでした。

そんな中、同じくさくらサーバにて MySQL 5 に移行した記事を発見。体感できるほどの高速化が実現したとの記載があり、思い切って移行してみるコトにしました。

今月には出荷される予定の Movable Type 5。そこまで大規模な Webサイトを構築する予定はないのですが、デザイン刷新によるユーザビリティ向上など気になる変更点も多いです。

そんな中、利用しているデータベースが古いままであるコトを思い出しました。
会社では MySQL 5.1 を利用する機会が多く、MySQL 4.0 のままでは物足りなさを感じてしまいます。

ただ、さくらサーバで 5.1 を利用する場合、現在利用しているデータベースを全削除する必要があり、なかなか移行するには及びませんでした。万が一 移行に失敗した場合 Webサイトへの影響も大きいですし、ゆっくり調査している時間もありません。
既にサポートが切れているようですが、個人で利用する分には支障がないコトから、MySQL 4.0 を利用し続けていました。

ところが、MySQL 5.1 にすると体感できるほどの高速化が実現するという記事を発見し、一気にデータベースの移行に やる気が出てきました。記事の中でも MySQL 5.1 への移行を進めています。


なんとかデータベースのバージョンアップが完了。

…と言うコトで、さっそく移行作業の開始。
インターネットを検索すれば、同じく移行を行った方の記事が見つかるので、それらを参考にすればスグに完了します。

ただ、岩崎の場合は なぜか文字化けが発生してしまい、SQLによるインポートが行えませんでした。phpMyAdminにて データベースをエクスポート → データベースの削除 → phpMyAdminにてインポート…という手順を踏んだのですが、文字化けしてしまい利用できませんでした。*1

*1
ちなみに、さくらのレンタルサーバでは SQLによるインポートしかサポートしていないようで、圧縮方法も bzip2に限られているようです。ファイルサイズも 8,192 KiBまでと制限があるので、エクスポート時に注意して下さい。

仕方ないので、Movable Typeのバックアップ機能を利用してデータを復元。
新規インストールと同じ手順を踏んで、Movable Type上でバックアップしたデータを復元しました。おかげで、Blog IDが変ってしまい、一部の設定が初期化されてしまいました。過去の日記に関しては、復元中にエラーが発生してしまい、正しく復元できているかが微妙。

一応 動作しているようなので、とりあえず OKという段階ですが、後々重大なミスに気が付きそうな気がします…。SSHなどが使いこなせれば、もう少しスムーズなデータベースの移行ができたのカモ知れません。

尚、肝心の動作速度ですが、妙な期待をし過ぎたせいか そこまで驚くほどの違いは表われませんでした。全体的にレスポンスが向上したような気がしますが、体感できるレベルかどうかは微妙なところです。環境にもよるのでしょうか。

ただ、これまで 8分くらいかかっていた再構築が 6分程度で完了しているところをみると、少なからず高速化しているのは確かなようです。

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