新しい iPadが、iPad 2 を上回る勢いで売れているそうです。
Apple Press Infoによると 3日間の販売台数は 300万台。iPad 2 が 3日間で 100万台だったコトを考えれば、ちょっと上回っているどころか ぶっちぎりの売れ行きのようです。
解像度が 4倍になったものの、厚みも重さも増しちゃって、あんまり魅力を感じないなぁ…と思っていたのですが、それでも大ヒットとは。ナゼにこぞって購入してしまうのだろうか。色んなカラクリがあったとは言え、今回も Appleの読みは正しかったようです。
会社で大活躍の iPad 2。
あまりに大活躍なので 自宅用にも購入しようと考えていたのですが、個人的には新しい iPadよりも、安くなった iPad 2 の方が欲しいくらいです。
もちろん解像度が高いのは喜ばしいコトなんですが、2,048×1,536pxってなかなかの解像度ですよね。フルHDの解像度も余裕で超えてしまってますし、iPhone 4 の 5倍以上はあります。
この解像度で、あの滑らかすぎるユーザビリティを実現しようと思ったら、相当なパワーを必要とします。当然のようにバッテリーの消費もハンパじゃないですし、実際 新しい iPadのバッテリーサイズは尋常じゃない。
つまるところ、全体的なバランスが非常に悪いです。そりゃぁ発熱だってしちゃいますよ。
そういう意味でも、「新しい iPad」という名称は 実に巧妙だなぁと感じます。
iPad 3 とするにはイノベーションが無いコトは、Apple自身も感じているのでしょう。近い将来、今の iPadを見返す時は、このまま iPad 2 と一緒に混ぜ込んでしまうのだとも思えてきます。
そんな流れから、新しい iPadには魅力を感じていなかったのですし、むしろ ますます iPad 3 への期待が高まったのですが、まさか iPad 2 を余裕で上回る売れ行きだとは。どの程度なら売れるという市場の読みが、本当に上手だなぁと感じます。
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