こんにちは。 またも新しいイヤホンを購入した岩崎です。
購入したのは、Sonyの新しいインナーイヤーレシーバー「MDR-EX76LP」。
7月10日に発売予定でしたが、早くも入荷したようなので、さっそく購入してきました。
色々と魅力も多い新製品。ただ、お気に入りのMDR-EX55SLを超えるコトはできないようです。
発売されるたびに購入しているような、Sonyのインナーイヤーレシーバー。
今回のポイントは、新開発のドライバーユニットと 新しくなったイヤーピースの採用。「N・U・D・E EX plus」という商品名からも、ちょっとした新しさを感じます。
高感度9mmドライバーユニットの採用で、広いダイナミックレンジを実現したのだとか。
製品情報によると、振動板の背面の容積を約2倍に広げたコトで、中高域の感度が向上したんだそうです。
新しいドライバーユニットに加えて注目なのが、「ハイブリッドイヤーピース」の採用。
2種類のシリコンを組み合わせたイヤーピースで、高価なMDR-EX700SLなどで採用されているタイプ。芯の部分には硬い高硬度シリコン、耳に当たる部分には柔らかい低硬度シリコンが採用されています。
これにより、耳辺りが優しく、外れにくいイヤーピースが実現しました。
実際、簡単に外れる様子はなく、イヤーピースが紛失するといった事故は無くなりそうです。
MDR-EX700SLには 7種類のイヤーピースが付属していましたが、MDR-EX76LPは 3種類。LLや MLなど、高さが異なるイヤーピースは付属していません。
形状は、最近の Sonyが大好きなイヤーピースの角度をズラしたタイプ。「アングルド・イヤーピース構造」というらしいです。
フィット感は確かに高く、安定した装着感があります。
デザイン面に影響が出やすい構造ですが、MDR-EX76LPは 比較的キレイにまとめられています。
本体が小さいというコトもありますが、MDR-EX90SLのような あきらさまな感じはありません。シンプルに持ち歩けるデザインです。首からブラブラしていても、そこまで違和感はありません。
似たような価格帯の製品としては、MDR-EX55SL辺りでしょうか。
さっそく利用してみたのですが、確かに MDR-EX55SLよりも中高域の再生能力があり、こもった感じがありません。
それでいて、低音は力強く再生されています。この辺は新しいイヤーピースの効果でしょう。フィット感が高いので、確実に低音が届いています。
質感も、値段の割にはシッカリしています。
完全にプラスチックではあるのですが、適度な完成度があります。シルバーは メタリックな感じではなく、少し青みがかった感じでした。
そろそろ MDR-EX55SLにも飽きてきましたし、音質も良いので MDR-EX76LPに切り換えても良さそうです。
…と思ったのですが、1つだけ問題がありました。
それはコードが長すぎるというコト。型番の末尾(LP)からも想像できたと思いますが、コード長が 1.2mもあり プラグは L型。胸ポケットに iPod nanoを入れている自分には、ムダに長すぎます。
一応、コードを巻き取るアジャスターが付属しているのですが、あまりスマートではありません。これを付属するくらいなら、最初から短くて 延長コードを付属してくれた方が断然マシ。
最近は、0.5mコードのイヤホンばかりだったのですが、ナゼ突然 1.2mを採用したのでしょうか。
素直に 0.5mコードなら、MDR-EX55SLを超えるイヤホンになっていたと思うのですが…。音質なども向上しているだけに、その点だけが残念でなりません。
あまり無駄なコードがブラブラするのは好きではないので、結局は MDR-EX55SLを使いそうな予感。今後、コードが短いモデルも発売されるコトを祈りたいと思います。
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