岩崎 仁の俺は語りたい！

こんにちは。　新しいイヤホン「MDR-EX55SL」を購入してきた岩崎です。

イヤーピースに採用されていたシリコンゴムを、本体にも採用したというインナーイヤーヘッドホン。
この“シリコンハウジングボディ”により、耳に優しくフィット。快適な装着感と、さらなる重低音を実現するそうです。

1ヵ月ほど前の日記でも紹介していたアイテム。せっかくなので購入してみるコトにしました。

先日も audio-technicaの「ATH-CK51」を購入したばかりですが、あれはカジュアル用に購入したモノ。
やっぱりスーツスタイルで白いコードが出ているのは違和感があるので、ブラックのATH-CK51も購入しようかと検討していました。
ただ、色違いで購入するのは微妙なところ。

そんな時、今回のMDR-EX55SLが発売する頃だったコトを思い出し、昨日ヨドバシカメラで購入してきました。税込 2,480円。
SonyのWebサイトには 10日発売と書かれていますが、こういったアイテムは数日前から発売されているコトが多いです。

予想より固めのボディ

見ためは非常にシンプルなイヤホン。小型サイズの「MDR-EX51LP」に良く似ています。恐らくベースは同じモノでしょう。

セールスポイントである“シリコンハウジングボディ”は、思っていたよりも固め。実際のシリコンカバーは非常に薄いモノで、イヤホン自体は 1mmも潰れませんでした。
かなりフニャフニャしたモノを想像していただけに、ちょっと残念。

ただ、シリコン独自のマット感が、高級ではないものの決して安っぽくもない、ちょうど良いポップ感を演出していると思います。

意外に高音質

さっそく手持ちのATH-CK51と音質を比べてみたのですが、ダントツでMDR-EX55SLの方が良いと感じました。

ATH-CK51はシャカシャカという高音が耳触りで、イコライザなどで高音を抑えるといった工夫が必要です。
それに比べて、MDR-EX55SLは高音が抑えられていて、低音もしっかりと出ています。悪く言ってしまうと少しこもった印象ですが、聴きやすさという点では軍配が上がります。

ずっと Sonyのヘッドホンで音楽を聴いていたという影響もあるとは思いますが、個人的にはMDR-EX55SLの方が好みの音質です。

外れにくくなったイヤーピース

Sonyのインナーイヤーヘッドホンと言えば、イヤーピースが外れやすいという印象。これまでに何度も行方不明になっています。

そこで、MDR-EX55SLにはイヤーピースの取り付け部分の突起が改良されています。これまでは段差があるだけだったのですが、末広がりのような感じになり、外れにくくなりました。

イヤーピースが外れてしまうと使い物にならず、その度に購入しなければなりません。値段も安くはないイヤーピースなので、こういった改良は大きなポイントとなります。

シリコンハウジングボディの隠れた魅力

思っていたよりも固めだったシリコンハウジングボディ。少し残念なところですが、iPodにキズつけにくいという隠れた魅力もありました。

自分はiPodをハダカの状態で持ち歩き、イヤホンと一緒にポケットに放り込んでしまいます。
その時、金属性が目立ったイヤホンだとiPodをキズつけてしまい、なにかと生傷が絶えません。特に新しいiPod nanoは、裏面が鏡面加工になっているので、ますますキズが目立ってしまいます。

その点、MDR-EX55SLなら同時に持ち歩いても安心。フォルムがシリコンで覆われているので、キズが付きにくいのです。

スタンダードなイヤホンとして

手にしてみると、実に普通なデザイン。
小型なボディは妙な主張もせず、余計なアクセントもないシンプルなデザインです。

不思議な形のイヤホンが次々と発売される世の中なので、こういったラインナップが意外と重要。
値段のワリには悪い音質でもありません。

独自のシリコンハウジングボディと、ちょっと風変わりなMDR-EX55SLですが、スタンダードなインナーイヤーを求めている人にもオススメなイヤホンだと思います。

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