こんにちは。 新しいiPodについて考えてみたい岩崎です。
最近、新しいiPodに関するウワサが流れ始めています。安価な iPod touch が登場するとか、iPod nano は大幅な変更があるとか、様々な憶測が流れています。
これらの情報を確認していると、まだまだハードウェアの進化に注目されているように見受けられますが、新iPodの神髄は iTunesにあると予想しています。
iPod は毎年 9月に発表されているので、来月に 何かしらの発表があるコトは容易に判断がつきます。現行の在庫が少なくなってきているといった記事も見受けられました。
2005年9月7日 | iPod nano 1st 発表 |
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2006年9月12日 | iPod nano 2nd 発表 |
2007年9月5日 | iPod nano 3rd 発表 |
問題は、どんな iPod が発表されるのか?という点ですが、そこまでハードウェアの進化は見受けられないと予想しています。*1
現時点でも iPod は十分に完成したプレーヤーだと思いますし、Apple自身も 闇雲にハードウェアを進化させても意味がないコトを承知しているかと思います。
次なる進化は、ハードウェアよりもソフトウェアの方にあると思います。
他サービスとの密着した連携。iTunesで曲を購入して、iPodに転送する…というだけでは終わらない、もっと視野を広げた囲い込み戦略。それらを実現するために、新しい iPodが登場するのではないかと考えています。
- *1
- もちろん、パフォーマンスの一環としてデザインの変更が見られるモデルもあると思います。ただ、本質的な部分に変更はなさそうです。そして、その対象は iPod nano である可能性は高いです。
一般ユーザーから見れば、「そんなに変わらないじゃん」というのが、発表された直後の印象でしょう。
ハードウェアだけを比べれば、そこまでの進化は見受けられないと思います。
そもそも、新サービスが日本では開始されない恐れもあります。
Appleはいつでも World Wide。日本の事情なんて考慮されてません。そうなれば、ますます 新iPodの魅力が無くなってしまいます。
しかし、それでも売れるのが iPod。
Apple好きは無条件で購入するでしょうし、既存のユーザーも購入する可能性が高いです。
特に 1世代の iPod nanoを利用している多くのユーザーは買い換えを検討していると思いますし、旧iPod ユーザーも、そろそろ買い換えたいタイミングだと思います。
こうして、スムーズに対象のハードウェアを浸透させ、違和感なく新サービスへと囲い込んでいくのが Appleの戦略であり、目的だと予想されます。
そして、この囲い込みが成功するかどうかが、来年の Appleを大きく左右するコトでしょう。
1st,2ndでは……。
今度はアプリでの進化ですかね。
うが!コピペしてしまいました。恥ずかしい失敗…。
ご指摘ありがとうございます。さっそく修正しました。
内部のアプリも、前作で完成しましたからねぇ。次なる方向性としては、サービスの進化かなぁ…と。