こんにちは。 Eee PC S101 が気になる岩崎です。
台湾にて先行発売されていた Eee PC。“究極のEee PC” を目指して開発されたそうで、以前から気になっていたモデルでした。ようやく正式発表が行われ、いよいよ国内でも発売されるようです。
今回は、愛用中の Aspire oneなどと比較しながら、Eee PC S101 の魅力を確認したいと思います。
なにかと流行っている Netbook。
岩崎も Aspire one を購入し、実に快適に利用しています。5万円程度で購入したにもかかわらず、予想以上の実用性。購入して大正解のアイテムでした。
早くも 2台目の購入を検討しているワケですが、そんな候補に挙げているのが Eee PC S101 です。
価格は 69,800円。これまでの Eee PC と比べると随分と高価ですが、それもそのハズ。今回の Eee PC は、誕生 1周年を記念する「究極のEee PC」なのです。
一体、なにが “究極”なのか。まずはスペックから確認してみたいと思います。
比較するのは、同じく 10型のワイド液晶を搭載する Eee PC 1000H-Xと、愛用している Aspire one。比較するコトで、細かな違いが見えてきます。
メーカー | Acer | ASUS | ASUS |
---|---|---|---|
型番 | Aspire one AOA150-Bw1 | Eee PC 1000H-X | Eee PC S101 |
売価 | 54,800円 | 59,800円 | 69,800円? |
発売日 | 2008/08/23 | 2008/10/25 | 2008/11/22 |
OS | Windows XP Home Edition SP3 | ||
CPU | Intel Atom N270 (1.6GHz) | ||
チップセット | Intel 945GSE Express | ||
ビデオカード | Intel GMA 950 Graphics Card | ||
メインメモリ (最大) | 1GB (1.5GB) | 1GB (2GB) | 1GB (1GB?) |
スロット | SO-DIMMスロット×1 (使用済) | ||
内蔵ディスク | HDD 160GB | SSD 16GB | |
PCB | 6層基盤 | 8層基盤 | |
液晶 | 8.9型 | 10型 | 10.2型 |
解像度 | WSVGA (1024×600) | ||
LAN | 100BASE-TX/10BASE-T | ||
無線LAN | 802.11b/g | 802.11b/g/n (Draft 2.0) | |
Bluetooth | - | Ver2.0+EDR | |
USBポート | USB 2.0×3 | ||
カード リーダー | SD×1 4-in-1×1 | SDHC×1 | |
Webカメラ | 30万画素 | 130万画素 | 30万画素 |
バッテリー 駆動時間 | 約3時間(3Cell) 約7時間(6Cell) | 約6.9時間(6Cell) | 約4.6時間(3Cell) |
入力装置 | 88キー・日本語キーボード | 86キー・日本語キーボード | |
サイズ | 249×170 ×29mm | 266×191.2 ×28.5-38mm | 264×180.5 ×18-25mm |
重量 | 約1.06kg | 約1.45kg | 約1.06kg |
その他 | - | 省電力機能 | 起動高速化技術 省電力機能 USBマウス付属 |
突起すべき点は 10.2型と Netbookとしては大型の液晶を搭載しているにもかかわらず、約1.06kgにまで抑えられた重量。そして、18~25mmと薄型化されたフォルムです。
マザーボードが 8層基盤となったコトが大きく影響しています。これだけで数千円のコストがかかる為、価格重視の Netbookでは 6層基盤が採用されています。
さらに、「XpressPath」と呼ばれる独自の起動高速化技術が搭載されているようで、起動時間が 20秒以下に短縮されているのだとか。SSDが高速化されているようで、読取速度は 77MB/秒にも及ぶそうです。
静音性や表面温度も配慮されているようで、動作音は 25dBA。パームレストは 高負荷時でも 33度に収まっているようで、優れた放熱効果があるそうです。
バッテリーは 3Cellタイプですが、省電力機能により駆動時間が改善されているようです。
リチウムポリマーが採用されている点もポイント。一般的な Netbookはコスト削減の為に リチウムイオンが採用されています。揮発性が高く可燃性、液漏れの恐れがあるリチウムイオンに対して、有害物質が少なく、寿命が長いのがリチウムポリマー。この辺りの違いからも、Eee PC S101 に対する意気込みが感じられます。
台湾で発表された時は、SSD 16GBの他に、32GBや 64GBのモデルがあったのですが、国内では 16GBのみのラインナップとなるようです。
Microsoftとのライセンスの関係で、16GB以上のモデルは Windows XP ではなく Linuxが採用されています。国内では Linuxモデルが発売されるコトは少ないので、16GBのみとなったようです。
気になる 日本語キーボードのレイアウトも、そこまで不満はありません。
以前 Eee PC を検討した時は、苦手でな配置だったので断念しましたが、Eee PC S101 では問題はなさそうです。
その他にも、ヒンジ部にはスワロフスキーのクリスタルを埋め込み、ヘアライン加工のパームレストを採用するなど 高級感のある仕上がりになっているようです。「高級感」という言葉に弱い岩崎としては、この辺りの仕上げは気になるところ。
付属品などにも力を入れているようで、専用のキャリングケースの他、アダプタ用のポーチや USBマウスまでも付属。ギフトボックスによる外箱なども採用されるそうです。USBマウスなんて不要だから 100円でも安くして欲しいとも思うのですが、これまでの Eee PC とは、明らかに方向性が異なるのは確かです。
国内での発売は、11月22日。どれだけ究極のEee PC なのか、早く確認したいところ。実際に現物を確認しながら、2台目の Netbookとして検討したいと思います。それでは今日はこの辺で…。^-^/~
- at 23:30
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- コメント [2]
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US配列があればなあ。台湾に旅行してついでに買ってくるか。。。(本末転倒)
私は結局,Dell Inspiron Mini9を買いました。16GB,US配列です。変態キーボードも私にとってはあまり違和感がないもので。まあ,この値段ならいろいろ遊べるし文句はないかなという感じです。SSDがもっと大容量化してから次は考えるかも。
でも,だんだん高くなってネットブックの位置づけがよくわからなくなってきますね。
Dell Inspiron Mini 9 を購入されたのですね!
デザインは良いですし、変則的なキーボードといっても US配列なら支障のないレベルですから、ベストな選択かと思います。
スペックが決められている以上、高級化という方向に進むしかないのカモ知れませんね。
それに、S101などは、様々なラインナップを揃える Eee PC だからこそ発売できるモデルだと思います。