新鮮さに欠けるラインナップとなった、auの秋冬モデル。
後ほど発表されるとされていましたが、その新しいなにかが 今回の新機種 Walkman Phone, Xminiのようです。
docomoの premini並に小さな本体に 3.5GBものデータフォルダ。Bluetoothなどワイヤレスで音楽を楽しむ機能も備えています。かなり気になるモデルではあるのですが、発表されたタイミングが微妙。できれば秋冬モデルと一緒に発表して欲しかったと思います。
本体の大きさは 44×75×18~20mmと、auでは珍しいくらいのコンパクトモデル。
こんなにも小さな筐体となると、思い出すのが docomoの preminiシリーズ。初代premini(SO213i)が 39×90×19mmだったので、ほぼ同様の大きさです。
ただ、カメラや外部メモリが非対応。GPSや FeliCa機能さえも非搭載です。
“スーパーコンパクトボディ”と表現しているようですが、初代preminiからイマイチ進化を感じられません。デザイン重視でナビウォークはガマンできるとしても、おサイフケータイが利用できないのは非常に残念です。
発表された直後は「ヤラれたー!」と思ったのですが、これらの機能を多用している自分としては選択できる機種ではありません。今さら FeliCa機能などは手放せませんし、音楽は iPodで聴いているので、秋冬モデルと同時に発表されていたとしても W63CAを選択していたと思います。
どちらかと言えば、新機種よりも「着うたフルプラス」という新サービスがメイン。
最高320Kbpsのビットレートを採用し、従来の 48Kbpsから大幅にアップ。1曲当たりのデータサイズは 10MBオーバーと、かなりの容量になっているようですが、十分な音質で楽しめるようになりました。
なにより、秋冬モデルと一緒に発表されなかったのが残念な点。
年内にはサービスも開始され、Xminiも年内に発売できるなら、一緒に発売しても問題はなかったと思います。
春モデルに続き、秋冬モデルも微妙だっただけに、auの評判はスッカリ落ちてしまいました。「これだけ微妙なモデルを発売し続けておいて、隠し球はこんだけかよ…」というのが正直なところ。だったら、変にもったいぶらずに発表しておいた方が好感を持てました。
音楽系のサービスを充実させたい auとしては、期待の新サービスのようですが、もったいぶるほどの価値が見いだせません。素直に秋冬モデルで発表しておくべきだったと思います。
もし間に合わなかったのだとしたら、春モデルまで取っておいた方が良かった気がします。発表会には倖田來未らも登場したそうですが、ぜんぶ春モデルでやった方が華やかに思えるのですが、そういうワケにはいかなかったのでしょうか。
イマイチ auの戦略に納得できない今日この頃。今に始まったコトではありませんが、近々登場するだろう春モデルへの期待は 薄れるばかりです。
スポルティオがあんなに派手にこけたのに・・・多分売れないと思う。しかし,買う気満々な自分が。。。
> <う>さん
Xminiは、あくまでも「着うたフルプラス」をアピールする為の宣伝塔でしょうね。
実用性よりもインパクト(宣伝効果)が重視され、必要な機能がそぎ落とされているのも納得ができます。
Sportioも、どちらかと言えば「au Smart Sports」を宣言するためのモデルと言えますから、そこまでの売上げは必要ないのカモ知れませんね。
ただ、その戦略がこのご時世に通用するのかどうかが問題です。SoftBankも参入してからというもの、auの戦略の下手さが ますます表に出てきてしまっていますね…。
なんとも中途半端感があるね~。
これなら携帯じゃなくてイイんじゃないかと。
ミュージックプレーヤーに特化したにしては容量少ないし。
「小さくする」と「余計な機能は排除」はイイんだけどちょっとづつズレてる・・・
>はまーさん
かなり中途半端ですよねぇ。
auが こういったセンスを持ち合わせていないので、かなり微妙です。ホント、素直に iPodとか購入した方が良さそうな気がします。
以前はケータイが安かったので、カメラもプレーヤーも、ワンセグも、すべてオトクに購入できるというニーズがありましたが、最近は本体価格が高いですからね。
個別に購入した方が、オトクだし、実用的カモ知れません。